森のかけら | 大五木材


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20110423 大五の家具エトセトラ・・・①ヨーロッパビーチのキャビネットをご紹介しましたが、他にも数点作り置きした幾つかの家具がありますので、この機会に幾つかをご紹介させていただきます。まずは、天板と側板に北海道産の樺(カバ)の1枚板、扉板には「ケヤキ、パープルハートイエローシーダーブラック・ウォールナット」の4種類の木を左右シンメトリーに配したワゴンです。キャスターが付いていて簡単に動かせます。中は可動式の棚が付いていますが、棚板も当然無垢のカバの幅剥ぎ板。800x800x330㎜、95,000(消費税別

 

20110423 大五の家具エトセトラ・・・②奥行きを天板の幅に合わせたので、やや懐が浅いのですが、個人的にはこの多樹種を使うシリーズが気に入っていますし、よく「大五木材らしい」との声をいただきますので、かなり【森のかけら】のイメージが定着してきたのかなと思います。どの位置にでも扉の入れ替えが可能な『Oカラー』シリーズの場合、後から色合いのバランスを考える事も出来るのですが、はめ込み式の場合、配置に気を使います。こちらが入れ替え可能な『10カラー』のキャビネットですが、コーナーをもっと活かせないかと考えて、部屋のコーナーに配して2方向に引き出せるタイプを作ってみました。初めて試作でしたので、ちょっとサイズに遠慮が出てしまい、収納スペースが狭くなってしまいましたが、自分では割と気に入っているので、今後もサイズの改良を重ね第二弾、第三弾を作っていこうと思っています。ちなみにこちらで、高さ1800x幅250x奥行き380㎜。値段は95,000(消費税別

   

20110423 大五の家具エトセトラ・・・③この後、単一樹種の家具にも挑戦したのがこちらのエルム(楡)のキャビネットです。以前も触れましたが、家具に使えるような材が溜まってくると、『10カラー』ではひとつの家具で1枚しか使えないので、つい欲が出て暴挙(?)に出てしまったのがこちらです。しかし、同時期に作った同タイプの異樹種を配した『10カラー』が先に次々と売れていくのを横目に、いつまでも残っていくのは少し寂しさがあります。やはり得意分野で勝負しなければならないと痛感・・・。サイズは975x460x380㎜、内部の引き出しに桐を使った以外、総ニレ造りにしたので これも結構な重さになりました!何とか独りでも納品出来る家具を、というのが本来の裏モチーフだったのですが、完全な計算ミス。背板も中棚も無垢ですから、使用量も半端ではありません。必死で何とか持てる重さに・・・次回は軽量化が課題です。値段は95,000(消費税別

 

20110423 大五の家具エトセトラ・・・④こちらはブラック・チェリーのテーブル。今や打ち合わせテーブルと化してしまっていますが、サンダーでひと削りすれば艶のある肌が蘇ってきます。長期在庫品なので売れれば当然嬉しいのですが、あまりに長い間見慣れすぎたせいか、無くなればなくなったで一抹の寂しさもあったりします。自分でも現金なものだと思うのですが、もともと好きで作ったものなのですから当然の感情かもしれません。さまざまなアンビバレントな思いを秘めてこれからも家具造りを楽しませていただこうと思います。




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