森のかけら | 大五木材


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20120518 1本日は絶好の塗装日和。お天気に合わせて塗装日を調整しているわけではありませんが、乾燥+仕上げ時間を逆算すると、どうしても今日しておかなければならない!という日がお天気だとほっとします。雨が強くて湿度が高いと塗料がうまく木になじまないこともありますので。しかし、雨だと配達の電話も少なくなるので(何事も兼業の少数精鋭零細企業としては)その分、気兼ねなく塗装作業に励めるという裏事情もありますので痛し痒し。何でもオールマイティにこなせなければ生き残れません!

 

20120518 2こちらはお天気が気になるところですが現場はお天気の都合に合わせてはもらえません。ああ、数日前なら暇で何をしようかなんて考えていてたっぷり塗装の時間があったのに・・・なんて日には絶対そういう仕事はやって来ません。忙しくてもう目が回る~なんて時には必ずと言っていいほど、超急ぎの仕事が重なって舞い込んで来る!これは『全国共通の材木屋の法則』。この法則でいちいち心を痛めていては材木屋などやってはおられません。出来るかどうか?ではなく、何とかする!

 

20120518 3もうこれしかありません。まあ今まで20数年、それで何とかやってきましたので本当に何とかしようとすれば何とかなるもんだなあと思います。楽観的に生きなければ体も心ももちません。さて、それで本日は午前中は『桧の節ありのフローリング』を、午後からは『桧の無節のフローリング』をみんなでせっせと塗装。たまたま同時期に『桧の節有り、節無し』のフローリングにお仕事をいただきました。ことフローリングについて言うと、最近は国産材よりも輸入材の方の割合が多く、桧のフローリングも久々でした。

 

20120518 4以前は桧のフローリングも大量に在庫していたのですが、加工して結束保管しておくと、時間が経つと材面から『ヤニ』が滲み出てきて大変な事になってしまい、かなり損出を出してしまいました。ヤニとはいっても、『アピトン』や『米松』のヤニのような飴状のヤニとは違って、材面にじわりと滲み出てくる始末の悪いもの。サンダーで磨いたぐらいでは落ちません。まあ、生きている証拠だから仕方ありませんが、納期が切迫している時はそんな気分にもなれません・・・。

 

20120518 5傷がつかないフローグなんてフローリングじゃないなどと、いつも説明させていただいていますが、桧や杉を選ばれる方はかなり傷に対する強度が高いというか免疫があるとうか、『寛容』であります!桧の生産量日本一という事で、内装材としての桧の使用量が高いという地域性もあるのかもしれませんが、広葉樹に対する傷や硬度にしては慎重な割りに、桧には皆さん非常に寛容です。柔らかさ=温かさ、ですので触感の温もりに共感を覚えられているのか、「桧なんだから」という一種のブランド意識がそうさせるのかもしれません。




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