森のかけら | 大五木材


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20150513 1宇和島市は、愛媛県の南部に位置(松山市から南西におよそ90キロほどの距離)する人口約8万人の城下町です。リアス式海岸を活かした真珠養殖やマダイやハマチなどの養殖が盛んで(昨今は魚価の低迷で苦境が続いているようですが)、闘牛なども有名ですが、高校野球ファンには甲子園の常連校『宇和島東高校』の名前で馴染みがあるかもしれません。その宇和島市では現在、『伊達400年祭』が開催中です(今年の3月~11月)。その間伊達家や歴史に基づいたさまざまな催しが開催されています。

 

20150513 2その一環で、先日も『武者ゆるキャラ大集合』というイベントが宇和島商店街で開催されたのですが、家内が『木の玉プール』や木の玩具などを持って『木育』のお手伝いに行かせていただきました。私は別の用事もあり、片付け間近な時間帯にお邪魔しただけなのですが最後まで大盛況でした。伊達家と宇和島市の繋がりについて、愛媛の人なら知らない人はいないでしょうが、県外の方の中には「仙台の伊達家が、なぜ愛媛で400年祭?」と怪訝に思われる方もいらっしゃることでしょう。

 

20150513 3独眼竜」で知られ、戦国大名としても人気の高い伊達政宗には、陸奥仙台藩の第2代藩主を務めた忠宗という息子(二男で嫡子)がいますが、その忠宗とは異母兄弟の庶長子である秀宗という長男がいます。秀宗は政宗とともに大坂冬の陣で徳川方として従軍し、その功績を認められ慶長19年(1614年)に徳川秀忠より宇和島藩10万石が与えられ入城し、ここに宇和島藩の歴史が始まります。それから数える事400年の今年、宇和島で『伊達400年祭』が開催されているのです。

 

20150513 4初代藩主伊達秀宗から、第9代藩主伊達宗徳まで伊達家が250余年にわたり宇和島を治める事になり、宇和島では独特の文化が育まれる事になります。私は宇和島に近い南予の野村町(現西予市野村町)の生まれですが、子どもの頃は『宇和島=伊達藩』という意識はほとんどありませんでしたが、南予地方では祭りに欠かせない八ツ鹿踊りなど仙台伊達藩から伝わったとされる独特の文化、風習が根づいています。 他にも南予にはお祭りで町を練り歩く牛鬼という独特の山車(だし)があります。明日に続く。




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