森のかけら | 大五木材


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昨年の初秋から取り組んできた【森のかけら】の改良作業がいよいよ佳境を迎えています。愛媛県の『デザイン活用売れるものづくり支援事業』の力添えを借りての取り組みですが、その「成果の一部」が今日納品されて来ました。何が届けられたかというと、まずは段ボールのパッケージとスリーブパッケージの試作品。「森のかけら36」、「森のかけら100」、「膳シリーズ、大小」それぞれがきっちり収まるオリジナルサイズです。

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今までは、商品そのものにばかり気がいって、包装とか容器まで頭も廻りませんでした。デザイナーさんと出会ってから、『贈り物=ギフト』の形というものも強く意識するようになりました。中身さえよければ外見はどうでもいい、という考え方は割りと木材業者に浸透している、非常に偏った『素材重視主義』に通じるものがあると思います。木材の場合は、フローリングやパネリングといってもあくまで1パーツであり、大工さんに施工してもらわなければ値打ちがありません。つまり、それらを包む箱やパッケージは速やかに現場で開封され、産業廃棄物になってしまう運命です。木材業界において、箱やパッケージは倉庫から現場に届くまでの「養生」的な意味合いしかありません。

今回の「パッケージ製作」についても、「たかが包装に仰々しい」という方もいましたが、素材としての木材ではなく、贈り物としての木にとっては、包装やパッケージも商品の魅力を伝える重要なファクターです。更にパンフレットやチラシ、シールなども出来上がってきました。素晴らしい出来栄えです、大満足!とても自分ひとりでは思い浮かびもしませんでした。自分で言うのもなんですが、これでどこに出しても恥ずかしくない立派なギフト商品に生まれ変わったと思います!・・・う、嬉しい!

あとは、新解説書の完成を急がねば・・・。もうそれさえ揃えばいつでも販売が出来ます。出来るのですが、ここが一番の正念場!あと一息です、もう少しのお待ちを!

ところで、納品に来ていただいたパルス・デザイン大内さんが、早速に新パッケージで【森のかけら100】をご購入いただきました。まだ解説書など完成していないのですが、納品第1号をという事で、正式販売前なのですが是非にとご購入いただきました。ありがたいです。記念に一枚撮らせていただきました。

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佐野&大内コンビは、これが縁で、盟友・井部健太郎君たちが進めている『久万郷』のロゴマークなどのデザインも担当され、つい先日それも決定したようです。そのデザインを見させていただきましたが、いいです、凄くいいです。いまひとつ具体的なテーマが見えづらかった『久万郷』の行くべき方向が、ひとつのロゴマークでシンプルに分かりやすく明示されていて、素晴らしい出来栄えです。デザインも力を感じます。爽やかで華やかなイメージです。どういうデザインになったか、見てみたい方は久万造林さんのホームページをご覧下さい。恐らく近日中にHPにもアップされると思います、お楽しみに!

佐野&大内コンビ、最強です、最高です!これから商品にデザインの要素を取り入れてみようという方には、お二人セットでお勧めします!ただのデザイナーと思ったら大間違いですよ!祝杯にはまだ早いですが、嬉しさのあまり、全てが揃うであろう春が(祝杯が)待ち遠しいです!デザインのチカラをありがたく感じる今日この頃。




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