森のかけら | 大五木材


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20110319 ふなや・詠風亭の足湯①昨日の道後でのイベントの際は、予定より少し早めに会場に入ったので、急いでブースを設営してちょっこし道後を散策に出掛けました。道後温泉の『湯玉ハガキ』など、道後でのお仕事も結構増えて、頻繁に来てはいるのですが、ほとんどが駐車場と目的場所の往復なので、道後の街を撮るアングルもいつも同じものばかり。こういうタイミングを待ちかねていました。とはいえ、自由になるのは10分程度。時間が無いのであれこれ行くわけにもいかないので、ダッシュで道後の街へ!その際にホテルのエントランスに飾ってあったのがこちらのミカンのオブジェ。何もプレートも無かったのでホテルで作られたのかどうかも不明ですが、なかなかの力作!私も『ミカンの木』を使った商品を以前から考えて試作しているのですが、未だ決めてがありません。こういうモノを見ると触発されます。

 

 

20110319 ふなや・詠風亭の足湯②さて、限られた時間で向かった先は、道後の老舗旅館『ふなや』さんの詠風庭(えいふうてい)。『ふなや』さんは、道後公園に隣接し、創業380年の歴史を持つ道後有数の老舗で、天皇・皇后陛下をはじめ、皇族の方々も泊まられる格式ある旅館なのです。昔、母がまだ元気だった頃、記念日に両親がこちらに泊まった事がありました。家族も集まって、その時初めて客室に入らせていただきましたが、華美に走らず押さえの効いた、上品で落ち着いた佇まいはさすがの風格がありました。

 

20110319 ふなや・詠風亭の足湯③そして、中央に渓流も流れる1500坪の日本庭園・詠風庭は、正面玄関の門が道路に面していて、営業時間内であれば、一般の人も開放されていて中に入る事が出来るのです。その向かいには、愛媛の誇る文豪・正岡子規子規記念博物館があります。こちらの庭園は、かつて松山中学校に赴任した夏目漱石や、子規がよく訪れたという由緒ある場所で、昔は花月亭と呼ばれていたそうです。いつ来てみてもゴミどころか落ち葉ひとつ落ちてないほど手入れが行き届いています。

 

20110319 ふなや・詠風亭の足湯④この前を通ると、よく挙式の撮影なども行われています。その詠風庭の一角に、いい雰囲気の足湯があります。道後の温泉街のホテルや旅館には、宿泊客以外も気楽に楽しめる足湯が設けられていますが、こういうロケーションの中だと一層風情が増します。一度に多くの方が利用できる円形型の足湯は多いのですが、こちらの足湯は腰掛ける座面に木を採用いただきました。ご縁があって、3年ほど前に納材させていただいたのですが、その木は中南米原産の『セドロ/CEDORO』です。詳しくは明日。




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