森のかけら | 大五木材


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今週の土日は、日頃から深いお付き合いのある久万銘木㈱さんの『銘木まつり』に出展させていただきます。毎年恒例のイベントで、春と秋に開催されています。弊社も出展させていただくようになって久しいのですが、今回で74回ということですから、立派です。もはや愛媛の木材業界の風物詩と言っても過言ではないと思います。西日本から、木材・銘木に関する業者が多数出展します。出展メーカーも経験豊富なベテランばかりで、馴染みの顔が年2回揃います。

業者の中には、こういう展示会への出展で全国を廻っている方もいらっしゃいます。4トントラックに材料を満載に積んで、北から南へ旅に出られます。とはいえ中展示会があるわけではないので、やはり多いのは春秋がピークではないでしょうか。そういう方は、搬入・搬出も慣れていて荷物もコンパクトにまとめられています。大きく展示してあるのにうまく、分解して折りたたんで小さく収納していくのにはいつも感心させられます。うちの場合は会場が近いこともあり、細かな事は考えていないので、適当に梱包して持っていくので、いつも搬出が最後です。まとめる作業が大の苦手なので、荷姿もガタガタです。性分なので仕方ありません・・・。

遠方の業者の方とは、ほとんどが電話対応なので、こうやって直接会えるのは年2回の楽しみでもあります。

 

前回のイベントでも『木工広場と木のふれあいコーナー』を併催されてましたが、今回もあります。木工の方は、『ウッドワークかずとよ』の池内一豊くんが指導にあたり、弊社は『木とふれあうコーナー』担当です。池内君は、伊予市に工場を構える家具職人さんです。私と同世代ですが、業界では若手でも抜群の腕前を誇ります。家具といっても、名前通り突き板やポリカなどの貼物よりも無垢の木が主戦場です。●●木工所と名前のつくところは多くても、幅が700~800㎜ぐらいの1枚板を削れる職人さんはそうはいません。このブログでもよく登場する白菊木工所太田菊則さんとは『心の師弟関係』にあり、多種を扱う弊社にとってご両名は命綱のような頼もしい存在です。お二人とも『技能士会』に所属され、木を通じた木育の啓発にも熱心です。

e382a2e382abe382ace382b7別のイベントでも、他の皆さんと一緒によく木工イベントでも腕をふるっていただいています。太田さん、池内君を含めた7,8人の職人さんと『寸八会(スンパチカイ)』という会を作り、情報交換や飲み会、イベントを実行したり活動をしていました。最近ちょっと会の活動はご無沙汰ですが・・・発展的解消状態?しかし、この会がきっかけで職人さん同士の連携がぐっと近くなりました。職人同士は案外仲が良くないことも多いのですが、今の時代窓口は広い方がいいし、職人さんでも得手不得手はあるので、何でも一人で背負い込まずにうまく仲間でシェア出来ればいいと思います。ちなみに『寸八会』の寸八、というのは、鉋の削り幅、1寸8分の省略した呼称です。

話は展示会に戻りますが、弊社は『木とふれあうコーナー』だけをするために出展する訳ではなく、きちんと商売もさせていただきます。幅700~800㎜のダイニングテーブルに使えるような大きな1枚板などの大物から、【森のかけら】など小物商品も多数出展させていただきます。当日は、『銘木』に限らず、木に関したいろいろな商品が集まります。一般の木の好きな方も大歓迎です。一堂にいろいろな木を見ることの出来る機会も少ないと思いますので、ご興味のある方は是非足をお運び下さい。お待ちしております!

久万の名前が冠していますが、場所は松山市内の三津で、三津港のすぐ傍です!

『第74回 銘木まつり』 4/25~26 午前9時~午後5時 松山市三津2-6-59 久万銘木㈱




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