当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
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| 以前にご紹介した『おとなの部活動』のステージⅡ『えひめのあるうれしい日』で、弊社が作らせていただいたコラボ商品を少しずつ紹介させていただきます。それぞれの道のプロフェッショナルがおのおのの視点で、作って欲しいもの、作りたいもの、作れるもの、売れるものについて話し合った結果いくつかのコラボ商品が開発されました。今回から、作り手に売り手が加わったことで、実務的な販売の話まで見えてきたので、作る方にもおのずと力が入ります。 |
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という事で、丸いだけのシンプルな無印のまな板を作ることになったのですが、まな板といえば素材はやはりイチョウ、ホオ、ヤナギの御三家。ただし希望のサイズが、直径300㎜で、厚み30㎜という事だったので、手持ちのヤナギでは小さ過ぎるため、今回はイチョウとホオに絞り込みました。イチョウに関しては匂いの強くないオスの木を使うのが基本なのですが、匂いも個性だし、洗って使うので匂いもいずれ揮発するだろうからとの理解もいただき、メスの木で作りました。続く・・・ |
干支にちなんで鳥の話をもうひとつ。昨年末の話ですが、会社の土場に突然カモがやって来ました。近くに池があるにはあるのですが、そこでカモの姿を見たことはなかったので、その池から来たのか、いずこからか目的地を誤って飛来したのか分かりませんが、結構長い時間滞在されていました。ちょうど雨が降っていたので、アスファルトの土場のくぼみにたまった小さな水溜りの中で心地よさそうにくつろがれていました。写真を撮ろうと近づくと、飛んで逃げないまでもトコトコ移動。
人間にもかなり馴れているようで、人を恐れているようにも見えませんでした。その後も土場の中をあちこち動き回っていたのですが、どうしてある一定の距離を越えさせてはくれませんでした。折角くつろいでいるのに、追い立てるようにするのも可哀想だと、しばらくして気が付いたら姿が見えなくなっていました。スタッフは来年の干支が、やって来たので縁起がいいと喜んでいましたが、まさにグッドタイミングでした。さすがにネギまでは背負ってはおりませんでしたが。
カモといえば、偶然ですが弊社にもカモにちなんだ商品があります。それがこちらの『ダックエンド』。イチョウ(銀杏)の木で作った11月の誕生木の出口商品です。古い本を食べる虫と知られているシミ(紙魚)という昆虫がいますが、そのシミはイチョウの独特の匂いを嫌うことから、古来からイチョウの葉が栞に使われていました。そういった慣習を元に生み出したのが、イチョウの木のブックエンド。なぜカモなのかというと、それはイチョウの名前に由来しています。
イチョウの葉の形がカモの足に似ていたことから、昔中国では鴨脚を意味する「ヤーチャオ」と呼ばれていました。鎌倉時代から南北朝時代に日本から多くの僧が中国に渡りましたが、その際に現地の「ヤーチャオ」という言葉を「イーチャウ」と聞き誤ったことから、転化してイチョウになったと言われています。つまり11月の誕生木イチョウが、名前の由来からカモとなり、材の特徴から本を守るからブックエンドになったわけです。もうすぐオンラインショップでも販売開始予定。
新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。本年もひとりでも多くの『木のファン』を増やすべく、木道を追求、精進していくつもりですのでよろしくお願い致します。1月5日(木)より通常通り営業致します。
今年は酉年ということで、年賀状にも拙いキツツキの絵を描かせていただきました。木に穴を開けて子育てしたり、ドラミング(木を突く行為)で仲間とのコミニュケーションをとったりするキツツキは、木側からみれば体の一部に穴を開けられるわけですから決して歓迎すべき者ではないのかもしれませんが、自然界の中で一方的に依存するだけの関係性が継続するのは不思議な気がするので何か木にとっても益になる事があるはず。そのひとつが木の中の虫を食べてくれること。
木を突っついてその反応で木の中に潜む虫の幼虫の気配を察して食べてしまうのですが、残念ながら実際に生でドラミングしている姿を見たことはありません。12月の『適材適所』(NO.223)にも書きましたが、キツツキの開けた穴付きの枝とか幹とかあれば是非とも欲しいところです。でもこれ集めだしたら、キツツキの種類によって穴の形や深さが違うとか、底なし沼のような深みにはまりこんでしまいそうで怖くもあるのですが・・・。
さて、木と鳥の関係について、通信を書くにあたってもいろいろ調べたのですが、あまりピッタリくるものがないので苦心して通信の記事を書き終わってから気が付いてのですが、これが灯台もと暮らしというやつ。そうです、木製のマグネット『森のしるし』の中に、鳥の家紋がありました!まあ直接的に木と鳥が絡んでいるわけではないのですが、鳥を使ったモノのひとつとしてご紹介させていただきます。鳥の家紋って意外に多くてその一部がこちら。
その中でももっとも認知度があるのが、『千鳥紋(ちどりもん)』ではないでしょうか。シンプルでかつデザイン性にも優れた千鳥紋は、単に家紋というカテゴリーを超えて、タオルやお菓子のパッケージなどのデザインとしてもさまざまな場面で使われています。ここでいう『千鳥』は特定の鳥を指しているわけではなくて、水辺に棲んでいる小型の鳥のことで、沢山いることから千鳥と呼ぶようになったと言われています。ヒヨコのようにお腹がポッコリ膨らんだ姿が愛くるしい。
この千鳥にもいろいろな種類があって、『丸に千鳥』や『波間に陰千鳥』、『五つ千鳥』、『変わり千鳥』などさまざまなバリエーションがあります。『森のしるし』の中ではもっとも代表的な『千鳥』のみしか作っていませんが、もともと人気の高い千鳥ですが、今年は干支の力も借りて、千鳥を大量に作ってみようかと考えています。『森のしるし』もお陰様でもう少しで販売累計が2万個になります。現在オンラインショッピングでも、各シリーズごとにセット販売しております。ご縁試し感覚で是非おひとついかがでしょうか~♪
これは、盟友・井部健太郎君が開発したスマートホン用の「スピーカースタンド」。愛媛県久万高原町産のスギを使って作られています。以前に久万高原産のヒノキを使って、国内屈指の高級ドラムメーカー・Sakae Rhythm(サカエリズム)さんに国産ヒノキ製ドラムの材を提供するなど音楽への造詣の深い健太郎君ならではの発想です。画像のように木製の木箱の上面に開いた穴にスマホを差し込むと、無垢の板に音が共鳴して、電源無しに深みのある音色が楽しめるというもの。
開発を始めた初期から話を聞いていたので、どうやれば音がよく聞こえるか、いかにシンプルな構造で組み立てられるようにするか、かなり苦心されたようです。木製のスマホスピーカーは結構いろいろなところで作られていて、それ自体は決して珍しいものではないかもしれませんが、自分のところにある材にどういう「調味料」を振りかけて、どういう場に「提供」出来るのかということを日々考えていて、出来ることを、出来る能力で、協力できる仲間と作り出すということが大事。
実際に音楽を聞いてみると、スギの年輪に反応して音色がやわらかく響いてきます。パーツをレーザーでカットして簡単に組み立てられるような仕様となっていますが、白木のバージョンの他に、経年変化で表面がロマンスグレーになった(銀白色などとは言わない)ものを、サンドペーパーで軽く磨いて浮造り調に仕上げたエイジングバージョンの2種類があります。このエイジング材が最近非常に人気があって、店舗等では強いニーズがあります。本来、買うものではなく作るものですが。
今回このスマホスタンドが、FM愛媛さんの開局35周年オリジナルグッズとして公式に販売されることになりました。久万高原町の木材を使った『森のくまさん(久万産)』シリーズの1つとしてFM愛媛さん本社で絶賛発売中です!価格は¥1,500(消費税別)。なお、FM愛媛さんではこの販売にあたり、オフセット・クレジットも購入され、1商品につきCO2 10kg分のクレジットを付与して森林保全事業等にも取り組まれるなど、その本気さがヒシヒシと伝わってきます。
この真摯な思いと、勢いに乗らない手はないと、わずかな下心を持って私も何か「音」に関する商品が作れないか試案中。健太郎君も私も、作る環境や素材や十分に揃っているのですが、このスマホスタンドのようにその思いを増幅させて多くの方に伝える『出口のプロフェッショナル』の存在が必要不可欠。今まで狭い業界の中で小さな筏に括り付けて川上から川下にどう流すかばかり苦心してきたものの、一歩外に踏み出してみれば大海を安心安全航海するタンカーがこんなに沢山・・・!
スマホスタンドに関するお問い合わせは(株)エフエム愛媛 販促事業部 kuma@joeufm.comまで
昨日の中田水産さんの話の続きですが、同じ南予出身でありながら、山側で育ったために海のことは何も知らなくて、いろいろと教わる宇和海の話がとても新鮮でした。中田水産さんでは宇和海の伊方湾の入り江でしらすの養殖もされていて、使用される餌も無添加にこだわり独自のブランドしらすを作り出されています。実際に食べさせていただきましたが、これが美味!木製品だってそうですが、それを作っている人の顔や背景が分かると、同じものでも味わいが増してくるというもの。
中田社長から伺った話の中で印象に残ったのは、山の形は海の形でもあるということ。つまり山の斜面は海底までつながっているので、山の形を見れば海の中の地形も分かるということ。言われれば当たり前の話ではあるものの、言われるまで意識して考えたこともありませんでした。それは特にこの宇和海という複雑に入り組んだリアス式海岸という漁場が特殊な生態系を生み出しているという事でした。その特性を知り尽くしたうえで考えられた中田水産独自の戦略もお見事!
そう考えると、山のものと海のものって切っても切れない関係性があって、どこからでも絡められそうです。今まではどうしても必要以上に「山」とか「森」を意識した商品にばかり目が向いていましたが、山のすそ野が海岸になっていると考えると、海のものを木で作るのもありだなと。よく寿司屋さんで、魚偏の漢字がびっしり書かれた湯呑を見かけますが、以前からあれが気になっていて、木偏でも同じようにものがあったりしますが、共通する名前ってないのかなあと・・・。
すぐに思い浮かぶものに「サワラ」があります。海のサワラは、魚偏に春で『鰆』。山のサワラは、木偏に甚で『椹』。魚のサワラは、春先になると産卵のために沿岸に近づくので、日本では、春によく見かけることから、「春を告げる魚」という意味で春という漢字があてられました。一方、木のサワラの方はというと、椹は本来「桑の実」のこと、あるいは木などを切断する時に下にあてる台のことらしく、漢字としての椹は誤った使い方なのだそうで、漢字の由来対決は魚のサワラに軍配。
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