森のかけら | 大五木材


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20120525 12時限目です。木の魅力を五感で味わってもらうために、いつも【森のかけら100】を持ってくるのですが、いつもその他にもいろいろ商品を持って来過ぎて、結局すべてを紹介も出来ずバタバタになるので、今回は木育ツールを絞り込みました。そこで持ち込んだのがこちらの『森のしるし・戦国家紋』です。中学校で戦国大名の家紋を習っているかどうか不安でしたが、木材の非建築用材の身近な使い方の1だというつもりと、こういうものも出来るというアピールも含めて持参。授業の後半で登場させました。

 

20120525  2社会の授業でもある程度は教わったようでしたが、ちょうど家紋好きで妙に詳しい生徒もいて予想以上の盛り上がり!どれが誰の家紋であるかは、パッケージの裏に封入してあるのですが、それを見ずにほとんど言い当てましたからたいしたものです。今回の10種は信長・秀吉・家康など、メジャーな10人の武士の紋でしたから、それほどマニアックな人でなくても分かるとは思いますが(柴田勝家が唯一難問か?)、家紋マニアの卵でしょうか。こういう出会いは嬉しいものです!

 

20120525 3木や森のことって対象が大きすぎるので、なるべく具体的な形を見せて話さないと、特に子供たちには理解しズらいのではないのかと思います。環境問題については先生方が教えていただいているでしょうが、『具体的な木のモノ』を見せ、語ることこそが市井の材木屋のつとめ。「となりのトトロ(クスノキ」や「おじゃる丸と聖徳太子とシェークスピア(イチイ」、「織田信長と加藤清正(エノキ」など、アニメや歴史上の人物を引き合いに出しながら、『分かりやすさ』を念頭に話をさせていただいた・・・つもりです。

 

20120525 4限られた時間の中でどこまで木の面白さを伝えることが出来たのか自信はありませんが、これから作り始める木工(今年は木のいす)が何だか面白そうって、少しでも思ってくれたらと思います。頭で考えるよりも身近なところで「使ってこそ」木の魅力は伝わるものです。ザラザラした触感が、磨くほどにツルツルになっていく中で、木の面白さは皮膚を通して伝わってくるものだと思います。授業の後から数人の女生徒が寄ってきて、「この家紋マグネットどこで売っているんですか~?」と質問。

 

20120525  5おお、嬉しい!やはりここにも歴女がいたか!今回使わせていただいたレジメは、以前大人の方向けの森林講座で使わせていただいたものですが、中学生だから小学生だからといって、侮ってはいけません。噛み砕いて話しさえすれば充分伝わります。場を重ね、分かりやすさと幼稚な言い回しは違う事を学びました。ただそれを実践できる技術が伴っていないのは致命的なのですが・・・。大人が真剣になってこそ、彼らにもその本気度が皮膚感覚で伝わるのではないかと思うのです。お互い学びあい、生涯学習!




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