森のかけら | 大五木材


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20141209 1少し前にご紹介した『森のりんご』についてですが、種類も随分増えてきましたので改めて「森のりんごの商品紹介コーナー」を全面リニューアルしました。いつもお世話になっているプロのカメラマン、藤山健さんブルーマーブル・オーナー)に撮影していただき、『森のりんご』たちの本来の美しい表情をご披露出来る事になりました。BASIC(¥3,000)、SPECIAL(¥4,000)、PRENIERE(¥5,000)の3つの価格帯ごとに、個別画像もアップさせていただきましたので、その表情と色合いをご覧ください。

 

20141209 3勿論自然素材ですので、1個1個木目も色合いも違ってはいますが、樹種名だけでは想像できなかったイメージがこれで随分と分かっていただけるようになったと思います。日々,愛用のリコーのGRで木を撮っているものの、高精度のレンズに対して撮る方の技術が追いつかず、本来の木の表情の味わいや色合いの豊かさがうまく切り取れなくて悲しい思いをしていました。事務所の二階で仮設スタジオを設置して撮影していただいたのですが、切り取られた画像は自分で見ても惚れ惚れするほどの美しさ!!さすがプロ!!

 

20141209 2『森のりんご』には、『森のかけら・プレミア36』の木たちのもうひとつの出口という側面もあるので、緻密で色あいも濃厚な(特に)唐木類のプレミアなりんごの中には雰囲気の似たモノもあります。目視したり、実際に触ってみれば微妙な違いも分かるのですが、カメラのレンズを通してしまうと、ほとんど差異が分からなくなってしまうものもあります。その「伝わらなさ感」がもどかしかったのですが、プロの手にかかれば、その微妙な差も分かっていただけるのではないかと思います。

 

20141209 4画像だけでなく中身も少し整理しました。『森のりんご』の頭についている3桁の数字はは、【森のかけら240種リスト】の通し番号なのですが、『プレミア(Premium)36』は頭に『』を付けて表しています。また、240種に含まれずに『今日のかけら』で番外篇として取り上げた樹種については、『エクストラExtra)』として頭に『』を付けて表わしています。今後は、このEの付くりんごが増えていく予感がします!画像に魅入られた方、是非実物の『森のりんご』を手に取ってご覧ください。http://morinokakera.jp/shouhin/?cat=43

 




Exif_JPEG_PICTUREここしばらく在庫状況の更新を怠っていた『森のりんご』ですが、先日ようやく最新在庫状況を更新しました。『森のりんご』は、キューブの【森のかけら】に対して、曲線を愛でれる商品として開発したわけですが、【森のかけら】の240種リストを完成させた以後にご縁があって入手出来た木、あるいは『プレミアム36』などの分類した木材たちの出口の1つとして考えたものでもあります。最新の在庫の中でみると、240種、プレミア36にも属さないモノとしてシキミ㊧やキンモクセイ㊨などがあります。

 

Exif_JPEG_PICTUREまた240種のリストの木であっても、クロガネモチスズカケノキカイヅカイブキなどのように公園木や街路樹など『木』としては日常から馴染みはあっても、『材』として触ったりすることのないモノについても、身近に置いて触れてもらいたいという気持ちで製作したものです。それは、チューリップウッドボコーテ、アマレロ、シャム柿、リグナムバイタなど『プレミア36』に属するレアな木たちについても同じコンセプトで、木は実際に五感で触れて感じてこそ理解、実感できるものだと考えています。

 

Exif_JPEG_PICTUREそういうレナな木の出口というのは、楽器やインテリア、装飾具などもっぱら建築や家具とは違うところにあって、昔は私にとっても縁遠い木でした。1つのスペックを他樹種で作るというコンセプト自体は、【森のかけら】も『森のりんご』も同じなのですが、100個(あるいは36個)で販売するセット商品に対して、バラで1個ずつ販売する商品として、同じマニア向け商品でも私なりに路線を分けた商品でしたが、単価から考えるとコレクターにとっては決して集めやすいものではなかったかもしれません

 

Exif_JPEG_PICTURE今までの販売統計を調べてみても、プレゼントなどに1、2個を購入するという方がほとんどで、5個以上のまとめ会はわずか。まあ、プレミアのりんごですと5個でも¥25,000ですから(!)余程の物好きでなければ手を出さないのも現実だと思います。それでも果敢にまとめ買いされるようなコレクターが世の中にはいらっしゃる、またそういう方とご縁が出来るというのはありがたい事です。わざわざそんな高いハードルを飛び越えて来て下さる方のためにも、決して値下げなどせずにこのまま端材の極北に邁進してまいります




Exif_JPEG_PICTURE弊社の【森のかけら】は、日本の木120種と世界の木120種の合計240種からお好きなものを100個(あるいは36個)選んでいただくという構成になっています。それだけでも、こんなに種類があるんですね~!と驚かれる方もいらっしゃいますが、私としては『わずか240種しか集められなかった』という悔恨の念があるのです。本当はあれもこれも入れたかったという木がまだまだあって、材さえ揃えられたならば、【森のかけら1000】にでもしたかったのです!

 

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なにしろ世界には20万~30万種もの植物があると言われています(さまざまな見解があって数百万という説もあるようですが)ので、240種なんてごくごく一部。ただし建築材や家具材として一般的に流通している木については、余程取り上げているとは思っているのですが、地域性による「見解の相違」はあります。当時は探しても探しても縁が無かった木が、今頃になって向こうの方からサラッと舞い込んできたりするのは悔しいような嬉しいような複雑な心境です。

20140724 3それらの木については、『ジャパン・プレミアのかけら36』として新たなシリーズを作ろうかとも考えていたのですが、そうなると供給の安定が問題となってきますので、『かけら』のセットものではなく、個別に対応が出来る『森のりんご』として世に出していくことにしました。そうやって少しずつ生まれているのがこちらの『森のりんご』たち。【森のかけら】に含まれる樹種でも『りんご』に出世するものもありますが、その基準はすべて私の独断と偏見

 

Exif_JPEG_PICTUREこちらの画像は以前にこのブログでもご紹介した『カイヅカイブキ(左)』と『シキ(右)』。植物性オイルを塗っていますので、濡れ色になってより深みが出ています。この2種はそれぞれ独特の香りを持っていて、柑橘系の塗料を塗ってさえもその匂いは健在。シキミやカイヅカイブキの匂いを嗅ぐと、脳内に祭祀のイメージが湧いて静粛な気持ちになるのですが、この個性あふれる『香り』たちも何とか商品化出来ないもの思案しております。蓼食う虫も好き好き

 

  『森のりんご』シキミ、カイヅカイブキ →  香りに敬意を込めてプレミアクラス¥5,000 /個(税別)

 




★今日のかけら・#058神代欅/ジンダイケヤキ ニレ科ケヤキ属・広葉樹・宮崎産

20140708 1ホームページの商品紹介コーナーの更新が追いついていない状況ですが、いろいろと商品アイテムも増えております。今年中にはサイトも一新する予定ですが、もうしばらくお待ちください。本日ご紹介するのは、『森のりんご』シリーズの新たな仲間、『神代ケヤキのりんごです。神代ケヤキ、つまり数百年の長きにわたり地下に埋まっていた木が、近年になって道路工事などで偶然掘り起こされ、今生の世に現れたもの。いわば神の代(みよ)より遣われたタイムカプセルなのです。

 

20140708 2地下水などの影響を受けて通常の色彩感覚では考えられない色合いに変化し、自然界の驚異を楽しませてくれるのですが、数百年もの間俗世間と関係を断っていた『ウラシマ・シンドローム』の影響で、世間の風に触れると急激なジェネレーション・ギャップ、いやセンチュリー・ギャップを発症し、その衝撃から四肢が歪んで変形したり、体が引き裂かれるほどの傷を負う事もあるのです。ですので太古の眠りから覚めた神代木を使える、使えないなんて基準で考えるなんてとんだ不遜!

 

20140708 3このように火山の恐怖と灼熱地獄の様子を今に伝える痕跡もあるのです。これは宮崎で出土した神代ケヤキですが、用材なんて生易しいものではなく、コレクションとして飾っておくべきレベルのもの。貴重性というよりも、その歪みかた、反り具合、月面かとみまがうほどの見事のクレーターなど、その芸術性において。しかし、そんなアートの香り漂う神代木でさえ、偏屈材木屋にとっては『ただ飾って観るだけなんてモッタイナイ』の対象!敬意を払い調理させていただきます。

 

Exif_JPEG_PICTUREその神代木から採れたのがこちらの『神代ケヤキのりんご』です。木目を見ればケヤキと分かるものの、その色彩はホオのような深い緑。加工前の褐色の色合いと随分違うと思われるかもしれませんが、出土してからかなり年月が経過しており、純粋だった心も汚れた世間の風に触れて表情も青ざめ、ひとの情けに触れたり、絶望もしたりと、波乱万丈の人(樹)生の生き様が表情を曇らせていたのでしょう。ひと削りしてやれば、精一杯強がって生きてきた仮面の下にはこんな優しい表情が!

 

Exif_JPEG_PICTURE植物性オイルでちょっと化粧してやれば濡れ色になって渋みと深みが復活!荒材のまま手元に置いておけば私のコレクションとなるばかりのものが、こうして数十人の方の元に届けられる、神の代の息吹を伝えるタイムカプセルとして生まれ変わりました。地中に埋まっていた悠久の時間と孤独を考えるならば、1個¥5,000(消費税別)は破格の値段!・・・だと思っていただける方にだけお届けできれば充分です。木の種類ほどに、材木屋の個性もあるという事。

 

20130209 2※『森のりんご』・・・高さ約57㎜、直径約51㎜

★BASIC(ベーシック)・¥3,000税別)・スギ、キソヒノキ、ケヤキ                     ★SPECIAL(スペシャル)・¥4,000(税別))・・・プラタナス、ヤマザクラブビンガ、パドック、ブラック・ウォールナット                  PREMIERE(プレミア)・¥5,000(税別)・・アマレロ、ゼブラウッド、キングウッド、カステロ、コクタン、ソノケリン、チューリップウッド、リグナムバイタ、ボコーテ、神代ケヤキ




プレミアな木の出口商品として開発した『森のりんごですが、地味ながら少しずつ売れています。当初、そんな価格設定で売れるか!と呆れられたものの、『森のかけら』で培ってきた体験がマニア鉱脈の匂いを探し出すアンテナの精度を高めてくれたのか、最近大きなマニア鉱脈のすぐ傍にいるような気がして仕方ありません!そう思い込んでいるうちが花ともいいますが、基本的には楽観主義でなければものづくりなんて出来ないと考えています。悲壮感は伝染しますから。

その『森のりんご』は、レアで重量感があって、触感が滑らかな木を使って作るようにしているのですが、中でも一番人気があるのがこちらの『チューリップウッド』です。木の特徴や物語については、『今日のかけら』をご覧いただきたいのですが、詳しい事を知らない方でもひと目惚れしてしまうほどの強烈なインパクトのある色彩。まるで人工的とも思える色調とその触感にすっかりはまってしまい抜け出せられなくなってしまう人続出で、実は現在品切れ状態なのです。

当然機械で作っていくのですが、あまり1つの樹種ばかり偏るのもどうかと思い(かけらの王としては、どの木も公平に、かけらに貴賤なし!というのが大前提だと勝手に考えているため)、一度に同一樹種はそれほど大量に作っていませんでした。ところが販売を初めてみると、どうしてもお客さんの好みで偏りは出て来てしまうもの。結局、チューリップウッドばかりが売れるのです。そこで慌てて追加の準備に取り掛かっています。おが屑だってこんなに鮮やか!捨てられません。

何か塗っているのではと疑り深い人がいますが、これを見てもらえば分かってもらえると思いますが、カットした小口もご覧の通りピンク色!そもそも【森のかけら】のプレミアシリーズを作ろうと思って購入していたものなので、大きな材はないのですが、『森のりんご』を取るには充分なサイズです。仕上がりサイズに合わせてここから細かく割っていくのですが、当然なるべく無駄のないように細かく木取りを考えます。それでもどうしてもわずかな端材は発生します。

その端材の端材すらも捨てるなんて気分にはなれません。なにしろこの色彩美!私以外の誰の目にも留まらずこの世から消えてしまうなんてあまりに理不尽、あまりにモッタイナイ!スギやヒノキと見比べた時に、どうしてこの木だけがこれほど木の神さまの寵愛を受けたのか妬みたくなるほどの美しさ。いつもながら惚れ惚れしてしまいます。たっぷりと目で楽しませていただいた後は、加工に移ります。6月末頃には順次『チューリップウッドのりんご』が出来上がってくる予定です。




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