森のかけら | 大五木材


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20150503 1神代木から古代生物に話が広がりましたので更に話を脱線させます。太古植物の化石を販売しているサイトでは、三葉虫アンモナイトなどの化石も販売しているのですが、中でも私が惹かれるのは中新世に生息していて、クジラを襲って食べていたという体長10mを超える史上最大の巨大鮫『メガドロンの歯』!思わず注文のボタンを押しそうになるところでしたが、多分近いうちにきっと買ってしまうな、これは!メガドロンの正式名称はカルカロドン・メガロドン 。そして和名は『ムカシホホジロザメ』。

 

20150503 2現存する10m超えの巨大鮫としては、よく深海から引き揚げられた腐敗した未知の生物の正体として類推されるウバザメ(私はウバザメは隠れ蓑であって、決してそうだとは信じていませんが)やジンベイザメがいますが、いずれもプランクトンを主食とするおとなしい鮫。対してメガドロンは発見された歯から考えて、体長は10~16m、体重40トンもあったといわれ、魚や鯨を襲って食べた肉食の超獰猛な海のハンター。それに対して『ムカシOO』なんて郷愁を誘うような和名は卑怯!

 

20150503 3この和名だけで心を奪われてしまいます。こんな巨躯が太古を海を悠々と泳いでいた姿に胸躍らない男子なんて世の中にいるのでしょうか。そんな古生物マニアとして今いちばん楽しみなのは、今夏公開予定の映画『ジュラシック・ワールド』!第一作の『ジュラシック・パーク』が封切られたのが1993年ですから、もう20年以上も前の話(それも驚きですが)。まだ映画におけるCG技術が確立されておらず、ストップモーションアニメーターのフィル・ティペットが恐竜を制作するはずが・・・

 

20150503 4新たに開発されたCGで動く恐竜を観たスピルバーグがあまりにリアルな恐竜の動きに感動して方向転換。全面的にCGを採用する事になり、その道の巨匠であったティペットをして「これで我々は絶滅(失業)だ」と言わしめたのは有名な話です。その後CGは「出来ない事などないもない」ほどに飛躍的な進歩を遂げるのですが、立体化した画像が映画の中の人間らしさや風情、情緒といったものを消し去り中身の薄いものになりつつあるのは皮肉な事。技術だけでは感動を作れないのです




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