森のかけら | 大五木材


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少し昨日の続きです。『樹のぬくもり工房』の加藤さんが来られた後、しばらくしてこれも突然に『ユリイカ』さんが木を探しに来られました。僅かの時間差でお二人は会うことはなかったのですが、偶然に同じような仕事(木工クラフト関係)をされている方が続けざまに来られたので、そういう日もあるなとぐらいに思っていました。ところが後で聞いてみると二人ともお知り合いだったそうでビックリしました。松山を中心に、中山(だいぶ西)と新居浜(だいぶ東)の方が、同じ日のほとんど同じ時間差で、同じように木を探しに同じ店に来られるとは。しかも、買われはしなかったものの、二人とも同じような木に目がいって手にとってしげしげと眺めていたのは印象的でした。ちなみにそれは宮崎産の少し茶色の強いキハダでした。何か惹かれるものがあるのでしょう。

ユリイカさんは、もともと京都の方で、奥さんの故郷である愛媛に木工の作業場を構えて活動をされています。詳しくはユリイカさんのブログをご覧下さい。→こちら 

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最近木工に興味のある方、自分で始められた方、これからしようと思う方、いろいろ来られます。まずは簡単な物から、という方も結構多いのですが、これも対応が難しいです。。『樹のぬくもり工房』さんや『ユリイカ』さんのように、●●の木はないですか?と来られると、その樹種の中でこれこれこういう木がありますとか、こういう色目や雰囲気を探されているのかと大体推測がつくので、替わりにこれはどうですかとか後の展開も広がるので話も進みます。

しかし、「これ、簡単に削れる?」とか聞かれても、その人の腕も経験も分からないのに正直答えようもありません。そこまで神経質に考えなくてもいいと言われますが、折角来ていただいているしいろんな木の事も知ってもらいたいので、ついつい厚かましく聞き出します。でも中にはとりあえず見たいだけ、のお客さんもいてあまり深く話すのを避ける方もいます。それだとこちらも対応のしようがないので、当たり障りのない物を勧めるようになります。そういう方は、それでいいのかも知れませんが、偏屈な私としてはもっとマニアックな木にも触れて欲しかったのに・・・と一人臍(ほぞ)を噛んでしまいます。

色々な種類の(変わったような?)木ばかり集めていると、ごく普通のとか、スタンダードな物とかに段々物足りなくなってしまいます・・・怖いです、そういう自分が怖いです。でももうこの道を突き進むのみです。誰に評価されずとも、我ただこのかけら道をひた走るなり!そして、日も多くのかけら達が出来上がっていくのです。ちなみにこれは、ウエスタン・レッドシーダーです。

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