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それから小遣いをはたいて、『火の鳥』を買い漁りむさぼるように読みまくりました。今の私の世界観の根幹は『火の鳥』によって形成されたといっても過言ではありません。人は死んだらどうなるのか、命の果てはどこにあるのか、突き詰めて考えれば考えるほどに怖くなり、死や老いの恐怖を強く感じました。今でも時々『火の鳥』は読み返したりしますが、あれから30余年経ってみてもまったく色褪せる事のない死生観・宇宙観には改めて神様の凄みを感じずにはいられません。
その火の鳥(鳳凰)が止まる木が桐。桐は鳳凰が止まる神聖な木とされてきました。桐に鳳凰の図柄は古来より好んで使われた格式のあるデザインです。桐紋は皇室の副紋とされる格式の高い紋章であり、永遠の命を生きるという鳳凰と合わせて、縁起のよい組み合わせとされています。桐が燃えにくいとされるのは、表面が炭化層となって断熱材のような役割を果たして内部まで燃えるには時間がかかるという事ですが、鳳凰が止まる木だから燃えにくくなったのかも・・・。
幕末期の青春群像を描いた『陽だまりの樹』という作品もありますが、タイトルや内容に樹や森などを取り入れた作品が多数存在します。その観察眼はそれぞれの木の物語にも鋭く切り込み、感動的なドラマを生み出しています。ただの木としてではなく、樹種までしっかり明記した作品が多いので、いずれ『今日のかけら』などでご紹介させていただきます。売店でも子供達に漫画を買ってやりましたが、自分がそうであったようにそれぞれの年代で感じ取るものはあると思います。
閉館時間ギリギリまで神様の軌跡を堪能して家路に着きました。今までに神様のゆかりの地・宝塚にある『手塚治虫記念館』にはもう何度行ったかも分かりませんし、京都に出張の際にはJR京都駅ビルの「京都手塚治虫ワールド」にも必ず立ち寄っていました(2011年1月に閉館となってしまいました)が、久し振りに神様の足跡に触れることが出来て大満足です。弊社2階のショールームには、結婚して間もない頃に購入した鉄腕アトムがいつでも希望の未来に向かって飛んでいます。
先日の休日の夕方遅く、それぞれの部活で時間の都合がつきにくい3人のこどもたちの調整がどうにかついたので、閉館時間が迫るなか大急ぎで向かったのが、愛媛県美術館で開催中の『手塚治虫展』。今月末までの開催ですが、家族の時間が揃う休日を考えればこれがラストチャンス。子供達が大きくなるに連れて、家族一同でどこかに出かけるタイミングがドンドン難しくなっていきますが、それも成長の証でしょうか。みんなで一緒に動けるうちに行ける所には行っておかねば。
漫画の神様・手塚治虫先生がお亡くなりになってもう20数年が経ちました。我々の世代は、子供の頃からリアルタイムでその漫画に親しんできておりますが、今の子どもたちにも鉄腕アトムやブラック・ジャックはじめ多くのキャラクターが認知されており、その息の長さにはただただ恐れ入るばかりです。人は二度死ぬと言われていますが、一度は肉体が滅ぶ事。そして2度目の死は、その存在が皆の記憶から忘れ去られた時。そう考えると、手塚漫画は永遠の命を生きているのかもしれません。
私は中学時代にある大人の方から『火の鳥』のハードカバーをプレゼントされました。たしか『鳳凰篇』と『黎明篇』だったと思います。それまでも手塚先生の漫画は、鉄腕アトムやジャングル大帝、リボンの騎士、ブラック・ジャックなどを通じてよく知っていましたが、成人漫画としての手塚作品に出会った瞬間でした。『火の鳥』に関しては今さら説明の必要もないでしょうが、亡くなる寸前まで手塚先生がライフワークとして書き続けた、壮大なスケールの生命の本質を描いた物語です。
OO篇と名付けられた多くのバリエーションがあるのですが、古代から現代、未来まで、時空を超えて登場するキャラクターたちが「永遠の命・火の鳥」の生き血を追い求めて苦悩します。時代も場所にかけ離れているのですが、キャラクターたちの思想や運命は連綿とつながっていて、それぞれが完結した話になっていますが、どこから読んでも話はつながる仕組みになっています。中学生の私は、その圧倒的な世界観と死生観に魅了され、すっかり火の鳥の虜になってしまいました。この話、明日に続きます・・・
本日は、今回で3年目となる生涯学習センターでの『コミュニティ・カレッジ ふるさとの森林講座』の講師を務めさせていただきました。毎年、分不相応な「講師」という役回りには恐縮するのですが、これからの材木屋は「どれだけ喋れるか」、「どれだけメッセージを伝えられるか」だと考えていますので、与えられていた機会は貪欲に活かさねばなりません。黙っていても木の嫌いな人はいないんだからでは、他人の畑にその芽は生えるばかり。我が畑を耕さねばいつまで経っても収穫は出来ません。
今回はおよそ30名弱の社会人の皆さんがご参加いただきました。愛媛木材青年協議会に在籍していた当時は、『どうぞのいす』を配りに行った関係で小学校での出前授業もよくさせていただいていましたが、卒業後は子ども対象の木の授業は減り、大人の方相手にお話をさせていただく機会が増えました。子ども相手にお話がスムーズに出来る年齢というものもあると思います。私の場合その目安となるのが、自分の子供の年齢。下の双子が来年小学6年となる私、そろそろ転機かも・・・。
先週の日曜日に『イヨココロザシ大学』さんで喋らせていただいたお陰で、講義感が少し戻ってきましたので、今回の大人の木講座は、前回の話を膨らませて追加写真も沢山加えたニューバージョンで臨ませていただきました。数年前からパソコンを使い始めたので、大荷物や紙の印刷物を大量に用意して行く事もなくなりましたので、それだけでも随分楽になりました。毎回同じような話で参加者の方には申し訳ないですが、こちらとしては繰り返しの中でようやく話の骨格が整ってきました。
昔はその場の雰囲気勝負という行き当たりばったりの構成でしたが、最近は真面目にレジュメもどきも作るようになって、今回は珍しくほぼ予定通りに時間ギリギリですべての予定項目を喋り切る事が出来ました。ただ、あまり脱線とかが無い予定調和だと「笑い」が起きないので不安になります。一介の材木屋の親父の話ですから、少々は「くずぐり」も必要かとついつい要らぬ過剰なサービス精神がアダとなってしまうのです。しかし今回はそれも封印して、何とか最後まで予定を敢行!
毎回の事ですが想定時間で収める構成にするという計画性の重要性を痛感します。今年に入って、仕事についても日々の営業目標をしっかり数値化して社員と共有しているのですが、人間目標が具体的に見えてくると不思議とまとまりや力が湧きあがってくるものです。もうそろそろ「だらだら本能で動く、喋る」から、「考えて計画的に行動する、喋る」大人に脱皮する頃なのでしょうが(遅すぎですが)、それだと私らしくないと煽る悪友がいて・・・。
木にはいろいろな役割があって、材として住宅や家具材に適したもの、鳥や虫たちに終の棲家を与えるもの、水分を蓄え肥沃な大地を作るもの、美しい花を咲かせて目を楽しませてくれるもの。決して木は人間のためだけに生まれてきたわけではありません。同じ星に生きる仲間として、 恵みを分けていただくという気持ちがあれば、端材といえども粗末などにはできないはず。経済価値は置いといて、『生命価値』としては世界の銘木チークも、杉もまったく同等の価値あり。
それぞれに大切な役割を持った小さな木の集合体が森なんだと、それを理解していただくためにも【森のかけら】はバラ売りをしません。大きな100個の森か、小さい36個の森。決してのその樹種は欲しくはないかもしれないけれど、そんな木も含めることで他の個性が際立ったり、バランスが取れたりするものです。どうしても大きな木を育てるスペースの無い方には、5つのエピソードがつながった『森の5かけら』があります!1本の木が立っていてもそれを『森』とは呼びません。これは【森のかけら】です。
多様性とは、互いの特性を見出し尊重し合う事だと思います。かつてケネディ大統領は大学の演説で言った感動的な言葉が大好きです。「互いに相違点があることは認めよう。たとえ今すぐ相違点を克服できないにしても、少なくとも多様性を認められるような世界を作る努力はできるはずだ。」森の多様性を理解し、その恵みを適材適所に活用させてただく事で森はもと豊かで健全で楽しいものになっていくはず。人の社会も同様に、世の中のいろいろを知ることで世界は広がります。
誰でも先生、誰でも生徒、多様性を知り理解し合う、その考え方こそが多様性を認める社会づくりです。その旗振り役として、今後いよココロザシ大学さんの活動にますます期待をしています!スタッフの内藤正人さん㊨、二宮那弥さん㊧には大変お世話になりました。暴走する予定が、久しぶりの授業で勘が鈍り気がつけば暴走する間も無く時間オーバーとなってしまいました!ある意味で期待を裏切ってしまい申し訳ありません・・・。次回は、『材木屋の倉庫探検隊授業』でお会いしましょう~!
本日は、いよココロザシ大学さんで木の授業(『ちょっと気になる木のはなし』)をさせていただきました。前回はブルーマーブルさんを教室にさせていただきましたが、今回は弊社二階のホームグランドでの開催。五感で楽しめる木の特性を体感していただくためには、耳と口だけではなく、手や鼻も使っていただきたいので、それなりの「教材」を用意持参しなければなりません。ホームであれば、常に至る所に「教材」を配してありますのでその点は楽なのですが、慣れたマウンドだとついつい暴走衝動が・・・。
さて、いよココロザシ大学の授業としては、今回が2度目の講師を担当させていただきます。以前ご紹介したように、今回のテーマは「生物多様性」。世界中のいろいろな木から生まれた【森のかけら】の生みの親としては、まさにうってつけのテーマ!子どもさんも含めて16名の方が受講していただきました。松山市内だけではなく、西条市や徳島県からのご参加もありました!大学に登録されている方は数百人いらっしゃるそうですが、今回は初受講の方が多く、尚更講師としても身が引き締まる思いです。
これで印象が悪いと、別の授業への参加意欲も削いでしまいかねません。少しでも盛り上げて、このいよココロザシ大学の輪を広げ、つないでいくのも、授業をさせていただく者の使命。いつもの講義用のネタに少し手を加えて約2時間の駆け足授業。実は数ヶ月ぶりの授業でしたので、失念している言葉が幾つかあったり、順番が前後したりと冷や汗の場面もありましたが、受講された皆さんが大人の対応をしていただき何とか事なきを得(たつもりで)講義終了。
何度授業をさせていただいても進歩がありませんが、最低「世の中にはこんなに木の大好きなおっさんが居る」という印象だけは残せたかと思います。それもある意味、生物多様性?!授業でも少しだけ触れたのですが、世界中から木を集めた【森のかけら】は総勢240種(プレミアを加えると270種)。その中で一般の方が普段目にする「材」は10数種類。好きなものを選んでいいと言えば、名の通ったメジャーで身近にある木を選ぶのは当然の心理です。しかし、今の森を不健全にしているのはその「視点」。明日に続く・・・
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