森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

今日も『森のかおり20(仮称』についての話です。香りも240種集めたいところではあるのですが、どの木にもイチョウクスノキカヤのような癖の強い個性的な匂いがあるというわけではありません。無臭のようでもそれなりに匂いはあるのでしょうが、ドンドン揮発もしていくこともあり、ほとんど差が分からないような木も多々あります。それがある程度大きな板であったり、製材した直後であればまだ匂いもあるのですが、よく乾燥してしまっていると違いが感じられません。

 

また、ある程度の量がないと匂いも感じにくいので、そうなると「かけら」程度の大きさの容器に入れたぐらいでは微妙な差が分からない。すると大きな容器で揃える必要があるのですが、240個もネギパックを並べるとなると想像しただけでも怖い!それで、かなり匂いに個性のある代表選手を国内と国外から10種ずつ選抜することにしました。10種✕2セットに深い意味はないのですが、はっきり匂いが識別出来る木で、手に入りやすいものということでまずは20種にしました。

 

森のかけら】も最近は学校教材で使っていただくケースが増えて、それで匂いを識別されているケースも多いのですが、植物性オイルを塗っていることと、みんなが触りまくるので次第に匂いが薄くなってしまいます。表面をサンドペーパーでひと削りもすれば、また匂いは復活するものの、さすがに「かけら」を削る猛者はいないでしょう。なので、削り直して匂いを感じられるように『夢のかけら』をサブで購入されるケースもあるようですが、もっと匂いに特化したモノがあれば。

 

20160907-4そういう思いもあって匂いの商品化を考えていました。なのでもし反響があるようであれば、種類ももう少し増やしてもいいかなと考えたりもしています。更に、ちょっと粗目のプレーナー屑か、ほとんど粉のサンダー屑(粉)のどちらかを選べるようにするとか、パックの中にそれぞれのかけらを1個入れるとか、妄想が走り出しています。いよいよ「香りを解禁」する日が近づいてまいりました。うまくいけば10月中には試験的に『森のかおり20(仮称』を販売するつもりです!




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
Scroll Up