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伊丹空港を経て明石に到着。明石には今までも何度か来た事がありましたが、通過する事が多くじっくりと滞在した事はありませんでした。明石住建さんは、JR明石駅のすぐ傍、明石公園の南に面した場所にあります。渡辺社長はじめスタッフの皆さんは今まで弊社に何度も何度も足をお運びいただいたのですが、恥ずかしながら伺わせていただいたのは初めて。会社の窓からは明石公園が一望でき、そこには対のように並ぶ坤櫓(ひつじさるやぐら)と巽櫓(たつみやぐら)の姿が。
若い頃は全国各地に行っても、目的である木の事や相手企業の事ぐらいにしか関心がありませんでしたが、歳を重ねてたせいか、異業種の方々といろいろな異分野のコラボ商品を開発をしてきたせいか、その土地土地の歴史や文化、観光や特産品の事にまで関心が及ぶようになりました。木を使った商品開発を考える場合、地域の暮らしに深くから根ざした木がどういう役割を担ってきたか、例えばその名前が材木町とかの地名になっていたりという歴史的背景も知ることは大切。
ご縁があって明石に居を構えられる明石住建さんといろいろ木にまつわる仕事をさせていただいていますので、その地の文化や歴史を知っておくことは当然ながら、御地において木とどういう関わりが出来るのか、どういうつながりを持って木を語れるのか、物語を構築するためにも小さなネタを拾い集めて紡いでいかねばなりません。そこからいかにして『自分だけの木物語』を作れるか、ネタは現代の町の中にでもいくらでも落ちていて、それに気づいてうまく拾い上げられるかどうか。
明石城は結局天守の台石まで積まれたものの、幕府への配慮などの理由から天守台が建てられることはありませんでした。そのためか公園に入ると地元愛媛の松山城のような観光地的な雰囲気は無く、市民の憩いの公園という感じでした。かつて藩主の居館に飾られていたという長谷川等仁の作と言われる「花鳥山水図」の襖絵は、その後海外にまで流出したものの長い歴史を経て奇遇にも現在は愛媛県美術館にあるのだとか。こんなところからも明石と愛媛のつながりが・・・至る所に物語の種あり。
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