森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

20150124 1本日は愛媛県生涯学習センターで、今年度2度目の講師(ふるさとの森林講座を務めさせていただきました。2日間で延べ4時間の講義時間を与えていただきましたので、さすがに今までのようにあれもこれも詰め込んで、行き当たりバッタリの2時間全力疾走という得意のコースが使えない事になり、珍しく講義内容を組み立てる事にしました。久しぶりだと木の名前や人の名前などど忘れする事も多いのでしっかり下準備しておかないと。

 

20150124 5今まではザックリ骨格だけ作っておいて、後は当日の雰囲気や反応を見ながら、盛り上がりそうなネタをつまみ食いしていくという行き当たりばったりの無計画なものでしたが、時間が長くなるとさうがに短距離走のように勢いだけでは最後まで持ちません。一応前後のつながりも考えて2日間分の構成まで考えてみたのですが、早速1回目の講義で破綻!2回目の分まで少し食ってしまいましたので、慌てて軌道修正。何とか間に合いました。

 

20150114 3この生涯学習センターの講座はいろいろなジャンルがあって、登録さえしておけば自由にどれでも参加できるのですが(各講座最大60名まで)、生涯学習というだけあってご熱心な受講者の方が多くて、私のような者の話にも毎年足を運んでいただく奇特な方もいらっしゃいます。なのであまり毎年毎年同じ内容ばかりでも申し訳ないと思い、今回は『誕生木の話』と『漢字で表す木の名前』、『森の5かけら』という構成に。

 

20150124 4 それぞれの木の名前の由来や特徴を聞いていただき、それらを5つ集めた『森の5かけら』のテーマを考えていただくというものです。例えば、カゴノキ、ゼブラウッド、ネズコ、モンキーポッド、バッコウヤナギの5つの樹から連想するキーワードとは?というものですが、ただのクイズというだけでなく、木が暮らしや身近なところでどれぐらい密接に関わり合っていたかという事を再認識していただきたいという思いもあります。

 

20150124 2上記の5かけらのテーマは、『動物の5かけら』なのですが、最後のバッコウヤナギが動物とどう繋がるかというところがミソで、そこに木の名前の由来の面白さを読み取っていただければ我が意を得たりというものです。いざテーマに関連づけようと考えると結構悩むのですがその作業は、少し前の我々の暮らしはなんと多くの木のモノに囲まれた豊かなものであったかということをつくづく思い知らされるのです。今を生きる我々としてはそれを決して過去のものにしてしまってはならないと思うのです。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
Scroll Up