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こうして松山俳句甲子園の俳句ストラップが生まれたのです。台木には愛媛県産のクスノキを使用。ちなみにクスノキの木言葉は『忍耐』。鼻孔をくすぐるその香りも楽しんでいただきたいので、今回はあえて無塗装にすることにしました。歴代の最優秀句18句とその作者名の学校名とレーザーで彫り込みました。木という素材の限られたスペースの中に緻密な文字が彫れるのもレーザーならでは。今回初めて過去の優秀句を見ましたが、さすがは全国から勝ち上がったつわものたちの言葉。 |
| この商品の販売は大会当日を予定していますので当然今年に最優秀句はありません。そこで、今年の最優秀句や自分が好きだった句、あるいは自分の作った句なども大会後に申し込みを受けて作成させていただくことにしました。大会当日会場での販売は甲斐先生はじめ学生さんたちが受け持っていただくことになっています。企業と学生による「愛媛」という地域イベントを介在させたモノづくりの第一号商品、どのように受け止めていただけるか楽しみです。大会は20日、21日の両日です! | ![]() |
私の母校でもある松山大学の「ごりょんさん」こと法学部 法学科の甲斐朋香准教授と初めてリングの上で戦ったのはいつのことだったろうか。【森のかけら240】の解説書の英訳をお願いしたのはもう3、4年も前のことだったろうか・・・。実際にお会いして言葉を交わすようになったのはつい1、2年前のことだというのに、その頻度と密度が濃すぎて随分と昔から知っている旧友(あるいは戦友)のような気がしてならないのですが、そんな甲斐先生と交わした約束というと・・・
甲斐先生は、平成26年に愛媛大学と松山大学連携事業を契機として、両大学の学生有志を中心に発足しました『SENSE(センス)』という団体を率いられていらっしゃいます。地域の方々とも連携しながらアートやデザインをテーマに「学びの場」をつくることを活動目的としているSENSEのメンバーと私が初めて出会ったのは、愛媛のものづくり集団による異業種交流会「えひめのあるくらし研究所」(通称「オトナの部活」)との初対決の場でのこと(だったと思う・・・)。
それは共に何かを生み出そうとかいう趣旨の対決ではなくて、愛媛にも面白い人間がいる(甲斐先生の本当の思惑は、こんなふざけた人間たちだった生きていけるんだから、あなたたちも全然大丈夫だからね、という意味で就職に不安を感じる学生に安心感を与えるためであったはず)ということで、いろいろ話をしたのですが、お酒も入って軽い気持ちで「何かコラボでもできたらいいのに」なんて言ったことがことのはじまり。酒が入るとつい口がすべってしまう悪い癖が出てしまった。
まあその時は勢いでこんなモノでもできたらいいのにね、なんて軽口を叩いたのですが、ウルフ甲斐そんな大人の脇の甘さを見逃すこともなく、後日言質を取られて夢のコラボ商品が現実的な話へと転がり始めたのです。それは、学生さんたちの一部が運営に関わりを持っていた俳句甲子園大会の優秀句を木のストラップにしようというもの。話の勢いでその年の大会までに作ろう~!なんて盛り上がったものの、そこは事情だらけのオトナのこと、来年に間に合わせましょうということで決着。ちなみに「ごりょんさん」とは、どんたくや、山笠といった祭りがある福岡(甲斐先生の出身地)では、祭り期間中に店を留守にすることが多い主や夫に代わり女性が店を守る。店・家事の切り盛りを一手に引き受け、不平を洩らさず努める女性”という意味も込められている。本題明日に続く・・・
最近、県内外の行政のかなり上の方や偉い大学教授の先生などとお話しする機会が増えてきて、そういう場面でしばしばある事です。【森のかけら】はじめ弊社の商品をたまたま御覧いただく場面があって、無言でジッと眺められた後でひと言。「こんなのがあるの知らなかったなあ、面白そうだけどもっと沢山宣伝しないと売れないぞ!」えっと、一応お褒めのお言葉を頂戴したのだと理解すればいいのだと思うのです。分別のある大人ならば、ひきつりながらも相槌を打てばいいのでしょう。
しかし、そんな器用な真似ができるぐらいならこんなモノ作ったりしてません。カチ~ン!「(とりあえずとんでもない上から目線でも)評価していただきありがとうございます。ええ、それは仰る通り全然宣伝も足りていません。一地方の弱小零細企業なもので、宣伝広告費なんてかけられません。その代わりと言ってはなんですが、日々ホームページでブログを書かせていただいて、お金をかけない宣伝活動に邁進しております。そんな些末なブログの事なんて当然ご存じないでしょう。
テレビCMや雑誌や新聞などにドカーンと出ないと認知度なんて上がらない、その通りだと思います。たかだか5000万ページアクセスプレビュー程度の、マニアが集うスーパーニッチ商品でございます。これからだって莫大なお金をかける全国CMなんて出来っこありませんから、弊社の商品などもう二度とお目にかかることもないと思います。でも企業のものづくりをご支援されたり、そういう学問を教えられる立場であれば、ご自分で商品情報を拾うという事はなさらないのでしょうか?
テレビや雑誌に躍る大手メーカーの商品ばかりがすべてではないはず。ご自分の目や耳に飛び込んで来ないものは宣伝不足だという認識でしょうが、ひとの物差しはどれも同じではありません。ご自分でモノをお作りになったことはおありでしょうか。ひとが作ったものに後から、どうしたらいいこうしらいい、こうすれば売れるなんて無責任な事は私だって言えます。ぜひその高い見地からオリジナリティ溢れる、売れる商品をお作りになって迷える子羊に道をお示しいただきたい。
どうすれば売れる商品が、お金もかけずに国民の誰もが知ることのできる商品が作れるのか、言葉ではなくて実践していただきたい。さすれば私もただちに足元に跪き教えを乞います。」なんて丁寧な言葉で毒を吐きたいところではありますが、私も50歳になりましたので心には思うが口には出さず。かといってお愛想笑いができるほど人間もできておりませんので、「御心配には及びません。もう十分に売れておりますから!」と、奥歯を噛みしめながら捨て台詞を吐くのが精一杯、まだまだ若い。
ただ近年になってようやく『天国の門』にも「復権」が言われるようになってきたのは救いです。数年前にも、初公開から実に30年を経てのことではあるものの、監督自らの監修でデジタル修復完全版が上映され、ワイオミングの美しい風景が蘇ったとのこと(残念ながら私はそれは未見ですが)。昨年末に逝去した天才カメラマン、ビルモス・ジグモンドによる奇跡のような映像はデジタル化されることで本来の美しさを取り戻したのです。今改めて観直したい映画です。
ところで、チミノは本当に天国の門を叩いてしまいましたが、チミノにとっての天国であったろう『ディアハンター』について少しだけ。まだベトナム戦争がどういうものなのか、その背景や経緯についてよく分かっていなかった学生時代の私に、とにかくそれはとんでもなく悲惨で酷いものだと教えてくれたのがこの映画です。その数年後に公開された『地獄の黙示録』と『ディアハンター』の2つの作品が、私の中のベトナム戦争のイメージを良くも悪くも作り上げました。
米軍の蛮行も、不可解極まりない政治的なイデオロギーも、人が虫けらのように死んで、理性が壊れていったりと、観ていて決して楽しい映画ではありません。カタストロフィなんて微塵もないし、エンドクレジットが流れる頃には陰鬱な気分にさえなるはずなのに、不思議と数か月に1度はデ・ニーロはじめクリストファー・ウォーケン、ジョン・カザール、ジョン・サヴェージ、メリル・ストリープなど、いずれもが生涯ベスト級の熱演を披露した演技合戦に心酔したくなるのです。
私がマイケル・チミノから学んだことはいくつかあります。完璧主義者になってはいけない、芸術家気取りになってはならない、そして栄光は長くは続かないということ。ある意味不遇であった人生だったかもしれませんが、マイケル・チミノという名前の響きは同時に私に多くの事も示唆してくれます。残された数々の傑作(その中には脚本として加わったサイレントランニングやダーティーハリー2も)と共に、どんな困難にぶち当たろうとも信念を貫き通すバカな勇気と男の浪漫を教えてくれるのです。合掌。
『ディアハンター』の成功により、好きな映画が撮れる環境になったマイケル・チミノは本当に自分がやりたかった事をやってしまった、やり切ってしまったのです。完璧主義者にして天才肌の芸術家気取りのオタクな映画青年にとって、社交辞令やオトナの分別など理解できるはずもなく、湯水のように資金が投入され、当初1100万ドルでスタートした撮影は、最終的に4400万ドル(当時のレートで約80億円)にまで膨れ上がるのです。上映時間はなんと5時間30分!
当然そんな上映時間が許されるはずもなく大幅にカット。300分を超えていたフィルムは219分に削られ(後に試写での評判の悪さから149分にまで短縮され上映)話が繋がらなくなり物語は破綻。1890年代のワイオミング州を舞台にしたロシア・東欧系移民の悲劇を扱った内容もアメリカ国民の市民感情を逆なでしたともいわれ、映画は酷評でわずか1週間で上映打ち切りになり、『天国の門』という言葉が失敗作の代名詞となるほどの散々たる結果となってしまったのです。
『天国の門』にまつわるとんでも話は数知れず。馬が通れないからという理由だけで完成していたセットを壊したり、わずか数分しか映らない機関車のシーンを撮るためだけに、当時走っていた本物の機関車を調達させたりと、誰か傍に言ってきかせるまともなオトナはいなかったのかと思うのですが、アカデミーの栄光は人心をも迷わせ、あわよくば2匹目のドジョウを、という思いだったのかもしれません。途中で気づいたところで、今更引き返せるわけでもなく進むしかなかったのでしょう。
伝説はこれでは終わりません。散々たる興業成績はわずか350万ドルほど。製作費の1/10の回収すらできずに、制作会社のユナイテッド・アーティスツは遂に倒産に追い込まれてしまうのです。1本の映画が制作会社を潰してしまったのです。これによってチミノの栄光は失墜。それから長い間冷遇されることになり、後年『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』において私的には劇的に復活するものの、ハリウッドではそうは見なされなかったようで、その後大きな仕事は任されませんでした。
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