森のかけら | 大五木材


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20120504 1ゴールデンウイークの初日は、みかん狩りならぬ「みかんの木狩り」。大学生のインターンシップでお世話になった武智義典さん(FairLoop)からお声を掛けていただきました。砥部町のご実家に畑があって、そこにみかんや夏柑を植えられているそうなのですが、枯れたり事情で伐採したモノがあるので要りませんかというお話でした。当然ふたこと返事でありがたくいただく事になり、現地へ集合。大混雑の高速道路入口を横目に、作業着でゴールデンウイークの幕が上がりました。

 

20120504 2観光地へ向かう混雑に巻き込まれ少し遅れて現地に到着。そこには武智さんと『イヨココロザシ大学』でお世話になった竹下愛ちゃん(NPO法人Eyes )の姿が!実はこの話、愛ちゃんのFBの書き込みから始まったのです。EyesのHPに「やめてしまったみかん山を活用していただけないか」という問い合わせメールが入り、それを愛ちゃんがFBに書き込んだ事から波紋が広がり(勝手にことちらが広げてしまい・・・)、武智さんも参入。「うちにもあるよ」という話に、じゃあ先にお知り合いのところから・・・

 

20120504 3というわけで、武智さんの畑にお伺いしたのです。これってみかんに限らず山林でも同じような状況で、むしろ山林の方が規模が大きいだけに始末が悪い(?)かも知れません。親がみかん農家(林家)だったけれど、お亡くなりになられたり、あるいは廃園(廃業)したりして、それを引き継いだのだけれど手に余している(始末に困っている)というのはとても多い話です。かく言う私自身も親から相続した山林の『出口』をどこに見出したらいいのか、いまだ計りかねている状況です。

 

20120504 4資産や労働環境を引き継いでも、創業者と同じモチベーションまで引き継げるわけではありません。特に引き継いだ理由が、経営環境の悪化という場合においては、それをそのまま踏襲したのではうまくいくはずもありません。しかし現実的には全国で同じ悩みを抱えている人は多く、うなく活用されていない畑や山林は腐るほどあるはずです。自分が出来ないのならば希望者に貸すという手もありますし、別の形で活用するという手もあります。

 

20120504 5いずれにしてもうまく立ち回ってくれるコーディネーターの役割が必要になり、まさに武智さんも愛ちゃんもそれを仕事にしている方々。机の上で計る企画書ではなく、現場に来てみて土を踏んで、草木の匂いを嗅いで分かる、理解できるものもあります。あくまでも私の場合は「みかん畑というスペース」ではなく、「みかんに木」に興味があったわけですが、そういう具合に未利用だったモノを活かす異業態とのコラボもありだと思うのです。何かが壊れていく中から、何か新しいものが生まれてきます。『つなぐ人・竹下愛ちゃん』も明日5日は高知県で結婚披露宴(更に後日沖縄、愛媛会場でも開催とか!)のため高知へ向かうとか。また何かがつながり生まれる、実践者であります。愛ちゃん、結婚おめでとう!これからもドンドンご縁をつなげてご活躍下さい。期待しています!




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