当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。
事務所の裏に植えている1本の栗の木に実がついていると思っていてから数日後のこと、木の幹もとに幾つかのクリが落ちていました。植えてからまだ5、6年ぐらいのものですから、枝先がようやく私の背丈を越えるぐらいの小さな木ですが、それでも20個近い実がついていました。ただし食べれるサイズのものは6~7個で、家族5人のお腹を満たすにはまだまだですが、それでも子供たちは大喜びで、庭からの得た小さなめぐみを大切そうに分け合って食しておりました。
|
|
クリを使った新商品の構想もあるのですが、今はまだ言えません。クリは枕木だけでなく、家の土台に始まり、床材や格子や見切りなど装飾材としても用途が多いのですが、日本だけでなく北半球の温帯にはおよそ12の種があり、世界各地で食材として広く利用されています。しかし、材としての海外のクリの話をあまり聞かないのは、クリの木が育つ環境ではオークもよく育つことから、クリよりもむしろオークを植えて、用材として利用しているのだという説もあるようです。
|
|
|
キリスト教では、善良さや貞節のシンボルとされるクリですが、もっぱら食材として恩恵を享受しているのでしょうか。たまたま弊社には、旧ソビエト連邦の構成国のひとつで、西アジアの北端、南コーカサス地方に位置する共和制国家・グルジア産のクリの板が数枚あります。たまたま見つけたのでは仕入れたのですが、日本のクリに比べると随分スマートな印象があります。このクリも、かつてはグルジアの人々に美味しいめぐみを与えていたのでしょうかなどと妄想してみたり・・・ |