森のかけら | 大五木材


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今日は、以前にこのブログで紹介したサンシン暖炉の大成郁生クンと2人で、『木の授業』です。場所は、松山市内の新玉小学校です。まずは準備作業。大成クンと原木を運び込みます。何の木か分かりますか?『ハリエンジュ』です。知らない?実はよく見ている木です。これ、実は松山市内で実際に植えられていた街路樹です。

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いくら場数を踏んでも一向にうまく喋れません。でもいいんです、学校の先生じゃないんだからうまく話す必要はないんです!最近は原稿もなしで、自分の言葉で喋るようにしています。子どもの目を見ながら一生懸命喋ることが大切だと、自分に言い聞かせています。今日は6年生3クラスの総勢90名一同が、体育館に集まりました。

 

 

 

 

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 『木の話』の後、木とふれあう体験もあるので、子ども達が体育館にブルーシートを敷いてくれましたが、素直ないい子ばかりです。集まってくる子ども達がみんな「こんにちは!」と元気な声を掛けてくれます。少しもひねくれてないです。町の中の学校とは思えないほど純朴なこどもばかりで驚きました。

 

 

まずは、6年生の卒業記念のベンチの贈呈式です。愛媛県の『』で作った頑丈なベンチです。大人二人ががりで持つベンチを、代表10人でしっかりと受け取り完了です。後日、みんなでこのベンチに絵や文字を書くそうです。大切にはしてもらいたいですが、これはあくまでベンチです。『飾り物にせず、実際に使いながら大切にしてください』とのメッセージを贈りました。その後は、大成クンと私でそれぞれ「木の話」です。難しい言葉を使わずに伝えるというのも訓練ですね。「木の授業」をさせていただくといつも思うのですが、自分自身も勉強です。知らないことの多さに気づいて、自分の無知にいつも恥ずかしくなります。プロの材木屋なのに知っていることはわずか・・・いいんです、一生勉強です。大いに恥をかいて、学んでいこうと思っています。なかなか成長はしませが・・・。大成クンは結構考えて来てました、エライです!私はいつも行き当たりバッタリ・・・また勉強です。

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話の後は、2グループに分かれて、『薪割り体験』と『踏み台製作』です。実際に木に触れることが大切です。釘を打つのも、薪を割るのも初体験のこどももいました。木が割れたり、釘がうまく打てるとあちこちで歓声が起こります。木は楽しいです!1時間30分があっという間です。うまくは出来ませんでしたが、精一杯頑張りました。授業の後で一人の子どもが寄ってきました。お父さんが材木屋さんで、将来は跡を継ぎたいと言ってくれました。嬉しいです。

木の仕事は、誰かが喜んでくれる楽しく立派な職業です!頑張れ、将来のライバル!




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