森のかけら | 大五木材


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20150505 1埋没林や恐竜の化石などはあくまでも私の趣味・嗜好なのですが、不思議なものでそういう事を考えていたりすると不思議にそういうところと繋がったりするものです。数か月前の事ですが、公益財団法人石川県埋蔵文化財センターさんから【森のかけら】にお問い合わせをいただきました。石川県埋蔵文化財センターは、地元の歴史と文化を伝える埋蔵文化財の発掘調査をして、古代の暮らしなどの体験学習が出来たり、県民が郷土の歴史を学ぶことが出来る開放型の施設です。

 

20150505 2最近、【森のかけら】はこういう自然や環境を研究したり管理するような全国の公共機関や施設などからご注文をいただく機会が増えています。別にこちらから商品案内のダイレクトメールを出したりしているわけでもないのですが、ネットなどを通じてありがたいご縁が生まれています。100種類を超える立体型の木材標本って、どこにでもあるようで実はなかなかどこにでもあるわけではないのです。制作にあたって特別ノウハウが要るというものではありませんが、樹種の多さが弊社の強み。

 

20150505 3こういう施設でご購入していただく目的は、標本として展示していただくケースと、実際に子どもたちに触ったりしてもらって体感してもらうケースの2通り。こちらでは後者の体験型で、写真のように0.1gから測定できる重りを利用して、それぞれの「かけら」の重さを計測してもらったり、40倍の顕微鏡を使ってかけらの小口の細胞組織を観察出来るような形でお使いいただいています。こどもだけでなく、おとなの方にも喜んでいただけているそうで本当にありがたい事です。

 

201505050 4かけらを検品する際には、樹種が混乱しないように細心の注意を払って作業しています。それでも似たような特徴のかけらが混じって、見分けがつきにくい場合はルーペで確認しているのですが、小口の細胞観察は識別の見分け作業としてしか考えていませんでした。それが最近小口画像の魅力にはまってしまい、今頃になって何ですが、(私にとって)新たな木の愉しみ方を満喫しているところです。そのうち顕微鏡を買ってしまうかもしれない自分が怖くもあるのですが・・・

 

20150505 5当センターは石川県金沢市にあるのですが、ちょうどその時期に金沢市から、私の兄貴分にあたる村本喜義社長・㈱ムラモトさんが弊社にいらしていたり、その少し前に東京のビッグサイトで開催されたギフトショーで、『えひめのあるくらし』のブースを訪ねてきていただいた金沢市在住のピールアーティスト・才田春光さんを村本さんにご紹介させていただいたりと、妙に金沢づいていたので、ますます不思議なご縁を感じてしまったのです。これはどうあっても金沢に行かねばなりますまい!




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