森のかけら | 大五木材


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エイリアンが地球にやって来る映画にしても、極限状態の宇宙船が襲われる映画にしても、もうありとあらゆるアプローチの作品が作られているのに、今更どんな作品を観たってコピーみたいなものなのに面白いか?と思われる人もいるかもしれないですが、ルーティンの中でいかにそこを少しだけずらして物語を構築させるか、歳を重ねるほどに水戸黄門のマンネリ感が心地よくなるのに似て、頭の設定から奇想天外、前代未聞の型破りなのものよりは、ほどほどに手垢のついた設定の中でルーティンを少しずつ外していく手法にほくそ笑むのです。木の仕事にしたって同じようなものかもしれません。

 

 

 

木の玩具や木製クラフトにしたって、ありとあらゆるものが作られてきて、今更誰もが見たこともない斬新で衝撃的なモノを作るなんて、そう簡単なことではないし、まただからといって売れるとも限らないわけで、それだったら今あるものに少しだけ改良を加えたモノを作っちゃおうって話になりがち。弊社としては決して目新しいものではないですが、古来から大切にされてきた素材感を強調し、『誕生木』というエッセンスを振りかけて、各月の出口商品を作っていますがなかなかの難産。

 

 

 

最近素直に映画も観られなくなってきていて、何千人もの人物が登場するような大作とかになると、嗚呼これだけのエキストラを集めるのにどれぐらい前から人集めしたんだろうか、弁当代とかいくらかかるんだろう、メガネとか腕時計とか時代考証の説明とかどこまで徹底させるの大変だろうなあとか、ロケ地にはバスとかで送迎するんだろうななどとつまらぬゲスの勘繰りをしてしまうのですが、そんな邪心するいだかせぬようなスピーディーでパワフルな映画を期待しています。人が沢山必要という意味では歴史もの。そんな歴史大作としてキワモノ的な呼び声が高いのが、日米合作で、中国の世界遺産「万里の長城」建設の真実を描く『The Great Wall』。

 

 


あの万里の長城が実は怪物除けの結界だったという、私を含むその手の人間にはたまらない設定ですが、マット・デイモンを主演に据えるという時代考証全面無視の潔さぶりは中国ならでは。予告編では、兵士たちが空から降り注いでくるような場面もありましたが、かなり型破りな歴史絵巻になっていそうな予感。怖いもの見たさで見ておこうと思います。もうひとつ歴史大作としては非常に楽しみにしていて映画館で観たいと思わせるのは、かのウィリアム・ワイラー監督が1969年に作った、キリストの生誕、受難、復活を描いた『ベン・ハー』の40数年ぶりのリメイク作、その名も『ベン・ハー』!詳しくは明日に続く・・・




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