森のかけら | 大五木材


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20141016 1 そうでなければ首狩り族の船の山登りに付き合ったりはしないでしょう。キンスキーヘルツォーク自身も愛される狂人だったのかもしれません。キンスキーが91年に没後も、ヘルツォークは三度密林に向かい、狂気の三部作として『キンスキー、我が最愛の敵』というセルフドキュメンタリー映画を作り上げるのです(これは未見)。『フィツカラルド』も学生時代にビデオで観たのですが、『アギーレ』との2作品で私の中の何かが覚醒しました!今の私の原点がこの2作品にあったといっても過言ではありません。

 

20141016 2日本公開時のポスターのコピーは「羽ばたけ、夢・人間」でしたが、作品の中身の壮絶さと比べて随分チープな言葉の選択だなあと当時から違和感を覚えていました。ちなみに『アギーレ/神々の怒り』の公開当時のコピーは、「神に叛き、地に逆らい、アンデスの地にエルドラド(黄金郷)を求めた男よ!」というモノでした。これはこれでいいのですが、綺麗に収まり過ぎていてキンスキーの狂気や妄想にはずっと遠い気がするのです。今の時代なら決して通る事もない企画でしょうが、それを押し切って妄想を実現させた男たちの執念。他人から見れば馬鹿馬鹿しく見えることすらも真剣にやり遂げる事で生まれる感動。歳を経て見直すと、かの時よりも余計に魂が鼓舞され感情移入してしまうのですが、それだけキンスキーやヘルツォークに近づいているという事なのかしら?!

 

 

20141016 3森のかけら】を作り始めて、道楽、遊びだ、そんなものが売れるはずがないと馬鹿にされ、ブログを毎日更新すると言ったら、出来るはずがないと諌められ(事実最近更新が遅れてはおりますが、日々書いておりますので必ず追いつきます!)、『モザイクボード』を作りたいと補助金を申請したら、意味が分からない、面白さが伝わらないと呆れられ、『森のしるし』を作ったら、ノベルティの事が分かっていないと否定され、彼らに比べれば小さな小さな河ですが、私なりに遡上してきたつもりです。

 

20141016 4私なりに考えもあり揺るぎない信念と根拠を持ってやっている事ですが、廻りの常識人から見れば、「小さなキンスキー」のように理解不能な奇行に映るのかもしれません。ずっと昔はどう思われるかにも気を遣っていましたが、母親を亡くしたあたりから随分と気持ちが変わりました。今できる事は誰が何といおうとやっておこう!きっとこの河の上流にはかけらの王国、エルドラドがあるに違いないと!世界で待っている人に「かけら」を伝えよう、かけらで世界制覇するのだ!笑わば笑え、「夢は見続けているかぎりずっと真実なのだ!」




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