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以前に1度取り上げていたのですが、この時期に再度ブログで取り上げようと思っていて、すっかり遅くなり機を逸した感があります【木言葉書:きことのはがき】の第二弾、『歓喜のサクラ咲く』です。商品そのものについては、以前にご紹介しましたし、『商品紹介』コーナーで詳しく明記しておりますので、是非そちらをご覧下さい。そもそもこの【木言葉書】の構想は、『桧舞台』と『桜咲く』のキーワードがあったから生まれたといっても過言ではありません。それも直接的というよりは、棚からぼた餅式に転がり込んだようなものです。実は、結婚式やめでたい席の席次札やコースターなどに使ってはどうかという発想で作った【円い森】で、贈って嬉しい木言葉やエピソードを探しているうちに知らず知らず、いろいろな情報が蓄積されてきました。そのうちの幾つがが結合分離して飛び出してきた物のひとつがこの【木言葉書】です。
メッセージ性の強いものだと、1行では思いが伝わらず、長過ぎるとスペースが足りない・・・だったら文も長くして、スペースも大きくして届けれる物にしようということで、この【木言葉書】が生まれたのです。たくさん撒いた種がいつの間にか地中でつながっていて、掘り起こしてみたら予想外の収穫があったようなものです!原型はかなり『イタイ』出来でしたが、パルスデザインの大内智樹さんの最後の調味料(パッケージや全体のレイアウトデザイン)でかなりいい形になったと自負しています。
桜はとにかくエピソードや逸話の多い木なので、こういう風に木の背景で勝負する場合はとても使いやすい素材のひとつです。江戸時代の浮世絵から和菓子の木型、剣玉の玉、バターケースから敷居や框の建築材から、家具材、クラフト材までと、その用途の広さは枚挙がありません。パッと咲いてパッと散る桜の潔さに、自己の人生を重ねるお方も多いようです。困った時の『桜頼み』と思えるほど、桜という樹種から発信された商品は多いのです。 また、これレーザーとの相性も抜群に良いです!緻密な文字も問題ありません。オイルでも塗れば、ますます艶や光沢、独自の色気が増します。
都会で頑張る子供や孫に遠く故郷で応援するおばあちゃんから1枚・・・という設定も考えたりしたのですが、あまりシュチュエーションを作りこみすぎると用途の広がりがなくなるので、目的もあえてとぼかしてみました。え、とぼかしていない?それこそ桜という木の持つ強烈な個性とイメージかも知れません。この陽気で各地の桜の花も咲きはじめたようです。心弾む桜の季節がやってまいりました!桜はそこにあるだけで妙に心がザワザワ騒ぎ出す胎動の予感をはらんでいます。新たなスタートの季節に【木言葉書】で花を添えられてみてはいかがでしょうか。
以前にエスデザインスタジオの佐野勝久さんの事(カステロのスケールの件)をご紹介させていただいた時に、佐野さんが作られていた物の正体はこれです。最初「ブラックウォールナットの30㎜角ぐらいの薄い板が2000枚ぐらい欲しいのですが」と言われた時に、また楽しそうな事を(!)とほくそ笑みながら材料を用意させていただきました。大きな物だと難しい事もありますが、これぐらいの端材ですとお手の物、どうにでもなります。何やらパール(真珠)を飾るのに使うとか・・・で、何を作られたかいうとこれです。ウォールナットの板に穴を開け、パールをピアノ線で立てています。
これがその全貌です。2000枚のパールがウォールナットの上で軽快に踊っています。まるで時間を止められた白波のような眺めです。パールを支えるピアノ線がウォールナットのグラデーションに溶けて、光沢のある白玉が浮き上がって水飛沫(しぶき)のストップモーションのようでもあります。実際に現品を観たわけではないのですが(佐野さんのHPからお借りしてます)、現品はさぞ壮観でしょう!これは真珠の産地である宇和島市で開催された「海の恋人ギャラリー」のイベントを飾る会場のオブジェという事です。
宇和島市は、真珠の生産量・出荷額とも日本一という事ですが、この不況で慢性的な疲弊状態にあるようです。このオブジェも色や艶、形などが規格外で、市場には出回らない商品価値のないものを使われているとの事です。その状況を伺うと何だか他人事のような気がしません。愛媛県は桧の生産量も日本一ですが、同様に木材業界の疲弊しています。更に認知度もいまひとつ・・・。ともに『日本一』の栄誉を冠する業種でありながら、儲からない構図に中にあるという境遇が似て悲しいです。弊社の『森のかけら』に深く携わっていただいた佐野さんが関わられているということもあって、真珠に妙な親近感を抱いてしまいます。
他人の芝生は青く見えるもので、外目には派手な業界に見えても内部に入ってみれば愕然とするという事はよくあることです。私には真珠などという業界は遠い世界のように思えていましたが、こういうきっかけで産業として根っこの部分では繋がっているのだと実感しました。このイベントの後、佐野さんはオブジェを持って16日から開催される東京ギャラリールベイン会場(※入場無料)に行って展示・販売もされます。真珠のPRにブラックウォールナットも一役買えれば幸いです。しかしこの茶色と白銀の異素材の組み合わせ、なかなか面白そうで新たなアイデアが生まれてきそうです!
今週は、『Loopto』のアップの仕上げ作業に、プレスリリース、久万高原町の視察となかなか慌しく楽しい充実の1週間でした。その一方で、このホームページでアップしている【ちょこっと端材】コーナーの販売も好調でした。ブログのアクセスも、テレビ東京の『イチバン!』の放送以来毎日500~600人の方からアクセスをいただき、それに伴って【ちょこっと端材】のお問い合わせ、ご注文も増えました。『Loopto』や『異業種交流』、『感性価値』など、材木屋の仕事としてはどう結びついているの?遊んでいるだけではないの?と思われるかも知れませんが、内に閉じ困らずに外に出てから木材を見つめなおしてみると、今まで見えなかった景色が見えるようになりました。今までゴミにしか見えなかったものが宝の山に見えてきました。聞けばそうかなと思うかもしれませんが、宇宙からの本当の眺めの素晴らしさは宇宙に行った宇宙飛行士しか分からないと思います。たくさんのフィルターを通しては見えないもの、伝わらないものがあることを教わりました。
雪の久万から帰って来たらここは当然一杯せねばなりますまい。道後に泊まっているトムを迎えに行った時に、何だか妙に道後温泉が美しく見えて1枚パチリ。いや~カメラが良いとここまで写るかというぐらい綺麗に撮れました!これも藤山FLM健先生のご講義を受けたお陰です。カメラがどんどん楽しくなってきている今日この頃です。この道後温泉ともご縁が出来るとは思ってもいませんでしたが、現金なものでご縁が出来るといろいろな事に関心を持つようになります。今頃観光客は多いのだろうか、もっと集客を増やす方法はないだろうかと、別に頼まれたわけでもありませんが、異業種の方と付き合うようにあってから、他の業種の現状や今後の取り組みなどが妙に気になるようになりました。それが不思議とまったく別の接点でつながったりするものですから、縁とは不思議なものです。何にでも興味を持つのが癖になりました。
昨日の今日ということで、本日はトムと窯業技術センターの安岡センター長と私の3人という濃いメンバーとなりました。以前ならありえない組み合わせです。この3人で大いに盛り上がり過ぎました!安岡さんは、現在砥部焼きなど窯業の担当なのですが、この愛媛の伝統工芸も多くの問題を抱えているようです。しかし問題のないところに伸び代もないわけで、閉塞感があるからこそ抜き出た者には光が当たるわけです。ピンチこそチャンスです!また無責任な事をいろいろ語ってしまいましたが、安岡さんは大きく受け止めていただきました。いいです、岡田-安岡ライン大好きです!安岡さん、頼みますぞ!
木材の事や砥部焼きの事、トムの仕事や母国イギリスの事、いろいろな話をしました。トムは明日から高松へ。安岡さんは岡田所長と東京出張ということで早々に引き上げましたが、この2日間素晴らしい体験をさせていただきました。更にこの後ビッグなサプライズもあったりしたのですが、何だか大きなうねりの予感がします。今日よりも楽しい明日にするために、今日も1日悔いを残すことなくしっかり頑張ろうと肝に銘じました。本気で生きていれば必ず今日より楽しい明日は来る、そうだよねトム!千客万来で頑張ります!

★今宵の懇親会は、不肖私の行きつけのお店〔居酒屋 代官町なが坂〕松山市二番町3丁目3-7-1ダンダンスクエアビル1Fです。月に2,3度は必ずお邪魔しています。大好きなお酒飛露喜と十四代が常備置いてあるのが嬉しいです!いつも飲み過ぎてしまいますが・・・。煮込みと野菜桶は欠かせません。大人数でも座敷でのんびり飲めるのがありがたいですね~!
静寂に包まれた『久万美術館』を貸切状態の中、健太郎君から詳しく紹介を受けていた『久万のとっておきの隠し玉』陣内有理・学芸員㊨に初対面。まずは作品鑑賞という事で、我々のためだけに展示作品の解説をしていただきます。とっても贅沢なことなのですが、雪の影響で後の予定が詰まってしまったため、陣内さんには駆け足・早口で作品の解説をお願いしてしまい申し訳なかったです。次々と口から溢れ出る言葉の端々に、自分がいかにこの作品が好きであるか、どれほど美術が素晴らしいものであるかを伝えたいというピュアな気持ちが伝わってきます。もっとこの作品の素晴らしさを語らせて~という陣内さん。ああ、この人はこんなにも、どうしようもないほど美術が好きなんだろうなあと・・・ああ、根っこは我々と同族なんだろうなあと・・・分かります、分かります、よく分かります!間違いなく同族です。そちら側の人間です。久万恐るべし、白銀の中にまだこういう新芽が息吹いていましたか!
時間が許せばもっともっと聴いていたいほど感性豊かな解説をご披露いただき、美術を観る楽しさに触れることが出来ました。さすがに隠し玉!これは使えますぞ~!作品を解説する陣内さんの颯爽として姿もお届けしたかったのですが、展示室内撮影禁止でしたので解説をお聞きになりたい方は是非直接久万美術館にお越しください。しかし、このまま陣内さんのお話だけを聞いていたのでは一方的に押仕切られしまうと(そんな事では健太郎君の面子をつぶす!)、松山からネタを仕込んできました。この「ならばま負けてなるものか」の意地の張り合い!が良いんです。どうせ周囲もそれを望んでいるんですから。『雪に佇むブタマジロ』もしっかり撮影して、早速『Loopto』にもアップさせていただきました。実は久万の観光に来たわけではなく、『久万郷』として久万の地域資源をどう活かすかその視察兼『実際に味わう』ために来たのです。
やはり実際にその地に立って地元の人の声を聞かねば、机の上から生まれてくるものには心を打つものが注入できません。陣内さんは『妄想ノート』なる物を持っていて、溢れ出すアイディアを書き綴っていて、それを一緒に実現させちゃいましょうというノリです。いろいろ楽しいネタがありそうです。楽しいものは楽しい気分で作らねば!この後本当は、『雪の竹森ガーデン』に行って、白銀のどんぐり広場を見るはずだったのですが、雪の深さが半端ではなく泣く泣く断念!お楽しみは少しは残しておいたほうがいいからね、トム。場所を健太郎君の自宅に移して、『久万郷』の商品について意見交換。
とりあえず今回はトムと真野さんに『冬の久万』の恐ろしさ、いや素晴らしさを知ってもらうという事で、これからじっくりと作戦を練っていきます。この大雪の中確実に新芽も出てきています。いつかやるではなく、今やらねば芽を育てることは出来ません。タイトルに掲げた『スノードロップ』というのは、ヒガンバナ科の花の名前で、別名を『待雪草』といいます。花言葉は『希望・慰め』。久万に咲いているかどうかも知らないのですが、以前に読んだスノードロップの伝説が大好きなで、この雪景色と我々の行く末を暗示しているようなので使わせていただきました。
その伝説とは・・・昔々神様が世界を創ったとき、雪には何の色もついてなく無色透明でした。花や木々には色がついていて、自分だけ色のない雪は、神様の所へ行って自分にも色をつけて欲しいと頼んだのです。すると神様は、花達に色を分けてもらうようにと言いました。雪は神様の言うとおりに花達に色を分けてもらうように頼みました。しかし花達は、冬に自分たちを冷たくさせる雪に自分達の色を分けてくれませんでした。悲しみにくれる雪に、スノードロップだけが唯一自分の白い色を分けてくれたのです。それ以来雪はその恩返しとして、スノードロップの生えているところの周りには降り積もらなくなったのです・・・。 私、柄にもなくこういうエピソードが大好きなんです。出来るものなら『花言葉書』も作りたいぐらい!大雪の久万高原町に積もる雪に色を与えたスノードロップになるのは誰でしょうか。来年また大雪が降るとき、厳しい寒さの中でにっこり笑える企業になれるでしょうか。なれるはずです、この雪の中これほど魅力的な種がたくさん埋まっているのですから。暖かくなってどんなものがこの雪の下から現れるかお楽しみに!
車が完全に停止してしまいました。恐らく片側通行しか出来なくなっていて離合でもしているのだろうと考えていましたが、いつまでたっても対向車が来る気配もありません。さすがにしびれを切らせて、車を降りて原因を探りに行ってみると、我々の車から10数台先のカーブを曲がった所の膨らみで、4トントラックが滑って脱輪して、その脇を通ろうとしたタンクローリーのタイヤが轍で滑って斜めになり完全に道を塞いでいました。画像で見るとたいしたことないように見えるかもしれませんが、ここは他に抜け道もなくまったく身動きの取れない状況!
こういう時には笑うしかありませんが、何かハプニングでもある方が記憶に残るからという笑い話もほどほどです・・・みんなの協力もあってなんとかタンクローリーは轍を抜け出したものの、今度は後続の車が更にデストラップにはまってしまいました!トムもトホホ顔・・・と思いきや意外と楽しんでた様子(?)。言い訳ではないですが、本当にこういう機会は数年に1度あるかないか。健太郎君に寄れば、地元に帰って来て一番多く積もったとのこと。これはある意味タイミングが良すぎるのかも?しかも、トムと真野さんは昨日の飛行機でも、台風並みの強烈な風の中揺れに揺られ、あげくに1回で着陸できずに、タッチ&ゴーまで経験されてきました!これはもう黒船トムが連れてきた、旋風が巻き起こしたハプニングなのかもしれません。まあ、人身事故とか起きてなかったようなので不幸中の幸い。ポジティブにいきましょう!
結局、久万町内まで入ったのは昼を過ぎていました。急遽予定を変更して『ふるさと村』で昼食。竹森洋輔君(竹森ガーデン)も合流、トムと初対面です。久万の豊かな自然の恵みにトムも真野さんも満足していただいた様子。こうして改めて町の外の人間の視点で久万を見ると、実にたくさんの恵まれた『素材』があることに気づきます。どこの地域でもそこに眠る良質な地域資源の出し方、見せ方の演出方法が至上命題で、外部からヒントを活かしあくまで地元の人間がメニューを考えるのが理想です。外部の人間にすべてを依存しない姿勢を貫かなければなりません。
それから一行は『久万美術館』へ。ここは町立の美術館で、平成元年に井部栄治(健太郎君の祖父)が所蔵コレクションを寄贈し、その作品を中心に開館しました。また全国でも非常に珍しい木造の美術館なのです。詳しくは、健太郎君のブログにて。こちらもすっかり雪景色。雪の中に佇む森の美術館というのも風情があります。こんな日ですから当然お客さんは我々だけです。下の駐車場から玄関までのアプローチが雪かきしてありました。我々のために準備していただいたご様子、そのお心遣いにただただ感謝です。以前はその存在を知ってはいても、素通りしていましたが、不思議なもので健太郎君との縁が出来た後は芋づる式に縁が広がり、今では年に数回通わせていただいております。デザイナーさんとの出会いの影響もあります。美しいものを知るのも勉強です。さて、我々が何をするためにここにやって来たのかというと・・・その答えは更に明日へ続く。
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