当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
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カウンターやテーブル、フローリングや壁板、看板などを通じて、店舗おのお仕事に関わらせていただく事も少なくありません。自分のライフスタイルとまったく無縁の業種だと、完成後にお邪魔する機会も無いのですが、飲食店であれば納品させていただいた無垢材の『経年変化の確認』と御礼も兼ねて、客という立場でなるべくお伺いさせていただくように心がけています。特にお酒の飲めるお店であれば、気の置けない仲間と一緒に、その木の事を肴に話をするのが何よりの楽しみなのです。
納品して終わりではなく、立場は変われどもご縁のあった方とその後も「木」を通じてお付き合いが出来れば何よりです。昨年にまたひとつ嬉しいご縁が合ったのですが、お店の営業時間やこちらの都合が合わず、なかなか伺うことが出来ていなかったお店に、先日ようやくお邪魔させていただく事ができました。お店がオープンしたのは昨年の10月末だったので、およそ半年も経ってしまったのですが念願が叶いました。そのお店は、松山市勝山町2-5-4の『日々旬味旬菜 山本』さん。
地元の方には、愛媛銀行本店の北隣のビルの1階といった方が分かりやすいかもしれません。お店は勝山通りに面していて、大きな暖簾が目印です。実はこの「山本」さんとは不思議なご縁があって、昨年秋に突然設計士さんがこのお話でご相談に来られたのですが、その時には誰が施工するのかもお店の名前も分かりませんでした。それから数日してご連絡があったのが、お付き合いのある成武建設さんで、お店のオーナーは双子のクラスメートの叔父さんという不思議なご縁に驚き!
そのクラスメートのご両親も洋食店を経営されています(洋食カフェ ダイニング・メルシー)が、『山本』さんは、長らくロープウェイ街の店舗で営業されていた本格和食のお店。ご兄弟で違うジャンルとはいえ、血は争えないという事でしょうか。さて、その本格和食のお店の看板でもあるカウンター材を提案させていただく事になり相当悩みました。長さが4mを超える本格的なカウンター、材質や色合い、質感、そして当然コストの事も視野に入れて提案させていただかねばなりません。
悩んだ末に設計士さんと出した結論がこちらの美白の『ヨーロッパ・ビーチ(ぶな)』。和食のお店だから和材という考え方は短絡的で、輸入材の中でも和風のテイストのある木材は沢山あります。また1枚板では値段が合わないからと合板に舵を取るのも早計。長い幅広のカウンターをブロック積みでつなぎ合わせていただきましたが、少し手を加える事でリーズナブルな価格で木をお店に取り込めることは出来ます。当日は車を運手しており、ご自慢の梅酒は飲めずに残念でしたが、店主は口数が少なくとも旬のお料理はとても饒舌でした!
★『日々旬味旬菜 山本』・・・松山市勝山町2-5-4 tel 089-034-4400
昨日に続いて『モザイクボード』と『トラットリアカフェ ミシン』さんの話です。オーナーの屋島裕樹さんは、コスチューム、衣装のデザイン、製作を行う会社を経営されていて、今回新たに飲食店をオープンされました。いただいた画像からは、何とも怪しげな雰囲気(!)がそこはかとなく漂ってきます。ご自身でも『隠れ家的なお店』と仰られていましたのでこれは最大級の褒め言葉でございます。
『モザイクボード』の上には美味しそうなイタリア料理の数々。この数年、不思議にイタリア料理のお店とご縁がありますが、『モザイクボード』のような激しい彩りの商品にはイタリア料理との相性が良いのでしょうか。それともイタリア料理店のオーナーの皆さんが革新的で心の寛容な方々ばかりなのかしら・・・。いずれにしてもありがたいご縁です。こういう使われ方を想定して製作したのではあるのですが、あまりにはまり過ぎて怖いぐらい!
実はその後、この商品について県の『えひめ中小企業応援ファンド活力創出産業育成事業』に応募して採択を得ました。現在進行中で、強度試験などを行い、『モザイクボード』を使ったオリジナル家具の開発まで行う予定です。異樹種混合商品ですので、JISやJASの取得などたいそれた野望を抱いているわけではありません。ただ、どの程度の強度を有するものか、どういう用途に使えるものなのかある程度の目安の裏付けを検証しておきたいという事です。
初めてこの『モザイクボード』を作った頃に比べると 随分と作業効率も向上しました。人間、慣れとは凄いものです。弊社で端材を荒加工して、集成材工場でフィンガージョイント加工してもらっているのですが、最初は「こんな物作ってどうするの?」という毎度ながらの反応でした、・・・慣れてますそういう反応には!【森のかけら】で充分免疫が出来ておりますので、私的には「今に見ておけ」的な気持ちではありましたが、それも実績が伴わなければ絵に描いた餅に過ぎません。
自分なりに確信はあったのですが、その背中を押してくれるのは「使っていただく」という実績のみ。そんな時にお声をかけていただいたのが、こちらの『トラットリアカフェ ミシン』さんでした。それまでにも市内で幾つかの実績はあったのですが、この商品については地元の得意先にだけ販売していたのでは限界があり、県外の建築以外の分野も視野に入れていました。ただし価格競争をするつもりもなく、商品の面白さに共感していただきながら丁寧にファンを広げていきたいという気持ちがありました。
いつも今回のような僥倖が待っているわけではない事は百も承知ですが、【森のかけら】をはじめ弊社オリジナルの商品の多くがネットからのご注文になってきており、日々のブログを通じて、商品の背景の「ものづくりの意図」なども発信し続けていれば、リスクも(相互ともに)軽減・解消できるのではないかと思うようになってきました。『モザイクボード』についても、今後使用量が増えればそれに伴い改良点や問題点も現れてくるかもしれません。また、何よりも端材ベース前提の商品ですので、大量生産には背中を向けておりますが、そんな悩みが現実となることを信じて今は生産に専念。そんな夢の扉を開いていただいた『トラットリアカフェ ミシン』さん、このご縁忘れることはありません。一ファンとしてご商売の繁盛を祈念しています。
https://twitter.com/#!/mishin5
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13139515/
昨日のブログの中で少し触れましたが、10数種類の木材を使って作った異樹種混合の積層フリーボードについて、本日は詳しくご紹介。以前にこのブログでも、『モザイクボード』という名称で商品開発が出来た旨の報告をさせていただきました(製作当時はカラーミックスボード)。あれからこの商品を取り巻く環境に大きな変化がありました。自分で言うのも何ですが、異樹種の端材の複合的な出口として、また意匠性のあるデザインボードとして自分なりに自負はありました。
このブログで紹介させていただいた後も、多くの問い合わせをいただいたのですが、最終的には価格の面でなかなか折り合いがつきませんでした。既存のタモやメルクシパインと比較されて、あと幾ら安ければ使えるのに・・・というお話が大半。私としては、既存の商品の市場を奪うのではなく、意匠性とオリジナル性という特徴を強く打ち出し、「新しい分野」、「新しい用途」で使っていただきたいと考えていたのですが、地元の建築現場とではかなり温度差がありました。そこへ1通のメールが・・・!
メールの主は東京の衣装デザイナーさん。今度新しく出店する飲食店のカウンターとして是非使ってみたいという、拙ブログをご覧いただいてのメールでした。まだ幾つか課題も残る試作的なレベルでもありましたが、その旨もご了解をいただき、その時製作していたほとんどすべてをご購入いただきました。その店の名前は、『トラットリアカフェ ミシン』!世田谷公園のすぐ近く傍、三宿と言った方が地元の方には分かりやすいのでしょうか。外観がユニークなのでよく目立って分かりやすいそうです。
こういう材料にしろ家具にしろ遠方にお届けする場合は、もし何かトラブルがあったとしても現実的には飛んで駆けつけるというわけにはいかないので、正直かなり心配な面もあります。それでもこうして収めさせていただいたのは、商品ご購入までに何度も何度もメールでやり取りさせていただき、オーナーの屋島裕樹さん(ファムリズム株式会社 代表取締役)の人間性がよく伝わってきたからこそです。こちらの作り手の意を汲んでいただき、使っていただいてこその「こだわり」です。
舞台こそ違えども同じくものづくりを手がけていらっしゃる人だからこそ、価格だけではない価値に共鳴していただいたものだと思います。オープン後、お店の画像を送っていただきましたが、四国の田舎で生まれた商品が、晴れやかなステージに立たせていただき身震いするほどの喜びです。都会のお洒落な雰囲気の中で浮き足立つことなく、しっかり溶け込ませて使っていただき本当にありがたい限りです。後から知ったのですが、お店のコンセプトも、さまざまなエレメントをミシンでパッチワークしたような空間づくりだったようで、まさにピタリとはまった商品だったようです。わが意を得たり!と私も大いに感激しました。
お店は、イタリアナポリで修行し、横浜の人気イタリアン『イル・サッジオ』などいくつものお店を手がけたシェフが腕を振るわれる本格イタリアレストラン。『体にやさしい料理を』コンセプトに、野菜は三浦や静岡の契約農家から厳選した新鮮なものを使用。 1F・テラスは34席あり、モザイクボードのテーブル、カウンターがお楽しみいただけます。2Fにはソファー席を中心に、グループでゆったりできるログハウスのような空間になっています。早く東京出張の仕事を作らねば! この項さらに 明日に続く・・・
「トラットリアカフェ ミシン」(東京都世田谷区下馬1-37-7)
30代に比べたらお酒を飲む機会と酒量は確実に減りました。20代のビール、30代の焼酎を経て40代は日本酒。量は減りましたが、確実に美味しいお酒を飲みたいという欲求は増すばかり。多くの酒飲みの皆さんが同じような軌跡を辿るのかもしれませんが、私の周辺には同世代で日本酒愛好者が多いので(昔は決してそうでもなかったと思うのですが、同じ嗜好で成長しているのでしょうか?)、食べる量も減ったので余計に、ついつい美味しい日本酒を求めるようになりました。愛媛木材青年協議会も卒業して、今後大人数で飲む事よりも異業種異分野の方と少数で飲む機会が増えそうです。と思っていたら、久しぶりに愛媛木青OBと飲む機会がありました。同業者が集まると現状を憂うネガティブな話が多い中、我々いつも能天気な「明るい未来」の話で大騒ぎ!
それぞれに厳しい状況はあるのでしょうが、暗い酒は美味しくありません。9名ほどの材木関係者が集まりました。1人の現役以外はみなOBですが、気の置けない同世代がいたからこその楽しき活動でした。胃の調子はまだ完璧と言えないのですが、仲間の誘いを蹴るほど不人情な人間ではありません。検査以来、ブラックコーヒーもアルコールも控え、なるべく睡眠も取るようにしてきましたので、痛みはだいぶんなくなりました。現役の頃から、会議の後の懇親会の場所取りは私の役目でありました。
それは、店舗への納材も多いことから、そのお店を訪れ仲間に紹介したり、他社が納材したお店でもいろいろな施工例を見てみたいという一石二鳥の役得から、自ら名乗り出たものであります。それで今回選んだのがこちらのお店、『やきやき鉄板 きんぎょ』さん。昨年末に新規オープンしたようで、何か木材を納材させて材いただいた訳でもありませんが、外装の面白いデザインが以前から気になっていました。以前は別の居酒屋で、学生時代から随分お世話になりました。
ほぼ居抜きだと思うのですが随分イメージが変わりました。内装も楽しいですね~!カウンターの奥には、中に照明を仕込んだ金魚桶がズラリを並んび、天井からは可愛い金魚のロゴマークの入った巨大なシャンデリアが吊るされ不思議な雰囲気を醸し出しています。同じ形状のモノが微妙にアレンジされて居並ぶ姿に非常に弱いので、こういうシチュエーションには無条件で惹かれます。「木」が全面に出て使われているわけではないのですが、木以外の演出も気になります。
異業種との交流同様、木も異素材とうまく併用することでより魅力が増します。昔は「木だけ」に目がいっていましたが、いろいろな異業種の方とお付き合いするようになって、少しは視野が広がったようです。あれほど嫌った「合板」とも、付き合い方次第かなと思うようになりました。お酒も美味しくいただいたのですが、やっぱり最後は気になるのが「木の使い方」。お店の外壁は『マツの板になぐり』が施されています。なぐりの凹凸に照明が注がれ、マツに複雑な表情が・・・嗚呼、神はディティールに宿ります!
| 数日前のブログで『ハマーハウスのモンキーデスク』をご紹介させていただきましたが、「木が木を呼ぶ」って事もあるのかもしれません。ある樹種に声が掛かると不思議にその木に相次いで問い合わせがある事があります。まさこの『モンキーポッド』がそのケースで、ハマーハウスのお問い合わせ前後に幾つかの問い合わせが集中しました。こちらが売ろう売ろうする時はまったく売れず反応も無かったりするのに、「流れ」が来た時は不思議なものです。結局「邪心」があるうちは「物売り」なんでしょうね・・・ |
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『木が木を呼ぶ』ように、いろいろな事に顔を突っ込んでいると、ある事を契機に『モノがモノを呼び』込んできたり『人が人を呼び』寄せ、今までバラバラに見えた事象が一気に結びついてきます。そもそも世の中、多かれ少なかれ何らかの関係性を帯びているのですから、それにようやく気付いてきたというだけの事なのですが・・・何しろ今まで信じられないくらいに視野が狭かったものですから。いつもながら前口上が長くなりましたが、私にとって思い出深い『モンキーポッド』と言えばここ『てんぐ屋敷・桃太郎』さん。 |
| 店舗の1階のカウンター、テーブルに豪快に『モンキーポッド』を使っていただきました。特に1枚板を削りだしたカウンターは圧巻です!焼き鳥の味は保証しますが、是非お店のカウンターやテーブルも目で味わっていただきたいと思います。その『桃太郎』さんが、個室を増やす事になったのですが、その際にも『モンキーポッド』を採用していただきました。それがこちらの耳付きの1枚板。木にも『目に見えないバイオリズム』のようなものがあって、途端に『モンキーポッド』に声が掛かるようになりました。 |
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『ハマーハウス』さんもそのおひとり。モンキーポッドに限らず(20年以上も材木屋をしていると)こういう事ってしばしばありますが、あまりにそれが重なると『見えざる神の采配』を意識せずにはいられなくなります。ああ、端材を捨てずにきちんと活用しているから、木の神様が少しだけご縁をつないでくれたんだ・・・なんて信仰心の薄い私でさえ考えてしまうほど。木が人を呼んだのは、以前いよココロザシ大学で講師を務めさせていただいて以来のご縁、NPO法人Eyesの元気印・竹下愛ちゃん。 |
| ある企てのために作戦会議をしてのですが、その場所に選んだのがこちら。その場に愛ちゃんが持って来てくれたのが、私が以前リクエストをしていた『道の駅とおわ』の『桐島畑のジンジャーシロップ』!以前拙ブログでもご紹介しましたが、このジンジャーを牛乳に少しだけ入れて飲むのが大好きなのです。それまで高知県が生姜の生産量日本一だという事も知りませんでしたし、何より生姜がこれほど美味しいものだとは思いませんでした。この瓶のデザインは、桐島の奥さんが描かれているそうですが、温もりの伝わる素朴なデザインで大好きです。それで『道の駅とおわ』と関係のあるらしい愛ちゃんにリクエストをしていたのですが、ちゃんと覚えていてくれました!これは昨年の11月頃の話なのですが、昨日のNHKで梅原真さんのお話を聴きながら不思議な高知のご縁を楽しんで悦に入っていました。これも木の神様のお導きでしょうか(ショウガ)! | ![]() |
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