森のかけら | 大五木材


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9月10日に愛媛大学農学部で開催される『才の木・トークカフェ』で、木の香りについてお話しされる愛媛大学伊藤先生が、香りの話をするのに是非実物(の香り)が欲しいということで、幾つかの木の香りをご用意させていただきました。匂いの特徴的な木で、すぐに揃いそうなモノを8種ほど集めてみました。アオモリヒバ、クスノキイチョウカヤ定番のスギヒノキ。一応外材も参考ということで、ウエスタン・レッドシーダー(米杉)サーモアッシュの2種。

 

それを加工機で削って、削り屑を100円ショップで買ってきたネギパックに入れて、木の端材も数個入れてみました。今回はあくまでも資料として用意したので、ザックリこんな感じですが、これ作っていてある思いがムクムクと湧き上がってきました。今までにも木の匂いをどうにかできないものかと思案してきたのですが、忙しさにかまけてカタチに出来ていませんでした。五感で楽しめる木にとって、香りも重要な武器のひとつなのですが、策に溺れて難しく考えすぎていました

 

今回、削り屑をパックに詰めながら、シンプルにこれでいいんじゃないと覚醒!この削り屑から香りを抽出してオイルを作って、オシャレな容器で、センスのいいパッケージに入れて、価格帯は何段階に分けて、商品名は・・・なんて大仰に考えすぎていて、一向に進まなかったのですが、まずは世に出すことを考えよう。それから意見を聞いて、修正しながらきちんと商品化する方向に進めことにしました。それで考えたのが、単純に本物の木の匂いを嗅ぐことのできる教育用教材

 

樹種についてはこれから絞り込んでいかなければなりませんが、弊社の在庫の中で対応できる匂いに特徴のあるモノとして、日本の木10種、世界の木10種の合計20種(予定)の削り屑をネギパック的な容器に入れて名前シールを貼って、簡単な木の特徴を書いた解説文をつけて完成という感じ。【森のかけら】が240種あるんだから香りも240種集められるじゃないかと思われるかもしれませんが、木の匂いって見た目の色合いや触感に比べるとかなり似通っていて差が分かりにくいのです。




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