森のかけら | 大五木材


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昨日の続きですが、そういう事もあるのと、来春からは長女が就職して家を出るのと、春からは双子も高校3年生になって受験で慌ただしくなりそうなので、人手があるうちに皆で本格的な庭の手入れをすることになりました。いくつか大きくなり過ぎた木は今のうちに伐ってしまうことに。息子が植えたクヌギも残念ながらそのリストに入ってしまいました。さすがにいくらモッタイナイを信条としているとはいえ、庭に植えた木を用材として無限ループをするほどに広い庭ではないので、息子の了承を得て決断。

拾ってきた小さなどんぐりがわずか12、13年でここまで大きくなりました。特別あつらえの土でも何でもないので、もっと環境さえよければ更に大きくなっていたことでしょう。わずか10数余年とはいえ、我が家の庭に根を張って、ひとつ敷地の中で家族とともに生きてきたクヌギに敬意を表し、チェーンソーでの秒殺ではなく、手鋸での伐採をさせていただくことになりました。チェーンソーが故障中だったからというのもありますが・・・。息子とふたりで家庭内林業伐採開始!

樹齢10数余年といえどもうちの庭で命を育みし者。伐ったとて無駄にはしません。梢のほうは輪切りにしてイベントでネームプレートに使い、少し太いところは輪切りのコースターに。直径150㎜程度の元玉は、芯を避けて製材してみて、『森のかけら』あるいは、育ての親(?)である息子のために何か記念になるモノを作ってやるつもりです。後から使いやすいように枝を払って長さをつまえて、30分ほどで伐採終了。伐った幹の切り口をしげしげと眺める息子。

ほぼ自分と同じくらいの時間を生きたクヌギに対して感慨深そうに木を見る息子。年輪を数えて、若いくせに重たいとぼやいていました。その後落ち葉も片付て掃除をしてみると、落ち葉に隠れるようにそのクヌギのどんぐりがいくつか見つかりました。イベントで使うのでほとんど拾い集めていたのですが残っていたようです。またこれここに埋めとこうかと息子はいたずら笑いしていましたが、もしもうまく芽吹いてそのクヌギがこれぐらいになる頃には私も60歳後半かあ・・・




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