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「類はとも呼ぶ」と言いますが、こちらは「類は種類を呼ぶ(呼び合う)」。100種類の南米の木がキューブ状になって木製ケースに収められたこの商品、弊社の新しい商品ではありません。これは南米ペルーのリマで作られているもので、製作しているのはディビッド(David)なる人物。商品名は、『Xiloteca Coleccion de Maderas』。Xilotecaというのは会社名で、翻訳すると「キシロテカのウッドコレクション」ということになります。まさに南米版【森のかけら】!!
デイビットとは、先日このブログでご登場いただいた『森のかけらコンプリーター』でもあるタイ在住の山東智紀さんから、ペルーで同じような物を作っている人がいるということで、ご紹介していただきフェイスブック上で知り合いになりました。そこからはデイビットとお互いが翻訳機能を使いながら、スペイン語と日本語で片言のやり取り。果たして真意が伝わっているのかどうかかなり不安もありましたが(まあ、それは向こうも同じこと)かけらを作る人間に悪人はいない!
松山からリマまでおよそ16,093㎞。そんなところでも、同じ形のモノが100種類ぐらい集まったらとんでもなく面白いと思って作っている人間がいるってことが嬉しい~!それはデイビットも同じだったようで、そこからは互いの商品の写真の見せ合いっこが延々と繰り広げられました。デイビットもかなりの負けず嫌いのようです(笑)。残念ながら私の貧しい言語力では皮肉な言い回しも最大級の賛辞も伝わりそうになく、どこまでかけらイズムを共有出来ているか疑問です。
それでもこんな裳のを作ってしまう木フェチ(種類フェチ)同士なので、根っこの部分は分かり合えて、お互いに呆れあっていると思うのです。ちなみにこちらがデイビットが送ってきてくれた本人と思わしき写真。恐らく私よりは若くてイケメンのように思えるのですが、いずれにしてもこんなモノを作っている人間なのでまとなではないはず!ここまで書いて、この話もしかして過去に書いたかもと不安になったので、ブログを検索したのですが自分でも分からない(!)ので続けます。
今のところ私の夢はこの【ペルーの南米のかけら100】(私が勝手に命名)を購入して、【森のかけら】と見比べること。そしてデイビットにも【森のかけら】を購入してもらいしっかりと価値を互いで共有して、その後は日本とペルーで関連商品、いやモッタイナイ精神の血を分けた兄弟商品として世界中で販売することなのです!そして最終的には、かけらが世界を制圧し、強大無敵のなるかけら帝国を世界中に築き上げるのだ~!!デイビットもきっとそう思っているはず・・・
『大五木材社外ショールーム』とも呼ばれるお弁当作家・尾原聖名(みな)さんの自宅に少し前から、タイからの留学女子高生が滞在中。折角なので日本の風物詩を楽しんでもらうおうということで、夏のマストアイテム「そうめん流し」をする事になり、我が家にもお声がかかり私と娘がお邪魔しました。食に対して研究熱心な聖名さんは、最近では上棟時のお祝いのお弁当分野にも進出~!大工さんの知り合いも多くて、当日も大工さんにそうめん流し台を製作してもらっていました。
こういうちょっとしたモノを簡単にパパッと作ってしまう姿には男でも惚れ惚れします。女子なんか特にそうでしょう。大工さんと近いところで仕事をしている関係で、なぜか小器用に思われることが多く、家内や子供たちから日曜大工で作り物を頼まれたり、一般の方がやって来られてちょことしたものを作ってくれ(これぐらいのものならプロだから簡単に作れるでしょう的に)と頼まれることがありますが、近くで仕事をしているからといって、その技術が身についているわけでは無い。
なのでいつも残念な結果に終わってしまうことが多いのです。それでも少しはその期待に応えねばと、仕事の段取りとか作り方を観察するようにしているのですが、当日は流れてくるそうめんを捉えるのに必死で目が届かず。タイガールも不慣れなそうめんに多少の戸惑いはあったものの、楽しみながら上手に流していました。聖名さんのところの小学生の娘さんともなかなか息のあったいいコンビぶりを披露。ここにいると、これからも日本の食事文化をたっぷりと堪能できそうです。
タイから数人が留学しているそうですが、全国各地に散らばってホームスティするそうで、松山に来ているのは彼女一人ということ。タイといえば、弊社にとっては『かけらコンプリーター・山東智紀さん』がいらしていて、フェイスブックを通じて日々タイの動植物や暮らしの情報を得ているので、気持ち的には遠い国ではありません。タイガールに出身地を聞いたら山東さんのお住いのところとはだいぶ離れたところでしたが、これも何かのご縁と日本の木のモノをプレゼントさせていただきました。
四国加工㈱の鎌倉真澄さんとは、以前に井部健太郎君が『愛媛県産のスネアドラム』の件で久万で会を開いた際に初めて出会って以来なのですが、常々機会があればゆっくりお話をさせていただきたいと思っていました。もう経営者のご息女が木材屋で能力を発揮されている姿も珍しくなくなってきました。森の出口が多様化、細分化する時代、むしろ女性の方がきめ細やかな視点で木の魅力や可能性を探れるとすら思うのです。使う木だけだなく、語る木、想う木、遊ぶ木、出口の形もさまざまです。
四国加工さんでは、従来の独創性の高いヒノキの内装材『ヨロイカブト』の他に、愛媛県産の『クヌギ(櫟)』の内装材としての開発に精力的に取り組まれていて、当日もその試作品を展示されていました。個人的に「森の暴れん坊」と思っているクヌギは、昨今は愛媛県に限らず多くの地域でその利用方法に頭を悩ませている木の1つだと思っています。クヌギといえば、椎茸の榾木がすぐに思い浮かんだものですが、旺盛な成長力と椎茸産業の高齢化などによって需給バランスが大きく崩れました。
かつては椎茸生産や薪に利用されてきたクヌギも、その生産性の減少に伴って山には大きく太ったクヌギが乱立することに。クヌギは国内でも最重量木のひとつに数えられるほど重たく、乾燥に伴い内部割れや激しいねじれが生じることから、建築材として使われることはほとんどありませんでした。資源的には豊富ながら今までほとんど利用されていなかったクヌギを内装材に活用しようというプロジェクトが行政主導で立ち上がり、様々な実験労苦を重ねてようやく形が見えてきたようです。
とはいえ、簡単に利用ができるのであれば先人たちがとっくに利用しているのであって、行く道は決して平坦ではありません。だからこそ行く価値もあるというものですが!このプロジェクトには、 愛媛県農林水産部林業研究センターの主任研究員である横田由香さんも関わられていて、森の暴れん坊・クヌギを女性の力でどうやって手なずけるのか、楽しみにお手並み拝見させていただきます。苦労を抜くので縁起がいいとも言われるクヌギ、頑張って苦(ク)を抜いてもらいたい!
鎌倉さんとは一度落ち着いて食事でもしながらお話ししましょうと言っていながら、なかなか機会がないのですが、一度会っただけでも、ベクトルが同じ方向を向いている、『こちら側の人間』だとすぐに分かりました。今回はいい機会だったのですが、鎌倉さんのブースは人が絶えず話する時間もありませんでした。松山市内に会社があればいつでもとは思うものの、あまり近くにいると変な影響を受けて、空気感染し木材の王道を踏み外してしまう可能性高いので、ほどほどが賢明かと・・・。
無事『トークカフェ』も終了。うまく喋れたかどうかは別に、短い時間でしたが少しは「地方の小さな材木屋が今考え行動している事」の一部をご紹介できたのではないかと思っています。よいとか悪いとかでは、木材物流が激変する中で大河の中で、木の葉のごとき零細材木屋が翻弄されながらもがき苦しみ浮き沈みを繰り替えす生々しい姿であります。外から見れば冷や冷やするかもしれませんが、案外当事者は好き勝手に動いていたりして気楽なものだったりもするのですが(笑)。
商売としては決して安穏としたものではないのは事実ですが、だからといって深刻に思い詰めてはいけません。遊びも仕事も深刻にならずに真剣に、がモットーですので、いかにまじめに楽しめるかが大切。私の商品開発の発想の根本は、いかに自分が楽しめるかです。自分がこんなに楽しく思うのだから、同じように楽しいと思ってくる感性を持つ人も必ずどこかにいるはず。そのひとを探しだそうというのが(森のかけらなどの自社オリジナルのクラフト商品の)営業方針なのです。
昔はなかなかそういうひとに巡り合う機会が無いというか、どうやれば巡り合えるのか分からずいろいろと模索しました。その手掛かりになればと月間通信誌『適材適所』なども発行したりしました。ピークで月間700部を越える数を発送していましたが、増え続ける郵便代に負けて、途中から実費をいただく形に移行し、印刷物によるPRの限界を感じていた頃、遅れて始めたホームページから少しずつ反応が来るようになりました。現在は欠かせない重要な営業ツールとなっています。
SNSによる人のつながりもありがたいものの、膝をつき合わせながら木のことを語る喜びはまた格別です。コーヒーによるトークカフェの後は、居酒屋に場所を移して慰労を兼ねてトーク居酒屋。ビールで始まったのもつかの間、日本酒に造詣の深い東京大学の竹村彰夫先生を中心に日本酒に切り替わることに。ならば愛媛の美味しい日本酒を味わっていただかねばと成龍酒造の『加儀屋・無濾過 純米吟醸』と石鎚酒造の『石鎚』を特別に一升瓶で出していただきご愛飲いただきました。
竹村先生は日本酒の会とかに入会されていて、加儀屋とか石鎚の事もよくご存知でしたが、県外から来られた方に地元の美味しいお酒を堂々とご紹介できるのも、ふたつの酒屋の社長をたまたま知っていたため。異業種とのつながりが最近いろいろな場面で役に立っているというか、ご縁のありがたさを強く実感しています。賑やかだった一次会の後、盟友・井部健太郎とふたりで、同時期に舵を切り始めて、当初いろいろと批判を受けたものの、ようやく違う風景が見えてきたなとしみじみ・・・。
今回の『トークカフェ』を松山で開催するにあたって、地元でいろいろと準備物を揃えなければならないことがありました。そのほとんどは愛媛大学農学部の伊藤先生がしていただいたのですが、私と井部健太郎君でも分担して用意。井部君にはFM愛媛との太いパイプを利用して、㈱ネスレさんからバリスタマシーンをお借りして文字通りトークカフェに必要なカフェを確保してもらいました。お互いこの10数年かけて新しい出口を模索した結果、さまざまな業界とつながるようになりました。
ネスレさんとの交渉にご尽力していただいたFM愛媛の倉渕秀俊常務とはこの日初めてお会いしましたが、何か面白いことが生まれそうな強い予感が!さて、今回トークカフェをするにあたって、会場となる愛媛大学内に看板を設置することになったのですが、折角木の話をするのに看板を木で作らないなんて考えられない!と叱咤され、木で作ることに・・・。とはいえ、1回だけのイベントなのであるものを転用しようということで、薄く削っていたイエローポプラの板を使いました。
弊社のスタッフの石川奈々が墨で書いてくれたのですがこれが結構な評判。木のモノがなにも無いようなホテルや事務所で、もっと気を使いましょうという木の啓蒙の話をするなんてブラックジョークではないかと自分で言っておきながら、もう少しで同じ轍を踏むところでした。わずかといえども木のモノを実際に使うという具体的な行為や動機付けが重要なのであって、使う量が多いとか少ないはまた別の話。少しでも木のモノがあるだけで、話にわずかでも説得力が生まれます。
高部先生もいたくご満悦だったようで、持って帰りたいと仰って、実際そのままお持ち帰りになって夜の懇親会の時にもしっかりとお持ちでした。小脇に掲げられた姿を見て、「先生、それだとまるで卒塔婆みたいですよ(笑)」なんてお声を掛けたら、「それにはまだ少し早いよ」と苦笑いされていましたが、喜んでいただけて何より。手作り感満載ですが木の味わいに救われました。ちなみに卒塔婆といえば『モミ(樅)』が定番でしたが最近はアルミもあるようで、樅の木も残れない時代・・・
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