森のかけら | 大五木材


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20120104 1昨日の続きで、このあたりの「高橋姓」の由来について。私の実家周辺では、天正13年秀吉の部下小早川隆景の進攻により越智郡高橋郷を追われ当地野村町野地地区に落ち延び土着した高橋玄蕃なる人物が「高橋姓」の由来とされています。その子孫たちがドンドン増えていって、ご先祖様を辿っていけば皆同じ血族という事になるのかも・・・。ではその高橋玄蕃のルーツは・・そういう事も調べられている方もいらっしゃるようで、人間の探求心の底や知れず!

 

20120104 2森のかけら】に没頭する私も人様の事を言えた義理ではありませんが、心底惚れ込めるモノに巡り会えたら素晴らしい事です。歴史のあるものや、積み重ねられてきたモノの源流を遡るという事はとても楽しいものです。知れば知るほど物事がつながっていき、謎の輪が解けていく。そういう意味や由来があったのか~樹や森の世界もその繰り返しです。こんな面白いこと止められません。関心の無い人から見れば何がそんない面白いのかと思われるのでしょうが・・・。人の好奇心っていつ頃どうやって育まれるものなのでしょうか。同じ環境で育った兄弟でも、まったく興味の向く方向が変わっていきます。ウチの双子は二卵性の男女ですので、当然興味や嗜好もバラバラですが、親のDNAを受け継ぐものだとしたら、息子や娘の誰かは私と同じような事に興味や関心を持ち、執着する人間になるのかしら・・・。

 

20120104 3さて、そんな私の好奇心をくすぐるのがこの看板。天空の棚田』の由来が綴られています・・・時は戦国、天下分け目の関が原の戦で、高知四十三万石の城主・長宗我部盛親は西軍についたが、小早川秀秋の裏切りにより敗戦。元親は命からがら逃げ延びたが、その後捉えられお家断絶、本人は斬首。一族も全国各地に逃げ隠れ、そのうち「元親(もとちか)」と名乗る二人の男がこの地にも住み着いた。お家断絶の無念さや武士の誇りが「元親」と名乗らせたのであろうと。この地で生きることを決めた二人は早速田畑の開拓を決意。

 

GEDC2053今からおよそ400年前の最初に作られたのがこの棚田である。石の形もバラバラで見栄えも決していいとは言い難いこの棚田であるが、この小さな歴史の生き証人を、地区の文化遺産として保存していく事は、歴史のロマンであり、現代に生きるものの使命であるのだ・・・と記されていました。どなたが書かれたものか存じ上げませんが、その心意気や高し!行間から浪漫が滲み出ています。誰かがどこかでつながり、その意思を受け継いで行くのです。天空の棚田よ、黄金に染まれ!




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