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神代木から古代生物に話が広がりましたので更に話を脱線させます。太古植物の化石を販売しているサイトでは、三葉虫やアンモナイトなどの化石も販売しているのですが、中でも私が惹かれるのは中新世に生息していて、クジラを襲って食べていたという体長10mを超える史上最大の巨大鮫『メガドロンの歯』!思わず注文のボタンを押しそうになるところでしたが、多分近いうちにきっと買ってしまうな、これは!メガドロンの正式名称はカルカロドン・メガロドン 。そして和名は『ムカシホホジロザメ』。
現存する10m超えの巨大鮫としては、よく深海から引き揚げられた腐敗した未知の生物の正体として類推されるウバザメ(私はウバザメは隠れ蓑であって、決してそうだとは信じていませんが)やジンベイザメがいますが、いずれもプランクトンを主食とするおとなしい鮫。対してメガドロンは発見された歯から考えて、体長は10~16m、体重40トンもあったといわれ、魚や鯨を襲って食べた肉食の超獰猛な海のハンター。それに対して『ムカシOO』なんて郷愁を誘うような和名は卑怯!
この和名だけで心を奪われてしまいます。こんな巨躯が太古を海を悠々と泳いでいた姿に胸躍らない男子なんて世の中にいるのでしょうか。そんな古生物マニアとして今いちばん楽しみなのは、今夏公開予定の映画『ジュラシック・ワールド』!第一作の『ジュラシック・パーク』が封切られたのが1993年ですから、もう20年以上も前の話(それも驚きですが)。まだ映画におけるCG技術が確立されておらず、ストップモーションアニメーターのフィル・ティペットが恐竜を制作するはずが・・・
新たに開発されたCGで動く恐竜を観たスピルバーグがあまりにリアルな恐竜の動きに感動して方向転換。全面的にCGを採用する事になり、その道の巨匠であったティペットをして「これで我々は絶滅(失業)だ」と言わしめたのは有名な話です。その後CGは「出来ない事などないもない」ほどに飛躍的な進歩を遂げるのですが、立体化した画像が映画の中の人間らしさや風情、情緒といったものを消し去り中身の薄いものになりつつあるのは皮肉な事。技術だけでは感動を作れないのです。
昨日に続いて神代木の話ですが、滅多に神代木指定の注文など舞い込みませんので、先日は仕方なく板をカットして欠品していた『神代のかけら』を補充しました。なので今のところは5種の神代木シリーズすべて揃っております。かけらの在庫状況からしばらくの間販売を中止していた『神代木の5かけら』(ジンダイスギ、ジンダイタモ、ジンダイケヤキ、ジンダイナラ、ジンダイニレ)も発売を再開していますのでマニアの方是非この機会にどうぞ!価格は¥3,000(税込¥3,240)です。
ところで運がいいのか悪いのか、埋没後出土することなく永遠に地中深くに閉じ込められてそのまま本当に化石になってしまった木たちは、やがて石炭になるわけですが、それはおよそ3億年前のベルム紀、石炭紀の時代に地上で隆盛を誇った『シギラリア(Tietea singularis)』などのシダ植物の木だそうです。そのシギラリアをはじめいろいろな太古の植物や生物の化石とかがネットで売買されています。非常に興味があるのですがこれは目の毒、ドンドン深みにはまってしまいそう~!
そのシギラリアは高さ30mに達するほどの巨木であったそうで、その頃の鬱蒼とした大森林を構成する巨大生物の1つであったと考えられているそうです。どうやってそれが分かるのかも分かりませんが、梢が二股に分かれているユニークな樹形をしていたらしく、いかにも太古の樹らしい姿です。幹の表面に六角形の模様が並んでいて、それが文書などを閉じる時に使われていた封印に似ている事から、『封印木(フウインボク)』の別名もあります。こういうエピソードにも惹きつけられる~!
この時代の大森林を形成していたのは、シギラリアの他には同じシダ植物の仲間である『レピドデンドロン(Lepidodendron )』や『カラミテス(Calamites)』といった樹があるのですが、レピデンドロンは高さ40m、直径2mにも達する巨木で、幹の表面に魚の鱗に似た菱形の表面構造が埋まっていることから『鱗木(リンボク)』、カラミテスは高さ10mにまで成長する巨大なトクサ(スギナ)の仲間で、巨大な節があり『蘆木(ロボク)』とも呼ばれています。恐竜やマンモスのDNA復元は常に話題になりますが、古代樹のそれに興奮を覚えるマニアも世に中には結構いるはず!
弊社の隠れたマスコット、『ブタマジロ』。これは何ですか?という質問に今更答える気もありませんが、正体を誤解されてしまうので名前の由来ぐらいはご説明しておくと、ブタとアルマジロが合体したものです。何なの?どうするの?どうやって使うの?・・・これはブタマジロだけではなく、【森のかけら】をはじめとする弊社の商品の多く、いやほとんどに対して投げかけられる言葉ですが、もはや私にとってそれは讃辞にしか聞こえません。ええ、分かっていただかなくったって結構です。
いやむしろ、「どうだ、何にするのか何なのか分かんないだろ~!」と開き直った諦観の境地にあると言ってもいいぐらい。ところがそんな中で、出展したイベントなどで「あ、これ知ってる~」とか「見たことある」なんて声が聞こえてくるようになって、私の心の平安を揺らしてくる人がいます。しかしそういう方の多くは情報収集家であって、コレクターではないケースが多く、知っているという事に満足してそのままスルーされるのがほとんど。いいんです、いいんです、素人の方には・・・
あれこれとブタマジロについて喋りたいような、神秘性を高めるために無言を貫くか、ふたつのアンビバレントな気持ちで心が揺れ動く中、決して大声で叫ぶわけでもなく、派手にシュプレヒコールをするわけでもないが、小動物に狙いを定めた肉食獣のようにしっかりとブタマジロに狙いを定めた小さなハンターが登場!この恐るべき4歳児の瞳の奥にはブタマジロの姿が映し出されているのです。その出会いは、えひめこどもの城。数多ある遊具に惑わさる事も無く、彼女の心を掴んだのは一匹のブタマジロ!
運命的なブタマジロとの出会いを果たした彼女は、それを飼う事を決意!「買う」のではありません、「飼いたい」のです。「飼うために買う」のですが、小さなハンターはそれを親に頼もうとはしません。お金を貯めて買う!少しずつお小遣いを貯めて自分の誕生日にブタマジロを買おうとしているのです(涙)。自分が欲するものは己の力で勝ち取る!力こそが正義というコナン・ザ・グレートのような世界観が4歳児の心を支配していたのです。それは彼女の両親の教育方針でもあります。ならばこちらも大人として受けて立たねばなりません。決して値下げなどせず、正規の値段で売ることこそが彼女の真摯な気持ちに唯一の答え。しかし現在彼女のお小遣いはどれぐらい貯まっているのか、そして何よりもブタマジロの値段を知っているのかという大いなる疑問があるにはありますが、今は考えますまい。
周囲の心の汚れた下世話な大人達が無垢な4歳児に囁く。「お嬢ちゃん、止めときな。モッタイナイよ」、「電池で動いたりしないよ」、「もっとオモシロイものが沢山あるよ」、そして究極の悪魔のささやき「そんなものの何がいいの?」。こいつらまとめて叩き斬ってやろうか!ピュアな心を乱す奴らはみんな地獄に落ちればいい!ひとがモノに惚れる時に理由はいらない。今世界でいちばんブタマジロを愛してくれているのは間違いなく彼女。世界中のみんなに愛されなくていい、あなたに愛されさえすれば・・・。
ということは、ありえない話ではありますが万が一このタイタンオオウスバカミキリ(もうその名前からしてレア感が漂うのですが)に目をつけられていまうと、高額で貴重なゼブラウッドであろうが、黒檀やチークであろうが、眼前でバリバリと喰われていくのをガンジーのように無抵抗でなされるがまま見守るしかないのか~!?いや、もし宿主がワシントン条約附属書Ⅰのリストに掲載されている絶滅の危険に瀕している『ブラジリアンローズウッド』だったらどうなのか?!
妄想は広がるのですが、それよりもなによりも成虫でこの大きさという事は、幼虫でもかなりの巨躯を誇っていらっしゃるのでしょうから、駆除いや強制退去していただくことなど到底無理!下手すると口から何か恐ろしい異物を吐きかけられる恐れすらありそうですので、もう宿主がローズ様でも諦めるしかありません。それはさておき話を現実世界に戻しますと、先日資材置き場を廻っていると不思議な光景に遭遇しました。そこには『エノキ』の板材を置いているのですが、
虫穴の開いた1本のエノキに黒いハチらしき昆虫が引っ付いてもがいていました。最初、キリの中に産み付けられた幼虫が成虫になって穴から出ようとしているのだがお尻のあたりが引っかかって出られないのかと思っていたのですが、よくよく見るとそうでもなさそう。昆虫の生態には詳しくないので実際のところはよく分からないのですが、珍しい光景だったのでしばらくの間観察していると、どうやら開いていたエノキの穴の中にメスのハチが卵を産み付けているのではないかと?!
近づいてよく見ると、お尻が引っかかっているようではありませんが、私がすぐ傍まで近づいても一向に逃げる気配がありません。じっと観察すると、ハチがプルプルと痙攣するかのような震えを繰り返しています。その後も数分の間その状況は続きました。その後、電話が鳴ってその場を離れ、少しして戻ってみるともうそこにはハチの姿はありませんでした。穴は意外に深くて先が曲がっていたので中の確認は出来ませんでした。放置しておけばいずれそのエノキは餌となるかもしれません。
それでもさすがに今目の前で産まれたばかりの(勝手に私が妄想しているだけで、産卵でもなんでもないのかもしれないのですが・・・)生命を奪う事は憚(はばか)られ、その1本のエノキは今まで殺生してしまった多くの虫たちへの懺悔と鎮魂の意味を込めて、彼ら幼虫への捧げものとしてそのままにしておくことにしました(あくまでも産卵したという妄想で)。小さな木材屋の小さな敷地の中で世界各地から不本意ながら集まってきたであろう虫たちの小さな命の営みは続くのであります。
弊社の木材置き場には、世界各地の耳付き板が置いてあるのですが、その多くが天然可能であるため、仕事が終わって静かになった時に資材置き場を歩いていると、「カリカリカリ・・・」という木を削る小さな音が聞こえてきます。耳を澄まして音のする方に近づくと、人気を察したのか音は止まります。しかし少し離れるとまた音が・・・。中には近づこうが、木を触ろうが気にもかけず無心で木を削る剛の虫もいたりします!木は決して人間だけのものではありませんが・・・
さすがに目の前で大切な木材が虫喰いになっていくのを許すほどに人間が出来てはおりません。そういう場合は、申し訳ないのですが強制退去していただくことになります。音が大きい場合は、かなり活動が盛んになっている事が多く、樹皮が文字通り首の皮一枚状態になっていて、少し触るだけでボロボロに崩れ落ちる事もあります。木と樹皮の間あたりの軟らかい部分が好物ですが、そこを食すと材の方にも進行して、穿孔跡が無数にありそこには・・・ウスバカミキリの幼虫が!
リアル動物が苦手な私ですが、その中でも幼虫類は特にNG!大の大人が情けないと言われようとも苦手なものは苦手。それでもさすがに大切な商売道具を見殺しには出来ません。嫌々ながら(もうそれが虫などとは思うなと脳に指令を送りつつ)強制退去を執行せねばなりません。まあ虫たちには何の罪もないのですが、もうこればかりは産み付けられた所が運が悪かったと諦めてもらうしかありません。こちらにも養わなければならない家族がおりますので・・・殺生御免。
中にはすでに成虫に成長した虫もいたりするのですが、うちで見かけるウスバカミキリはどんなに大きくてもせいぜい体長20~30mmですが、世界には恐るべきカミキリムシがいます。先日たまたまネットで見つけたのですが、南米の熱帯雨林地帯に生息する『タイタンオオウスバカミキリ』は、世界最大のカミキリムシで体長はなんと150〜200mmにも及ぶとか!個体数が圧倒的に少なく、その生態は未解明な点も多く個体数の激減から、絶滅危惧種に指定されているとか!!!
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