森のかけら | 大五木材


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ノアの箱舟の話のついでもうひとつ。創造主は、ノアに「あなたは、イトスギの木で箱舟を造り、箱舟の中にへやを設け、アスファルトでそのうちそとを塗りなさい。」と言ったと旧約聖書に書かれているそうですが、アメリカのケンタッキー州で造られた、「ノアの方舟」の実寸大のテーマパーク「アーク・エンカウンター(箱舟との遭遇」の写真を見ると、これだけの巨大構築物をイトスギで造ったのだとしたら、相当に豊かなイトスギの森があったという事になります。

 

 

イトスギといっても一般的にはあまり聞き慣れない名前だと思います。ところが私をはじめここ周辺にお住いの人には親しみのある木なのです。というのも、子供たちの通った潮見小学校の校庭には大きなイトスギが植えられていて、学校のシンボルとなっているからです。生徒はもとより、学校を訪れる人は必ず目にするであろうイトスギは、1963年に潮見小学校が青少年赤十字(JRC)に加盟した事を記念して植えられたそうで、詳しくは以前こちらのブログで書きました。

 

 

 

そこでも触れていますが、『ホソイトスギは、樹脂を多く含む雌雄異株の針葉樹で、北アメリカ、ヨーロッパ、アジアに広く分布しています。地中海地方では、レバノンスギと共に古代文明を支えた重要な木と位置づけられています。建築用の木材としても、レバノンスギを越えたのは、このイトスギだけだとされているほどです。20数mになる高木で、樹脂分をたくさん含んでいる事から、宮殿や神殿などを造る際に重宝されたようです。この木からエッセンシャルオイルが採れるのですが、材からも独特の香りがするので、建物にも荘厳なイメージを与えたといわれます。天に向かってまっすぐに伸びる姿は、それだけで背筋が伸びる気持ちになるのは確かでしょう。』、まさに箱舟の木!

 

 

 

ノアの箱舟については、数年前に映画にもなりました。それが「ノア 約束の舟」、主演はラッセル・クロウということで大いに期待したものの、聖書という宗教的な背景がよく分かっていないためよく理解できませんでした。なので、実際に実物大の箱舟を作ったと言われるその箱舟建造の工程や素材を注視して観ていました。もしこれだけの木材の発注が来たら、どこの製材所に発注して、車を何台チャーターして、仮置き場をどこに作ってと、材木屋版の箱舟製作神話を妄想しながら




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