森のかけら | 大五木材


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先日『ヒッコリー』のダイニングテーブルを紹介させていただきましたが、同じお客様からパソコンテーブルのご注文もいただきました。ご来店いただき、材料を吟味していただいたのですが、倉庫の内外をご案内し、いろいろな木の話をさせていただいていると、相手が何を望まれているかという事がだんだん分かってきます。どういうイメージをお持ちでご来店いただいているのかを見極めるのが私の仕事。「いける!」と思った方につきましては『踏み絵』も踏んでいただきます! Exif_JPEG_PICTURE

Exif_JPEG_PICTURE それが『ゼブラウッド』!芸術とも言えるほど雅趣溢れる美しい杢を持つ一方で、乾かしても癖の抜けきらない超重量級の暴れん坊という顔を持つ、とっても使いたいけど非常にリスクの高いという二律背反的な側面を持つ木です。あくまでもお探しのものがこういう方向性に向いている場合で、かつこの方は「いける!」と見込んだ方のみに踏みを踏んでいただくわけですが、主にリスクのご説明に徹します。非常に重たくねじれや割れが出やすい事や画像のように虫の害を受けやすい事など。

どの木においても、家具材や建築材などの素材として考えた場合、プラスな面とマイナスな面があります。何がプラス要素になって、何がマイナス要素であるのかということはそれぞれの木において局面が変わってきます。ですから重たいとか癖がある、虫穴があるなどという、一見すればマイナスに思える要素だっていかなる場合でもマイナス要素になるわけではありません。なぜリスクばかり説明するかというと、ひと目見て惚れない方には向いてないのがゼブラウッドという木だから。 Exif_JPEG_PICTURE

20141004 4 ゼブラウッドを目の当たりにして、なおその魅力を言葉で補足説明しなけらば分からない方は、この木を使うべきではないと思っているので、あえて最小の言葉でしかゼブラの魅力はお伝えしませんし、また言葉では語り尽くせません。見た瞬間のインパクトで、心が鷲掴みにされない方(当然嗜好の世界ですから好き嫌いはありますし、適材適所ですので向き不向きもあります)は、それはそれでいいと思うのです。ただ、そこを越えて来られる勇気ある探検家には、そっと背中を押して差し上げるのです!




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