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毎年ゴールデンウイークは実家に帰省しているのですが、今年は5日に父の三回忌の法事もあり、動物園から戻ると慌しく田舎に帰りました。ちょこちょこ寄り道して結局辿り着いたのは夜の11時頃。車中で眠りに就く前の次女がしきりに「あとどれくらいで着く?」と繰り返し訊いてきます。少し車に弱いのでいつも長距離はグッタリして可哀想なのですが、私も子どもの頃車酔いしやすく、いつも親父に同じ事を訊いていました。親父は「あと1時間」と言って、またすぐに「あとどれくらい?」と訊くと、また「あと1時間」。
「さっきから全然減ってないやない!」と愚痴をこぼしていた事が懐かしく思い出されます。同じ仕事をするようになった社会人になってからは、決して楽しい事ばかりではありませんでしたが、今こうして思い出すのは幼き日の事ばかり。血は水よりも濃いといいますが、誰も教えたわけでもないのに、所作が似てきたり同じような言い回しをするようになると、やっぱり親子なんだとしみじみ感じます。時間が経つと記憶も次第に浄化美化され、楽しい思い出しか残らなくなるようです。これも人間の能力でしょうか。
両親のお墓は、家内の実家のすぐ傍にあるので、実家から何度も同じ道を通る事になるのですが、その道中に「オニグルミ」の木を見つけて以来、この木の成長が気になるようになりました。以前にもブログでアップしましたが、帰省した際には必ず画像も収めています。崖沿いの道路から1mぐらい離れた所に生えていて、思い切り体を伸ばせば、何とか枝が掴める距離です。枝を少し引っ張り寄せてアップで撮影。今はこんな様子です。材木屋だからといって、立ち木の事まで分かる方は案外少ないものです。
特にスギ、ヒノキなどの針葉樹専門の方になると、広葉樹はサッパリという方もいらっしゃたりします。針広混同で扱っている私自身も恥ずかしながら立ち木は皆目駄目です。立ち木の場合、樹種の判断は、葉の形状、葉の付き方(対生か互生)、樹形、樹皮などになると思いますが、学術的に教わって習うよりも、子どもの頃の体験で葉の形や樹形の雰囲気が記憶に刻まれている人の方が、瞬間的に名前が出てくるのではないでしょうか。うちの子供たちもクルミの木だけはすぐに見分ける事が出来るようになりました。
そう考えると、親の興味関心事は、子どもの将来にも大きな影響を及ぼすものだと思います。木の名前や木の種類を知っている事が将来どれぐらい役に立つのかどうかは分かりませんが、息子や娘には少しでも実際の木に触れる場面を与えてやりたいと思います。知っているという事よりも、多くの事を体験しているという事の方が重要だと思うからです。図鑑や仮想世界で標準モデルのサンプルだけを学んでいる子ども達が大人になった時、個性の塊、異端の集まりである「森」を本当に理解出来るのでしょうか。
【森のかけら】を作っていても、稀にとんでもない異端児に遭遇する事があります。あまりに異形すぎると、全体のバランスを考慮して(泣く泣く)除外してしまうのですが(勿論廃棄などしません。別の用途でしっかり使用します)、本当は異端にこそ木の本質的なエッセンスが凝縮していたりすると思うのですが・・・。そういうモノばかり集めて「異形のかけら36」なんていうのも考えたりしましたが、稀にあるからこその異端!求めれば去り、追えば遠ざかるのは何やらに似て、手が届きにくいものです。
昨日に引き続きとべ動物園の話なのですが、小雨が降っていて閉園時間も迫っていて慌しかったのではありますが、私自身も久し振りの動物園でちょっと童心に返った気分でした。少し前に園内が園内がリニューアルされていたのは知っていましたが、実際に体験してみるとかなりの迫力がありました。相当に久し振りなので、よくご存知の方は、何を今更という感じでしょうが・・・まず、驚いたのがペンギンの水槽。フロント部分が透明になり、一部は水槽の下に潜って観察できるようになっていました。
上の画像でいうと、右奥の方にそのスペースがあり、大人だと屈んで見るぐらいのスペースなのですが、目の前にペンギンが来ると結構な臨場感があり、子どもと一緒に大はしゃぎしてしまいました。北海道の旭山動物園の立体展示が有名になりましたが、動物園も「演出」が求められる時代です。私達が子供の頃は、貴重な物はただそこに在ればいい、それだけで価値があるという時代でしたが、モノや情報が溢れ氾濫すると、他とはちょっと違う特別の演出が必要絶対条件になってきます。
誰もがその「ちょっと違う」感を求め探し、演出しているので、日常のいろいろなシーンで「ちょっと違う」感に出くわします。「あ、やられた!」という小さな驚きに日々刺激と反省を受けているのですが、そのひらめきが花となって我々の眼前に現われる前のつぼみのうちに気がつくような訓練をしておかなければならないと思っています。特別肩肘張ってというわけではありませんが、意識付けがあるだけでモノの見方も随分変わってきたと思います。今まで見落としていたつぼみも幾つか園内で発見出来ました。
滞在時間は短くとも、私にとって見ておきたいポイントの動物には会えましたので充分な収穫。子ども達もほぼ貸切のような状態で観れたので、適当に騒げて園内を走り回っておりました。ペンギンと並んで、感激したのはライオン舎が大胆にリニューアルされていて、ドーム型のガラス1枚越しに超接近でライオンを観れる事。ドームのすぐ傍に水飲み場があって、接近しやすい設定になっているので本当のどアップが拝めました。絶対安心と分かっていても、つい腰が引けてしまうほどの大迫力!
今回は遠目の撮影用に、8倍ズームの効くカメラを持ってきておりましたので、いつも遠くにかすかにしか映らなかったトラのおいしい姿もバッチリ撮影できました。普段なら人混みで気後れするところですが、トラ舎は周辺は我々のみで、気兼ねなくアングルを変えながらバシャバシャと撮影。どのコーナーもほとんど貸切ですから、変なアングルを狙っても変人扱いされる事もありません。子ども以上に思う存分動物園を堪能しました。あ~雨の日の、閉園間近の動物園ってこんなに楽しい物だとはおもわなかった~!
竹森ガーデンさんのオーナーズエスティバルを終え山を下ると、次は一路とべ動物園へと車を進めました。自宅から久万高原町に向かうと、左手に動物園の入り口を眺める事になるのですが、それを見て娘の友達が「そういえば動物園ずーと行ってない」と寂しそうにポツリと言っていたのを聴いていました。普通であれば、そんな声を聴いても、ゴールデンウイークの最中に子どもの人気スポット・動物園に行くなどという無謀な事は決して、決してするような忍耐と優しさのあるような物分りの良い大人ではないのですが、魔が差したというのか(?)、久万でお手伝いもしっかりしてくれたので、つい情にほだされてお約束をしてしまったのです。女の子4人だし、雨も降っていたし、既に閉園時間も近かったので、人が少ないのではという読みもあったのです。張り切る大人を前に、森ではしゃぎ過ぎた娘達は車内で全員爆睡・・・。
幸いにも(?)清掃のタイミングとも重なり、見えない動物もいるとかで、園内はガラガラでした。閉園時間までは1時間も無いという時間帯だったのですが、「来た」という事実が大切なのです。時間よりも密度で勝負!という事で、時間制限のあるお買い物ゲームよろしく、駆け足で園内を巡りました。こういうのって、当たり前の普通の体験よりも、ちょっとハプニングがあったりする「普通じゃない」体験の方が深く記憶に刻まれるものです。言い訳がましく聞こえると思いますが、もう人混みと行列が大の苦手なので・・・助かりました!
とべ動物園がリニューアルされた事は知っていたのですが、想像以上に楽しめました!以前は我が家もよく動物園に来ていましたが、そういえば私もお客さんで来るのは久し振りの事でした。実はこちらの「とべ動物園」さんとは、お仕事上のお付き合いもありまして、以前はよくご注文をいただき、私も配達に伺っていました。ご注文も建築用材ばかりではなく、思いがけない依頼もあったりして、その特別な木材を積んで園内を走っていると、何だか浮き足立つような妙な高揚感に包まれたりしたものです。
分かりやすいところでは、例えばえばこちらのライオンのベッド。ダグラスファー(北米産の米松)の皮付きの原木の両端を削(そ)いで、タイコ挽きにして並べてベッドにされています。ライオンだけでなく、トラやジャガーやゴリラのベッドなどのご注文もお受けしましたが、製材所にとっても通常あり得ないようなシチュエーションの注文は、日々の緊張に心地良い緩和を与えてくれます。爪や牙の鋭い動物にとっては、スギやヒノキでは柔らかすぎるようで、ダグラス・ファーぐらいの堅さが丁度お気に召されたようです。
県産材の利用促進はまことに結構な事で異論はありませんが、何にでもそれを適用する事が必ずしもベストの選択ではない場合もあると思います。動物園のような特別な環境においては、世界各地からここ愛媛に来てくれている動物達にとっても、国境や県境へのこだわりは意味がありません。むしろ産地よりも、用途に即した材をセレクトする事が重要です。動物達の生まれ故郷の材が揃うのならば、それに越したことはないでしょうが、現実的には難しすぎます。一時真剣にご提案しようと考えた事もありましたが・・・。
右上の画像は、対象物となる主役がいないので何だか分かりにくいと思いますが、これ実はゾウの遊具なのです。イメージとしては、鎖のついたサッカーボウルのような物を思い浮かべていただくと分かりやすいかと・・・。Y形の木はしっかり埋め込まれていて、鎖が通してあるのが木のサッカーボウル(の、ようなもの)です。当初はもっと原木の形がはっきり分かる状態だったのですが、ゾウのあまりのキック力にドンドン周囲が削られ、こんな形になったようです。また、左の画像は「オオサイチョウの巣」です。確か直径が1m近くあるようなダグラスファーの丸太に穴を開ける細工を施した覚えがあります。もしかしたら二代目か三代目かもしれませんが、やっぱりこういう場所には「木」が似合います。いずれも一般(建築)の感覚からすると異形ではありますが、ここにも幾つかの『森の出口』を見ることが出来るのです。
ゴールデンウイークの3連休初日は、この数年恒例の「竹森ガーデン」さんのオーナーズ・フェスティバルに参加するために、久万高原町にお出かけです。しかし、今年から長女が中学生になり部活が始まり、息子は少年スポーツ団でサッカーを始めたこともあり、家族全員フルメンバーでの行動は難しくなってきました。たまたま長女は部活がオフになったので、次女と娘の近所の女友達を誘って、5人で山へお出掛けしました。
昨日から松山でも黄砂が酷くて、車のフロントガラスもザラザラ・・・。久万の山々も白く霞がかかって見えます。年々黄砂の量が増えてきているように感じますが、その遠く中国からアメリカ西部の方まで飛散しているとも言われる風のパワーは恐るべし!もしかして、この風力の利用が進んでいるのかもしれませんが、自然の驚異には圧倒されます。白く霞んだ久万の山々も、近づくと徐々にその輪郭がはっきりしてきて、青々しくパッチワークされた姿に春の訪れを再認識させられました。
少し早めに会場の「どんぐりの森」に到着。娘達には見慣れた光景ですが、友達の口からは驚嘆の声が!そうでしょう、私だって初めて来たときには感動の念を禁じえませんでした。オーナーさんたちが来られる前に、たっぷりと森のめぐみの洗礼を受けて彼女達もすっかり森の虜になったようです。毎度の事ながら、森の持つパワーには恐れ入ります。ここもある意味、森のパワースポットと呼べる場所だと思います。私自身もここに来るたびに森のパワーを充電させていただいております。
今年もたくさんのオーナーさん家族がいらっしゃいました。いつも感心するのですが、お越しいただいたオーナーさんにとことん楽しんでもらおうという仕掛けが盛りだくさんで、職種を越えて学ばせていただく事がここにはたくさんあります。家族のベクトルが同じ方向に向いている事から生まれるパワーを感じます。名前こそオーナーズフェスティバルですが、中身はファンクラブの交流会。かなり先行く理想の実践に強い刺激を受けます。
後半雨が降り始めたものの、その臨機応変な対応にも経験の幅を感じます。進行にも余裕と信念があるからこそでしょう。魚に勢いがあった分だけ、アマゴのつかみ取りもいつも以上にヒートアップ!ずぶ濡れになる子どももいて大いに盛り上がりました。実質4時間ほどのイベントなのですが、ここに居るともっと長時間滞在しているような錯覚を覚えます。どんぐりの森に流れる時間が緩やかなせいでしょうか。お手伝いどころか、こちらがすっかりお客さんになって楽しませていただきましたが、なにせ楽しいんだから仕方がありません!
竹森ガーデンの代表者・竹森洋輔君の行動力は言わずもがなですが、お父さんは更に理想を次々の具現化させていく熱き魂の持ち主。来るたびに何か新しい物が出来上がっています。今回、いせていただいた物のひとつが、こちらの木の葉をイメージした可愛い椅子です。久万高原町産の木を使って作られていて、道の駅などで好評販売中!やるかやらないかを悩むレベルを越え、実践する勢いと力を感じます。やはり頭にあるモノは、現実的に形にしなければ説得力がありません、負けずにやらねば!
| 「この木何の木、気になる木~♪」で有名なモンキーポッドについては、以前もブログでアップさせていただきましたが、当時のカメラは精度が低かったので、モンキーポッド本来の色合いが伝わりきれなかったのではと心配しておりました。アップに強いGR/DIGITAL2にて接写の迫力をお伝えしたいと思っています。表面の割れを防ぐために塗布してあったボンドを剥いで、植物性油を塗って、仕上がりの色合いをイメージしやすいようにしました。心材と辺材のコントラストが気持ちがいいぐらいに明快です! |
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