森のかけら | 大五木材


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GE DIGITAL CAMERA   厚みが30㎜の『モザイクボード』の製作を始めた事をご紹介しましたが(以前は厚みが27㎜)、端材の確保にも何とか目途がついたので今後は30㎜にシフトしていくことになりました。とりあえずある程度の在庫をするために、急ぎで製作に入っていますが、工場に投入する前に弊社で行う荒加工の作業もスタッフがすっかり手慣れて、随分と効率よく出来るようになりました。逆に原料が間に合わなくなる事もしばしばで、端材を集めるのに追われる事もあるぐらい・・・。

 

20141022 2このペースが続くと、端材だけでは間に合わなくなるかもしれません。そうなったらそうなったで頭を切り換えていくしかないのですが、当面はまだ何とか端材でいけそうです。その端材ですが、どの木をどれぐらい入れるかという事について、きっちり計算しながら作っているわけではなく、あくまでもその時々の端材状況によるのですが、あまりに偏りが出過ぎても色彩的な面白さがなくなるので、なるべくいろいろな色彩、木柄の異なる木が混じるように全体のバランスは考えています。

 

Exif_JPEG_PICTUREその中でも欠かせないのが赤、黒(濃い茶)、白、黄といったメリハリの強い木なのですが、案外ありそうでなさそうなのが黄色い木。材そのものとしては、ハゼ(黄櫨)ニガキ(苦木)クワ(桑)、キハダ(黄檗)イエローハードウッド、モビンギなどの広葉樹がありますが、うまい具合に適寸の端材があるかどうかが肝心。大きな材を割って使ってしまったのでは本末転倒!あるところにはあるのでしょうが、今までにすっかり使ってしまったので、現在うちには黄色い木の端材が少ないのです。

 

Exif_JPEG_PICTUREしかし黄色の木が入ると、途端にモザイクボードに『やわらかさ』が出てきますので、黄色は大切な要素。製材した直後は鮮やかな黄金色でも、少し時間が経つと色褪せしていく木は多いのですが(チークなども製材直後は驚くほどの金色ですが、悲しいぐらいのスピードで色が変化します)、少しでも『黄色』を持続させれる木を求めて倉庫内を物色中。倉庫の端材が片付く~と喜々としてモザイクボードを作り始めた頃、まさかこれほど端材に振り回される日が来ようとは想像だにしておりませんでした・・・!




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