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昨日の台湾に続いて海外ネタでもうひとつ。今年の2月に松山市内にオープンしたイタリア料理店『IL Banco(イルバンコ)』さんを手掛けられた手掛けられたグローブコンペティションの山田徹さん、もうひとつの顔(まだまだ他にも多彩な顔をお持ちですが・・・)はモータースポーツ競技の主催者。生憎私が車というものにほとんど興味がなくて疎いので、カーマニアや方などにはもどかしいと思います。ご興味のある方は山田さんのブログなどからその全容を探っていただきたいのですが。 |
さてそんな車に疎い私ですが、木にちなんだものであれば大歓迎!今回その山田さんからモモンゴルラリーで入賞者に授与される表彰楯を木で作ってほしいとのありがたいご注文をいただきました。ラリーにはいろいろな部門があるらしく、表彰楯の数も結構なもの。しかも薄~い木では無く肉厚のしっかりしたものを、という事でしたので私も調子に乗ってまな板ぐらい厚めのものでも揃いますよと言ったらそのまま採用~。という事で、国産のクリを使った木取りさせていただく事に。 |
広葉樹には『導管』といって水分の通路となる円筒形の細胞があるのですが、その配列によって大きく3つのグループに分類されます。樹齢に沿って環状に並んでいる『 環孔材 』(かんこうざい)、ケヤキなど。道管の配列が不規則な『散孔材 』(さんこうざい)、サクラなど。導管は中心から放射状に並んでいる『 放射孔材 』(ほうしゃこうざい)、カシなど。その中でクリは環孔材にあたり、触ると分かりますが環孔材のような滑らかさはありません。 |
最終的にはレーザーで文字を彫るという事でしたので少し心配もありましたが、それでもあえてクリをご提案させていただいたのは、丁度適した材があったという事以上に、誰にも理解されずとも、モンゴルから遠く離れた日本で車に疎い材木屋なりに考えた事・・・クリの木言葉は『公平』!縄文時代より日本人と深く繋がり、枕木などに使われ風雪に耐えるクリこそが、過酷で危険なモンゴル砂漠のラリーに挑んだチャレンジスピリットを讃える表彰楯に相応しい木である。参加した誰もが勝者であり仲間であるとの、思いを込めて! |
愛媛のオモシロイものを紹介しつつ、台湾と愛媛の架け橋的役割を日々精力的に活動されている『168 PLACE』さんが、「168 PLACE」を中心(台北市敦化北路222巷27號1樓)としたコミュニティーペーパー「168 STYLE」を創刊されました。その記念すべき創刊号には、併せてオープンされる『168CAFE 』の記事と並んで、弊社の『誕生木ストラップ』や『誕生木のこだま』などの商品がドドーンと大きくこれでもかと掲載されているではありませんか〜!!ありがたい事です!!
中国語は読めませんが、中国語に訳された商品の特徴が漢字から伝わってきてオモシロイ。更にこれを日本語に訳すると、当初こちらが意図して書いた意味とどれぐらい変わっているのか知りたいところです。商品紹介ですからそれほど乖離していないと思うのですが、このブログとかだったら中国語に訳して、どれぐらい本意が伝わるものか(文化的な背景やライフスタイルなどは別としても)興味があるところです。日本の漫画が普通に受け入れられているのでほぼ伝わるのかも?
『森のかけら世界征服計画』実行のためには、まずは木の事、木のモノを信じられないほど好きにさせるというのが大前提で、その第一歩として日々の小さな『洗脳』が欠かせないのです。身の回りにある木で出来た生活日用品、なぜそれがOOという樹で作られているのか、その樹の名前ってどうしてこんな変な名前なのか、そんな何気ない小さなきっかけが木の事が気になって仕方なくなってしまう足掛かり。このブログはそうやって木への興味を抱いていただくための種蒔き作戦なのです。
という事で、是非ブログの中国語訳もお願いしたいところです。世界にはきっと驚くような規格外の木フェチがまだまだ潜んでいるはずですから。ところで話をカフェに戻しますと、『168CAFE 』さんではオープニングはコーヒー1杯10元のキャンペーンをされましたが、お客さんの反応も上々だったそうで、現在は通常営業に戻されて、ハンドドリップで淹れる仙台のスペシャリティーコーヒー「伊達の琥珀」や、愛媛の「べにふうき茶」などもラインナップしています!
オープニングキャンペーの際には、我らが松本眞司総経理も自ら前掛けを付けられて、松本幸四郎張りのギャルソン姿でお客さんの呼び込みとチラシ配り。素晴らしい心がけでございます!この姿を見ていて、私も遠く日本からメッセージを送るだけでは申し訳ないと奮起!少しでも身近な所で木のモノに触れていただくためのモノを幸四郎さん、いや松本さんと作戦会議中。うまく仕上がれば改めてご披露させていただきます。台湾の皆様、夏は『168CAFE』でギャルソンにサインをもらおう~!!
愛媛のオモシロイものを紹介し台湾と愛媛の架け橋的役割をされている『168 PLACE』さんから、【森のかけら】が届きましたとのご連絡がありました。昨年末に『168 PLACE』さんがオープン時には、『森のしるし』や『森のこだま』、『誕生木ストラップ』など小物部隊が先兵として出動致しましたが、このたび晴れて大物【森のかけら・日本の100】が無事に台湾に届いたようです。台湾の方に日本の森林の多様性を知っていただくために日本の100種を厳選しました。
私はまだ台湾に行った事がないので、情報としてしか知らないのですが台湾にもオモシロイ木が沢山あるようで、本当は台湾の木も幾つか【世界の100】に加えようと思っていたのですが、木の詳しい情報が入らないという事、また台湾の木を日本語で解説した文献やサイトにも出会えなかった事、そして何よりも材の供給が単発的になってしまうのではという供給の不安があったので最終的には、『台湾ヒノキ』に台湾代表の責を負っていただく事にしました。
台湾は明治時代末期より銘木の産地として知られ、特に良質材が出材される阿里山には、木材を搬出するための阿里山鉄道が敷設されたほどで、その歴史も古いのですが、それは同時に台湾の貴重な巨木を乱伐採してしまうという悲しい歴史でもあります。巨木を伐ったせめてものつぐないとして、端材を活かす事は出来ないだろうかとも考えたのですが、当時私にはか細い台湾ルートしかなかったためその願いは叶いませんでしたが、今こうして繋がりができたのも不思議なご縁。
弊社の商品たちも中国語に翻訳していただきましたので、これを機に台湾でも『かけら』を集めたくて集めたくて仕方がなんくなる『かけらコンプリート症候群』が蔓延するのを期待しているところです。国が違おうとも言葉が違おうともフェチズムに国境なし!木材がそれぞれの国でどういう存在であったかたいう背景はあるでしょうが、そんな理屈抜きに単純に「見てみたい、触ってみたい」という欲求は万国共通です。神聖のかけらフェチの登場を首を長くして待っております!
プレオープンの際にもご紹介させていただきましたが、台湾で「魔法網際股份有限公司(Magicalsite Taiwan Inc.)」さんのお店「168 PLACE(いろはプレイス)」が満を持して本日正式オープン!。現地のお天気は雨模様という事でしたが、オープニングセレモニーなどの式典には、沢山の招待客の皆さんや台湾の新聞社や雑誌社などのメディアも取材に来られて、賑やかな初日となったそうです。私はそのお店はおろか台湾にもまだ行った事がないのですが、松山からの直行便で台湾までわずか3時間距離でのあります。
いずれお店にも伺わせていただきたいと思っています。「168 PLACE(いろはプレイス)」さんでは、いろいろな愛媛の商品を販売されていますが、この店のコンセプトはいかにモノを沢山売るかということではなく、台湾と日本の架け橋となることが基本理念です。台湾と日本の相互理解と交流を深める拠点としてのコミュニケーションスペースという位置づけです。その中で、愛媛のものづくりの文化の紹介や商品の販売もしていただくわけですが、弊社のような零細企業にとっては、世界への開かれた貴重な窓です。
今後も店舗内でカフェや日本の観光情報センター、台湾在住の方向けの台湾生活サポートセンターなどいろいろな企画が準備中という事です。弊社からは、『森のしるし』や『誕生木ストラップ』、『森のこだま』などの端材を活用したオリジナル商品を展示してしていただいております。こういうご縁があってつくづく思う事は、【森のかけら】を作っておいて本当によかったあなという事。あの時動いていなかったら今もきっと自社のオリジナル商品なんて何も無くて、こういう機会にも巡り合えなかったはず。
自分でコンセプトから考え、物語を組み立てながら商品開発をしていくというのがこんなに面白いものだと気づくのに随分遠回りしたかもしれませんが、その長かった遠回りも今では商品開発の血となり肉となっているように思えて、無駄だったとは思えません。端材同様に、自分が過ごした時間や経験も無駄にしてしまってはモッタイナイ!外国の方向けの商品を、などと一時期道を踏み外しそうになりかけましたが、日本人による日本のものづくりの軸をぶらさず台湾の木フェチにも届く商品を作っていきたいと思っています。
※「168 PLACE(いろはプレイス)」さんの営業時間は午前10時〜午後6時で、土日祝日はお休みです。
愛媛県松山市と台湾の台北市松山との架け橋としてご活躍中の「株式会社マジカルサイト」さんが、このたび台湾でショップを出される事になり、現地法人の「魔法網際股份有限公司(Magicalsite Taiwan Inc.)」さんが今月の11日に台北市の松山にて店舗をプレオープンされました。正式なオープンは12月4日の予定です。お店の名前は「168 PLACE(いろはプレイス)」。ご縁があって弊社の商品も168 PLACEで展示、販売していただくことになり、いち早く海を渡り店内に並べていただいております。
店名の『168 PLACE』の168という数字は、台湾では非常に縁起のいい組み合わせだとされているそうです。中国語では「一路發」と同じ発音となり(成功への一本道の意味)、万事順調に運びもっとお金持ちになるという意味から、幸運を招くラッキーナンバーとして親しまれ、ビジネスの世界でも広く使われているそうです。また、日本においても「いろは」順の頭の三文字という事から、物事の始まりを意味しており、どちらの国から見ても好まれる運の開けそうな数字が店名の由来です。
そういう意味で風水的な裏打ちもあるのですが、生活スタイルや習慣、文化の異なる異国での商売ゆえ何が起こるか分かりませんから油断大敵。ただ台湾には親日家の方が非常に多くて、前回駅の構内で試験的に愛媛産商品の販売をした時も、お客さんの方から日本語で話しかけて来られたり、日本のものづくりにとても興味を示していただきほとんどの商品が完売した事などから考えると、単なる物産店にせずに、ものづくりに背景までしっかり伝える手法を取れば勝算はあるようです。
マジカルサイトの松本さんや坂本さんにお話した、『マニアックだが、100人のうち1人の琴線に触れるようなものづくり』という弊社の考え方に共感していただき、『森のしるし』や『誕生木ストラップ』『森のこだま』などの商品を取り扱っていただくようになりました。台湾ではひとにモノを贈る習慣や記念日を大切にする文化があるのですが、そこに『商品の背景に物語性のある木のモノ』があまり無いという事で、とりあえずこれらの商品がわが社の先兵として選ばれました。
いずれ『森のりんご』や『モザイクボード』そして本命の【森のかけら】なども送り込んで、最終的には『森のかけら・台湾店』として乗っ取るというのが私の野望(笑)!100人の中でたったひとりでもいいから心を震わせるほどに魂に届けられるもの、それは分母が大きくなる事で届けられるひとの数も増えていきます。しかしそれは「作る人」と「伝える人」が同じ熱量を持ち得てこそ叶う事。巡り合えたその幸運、今活かさずにいつ活かす!!さあ、168 PLACE劇場の開演~!!
店名:168 PLACE(いろはプレイス)
場所:台北市松山區敦化北路222巷27號
※MRT中山國中駅から徒歩約5分、台北松山空港から徒歩約10分
※Googleマップ:http://goo.gl/maps/DKftB 営業時間:10:00〜18:00 定休日:土日祝日+旧正月など当社の定める日 電話:02-2717-7720
WEBサイト:http://168place.jp/(準備中)
関連サイト:https://shop.coolmatsuyama.com/
森林將帶來「無限的可能性」
送禮自用兩相宜的木製品
森林將帶來「無限的可能性」
秉持著經營木材行的好奇心,「我要看遍、摸遍全世界的木種」。
想著「不能浪費任何一點木材」,開發出「森林的碎片」商品。
樹木不是爲了人類而生。
儘管如此,上天讓人類得以被綠意圍繞。我們以為,妥善使用各種木材,是感謝木材爲人類奉獻最好的表現。大五木材願發揮所長,充分發揮各種木材的特性,讓更多人認識木材之美,不願丟棄任何木材。越是認識木材,越深感木材世界之奧妙。
將木材轉換為商品,是認識木材之第一步。
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