森のかけら | 大五木材


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先日弊社というより、我が家でイベントがあり、座敷に【木の球プール】を広げてありました。帰ってみたらこんな感じでした。可動式の【木の球サークル】を最大限に広げた状態です。このサークルは、パタンパタンと折りたたんで収納出きる優れものです!

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10,000個の【木の球】です!映っているのは7歳の子供ですが(我が家の双子+友達)、これぐらいの子供だと、寝そべれば木の球で埋める事も出来るぐらいの量です。どうです、大人でも一度は入ってみたくなるでしょう?大人が格好つけて立ったまま入ると、必ずこけます!子供はこけません、飛び込みますから。

この【木の球】は、幾つかの種類の木で作られています。カバ、ミズキ、ヤマザクラ、ブナ、カエデ、シデ、ヒノキの木を丸く球状に削っています。作っているのは、山梨県の『モック犬橋』さんです。この【木の球】は、弊社のオリジナルではありません。『モック犬橋』さんは、木のキーホルダー、ストラップなどいろんなクラフト製品を作られていて、弊社でも扱わせていただいています。収納のサークルは、知り合いの家具屋さんに作っていただきました。その方も、なかなかの方なのですが、それはまた後日。

出来立ての木球はどれも大して変わりません。種類は違っても、ほとんど色目の差はありません。この【木の球】は一切着色も塗装もしていません。無塗装のままです。子供の手足の脂や汗やよだれや汚れや、いろんな物が付着して信じられないくらいの光沢と艶が出ています。テカテカと光輝いています!

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森のかけら100】もそうなのですが、稀に「植物性油を塗装していない、無塗装の物が欲しいのですが」という問い合わせがあります。匂いを楽しみたいということなのでしょうが、実際にはこのぐらいのサイズの木だと、しばらくは匂いはありますが、触っていると匂いも揮発してしまうので、そのうち匂いもしなくなります。改めて削れば多少は匂いも蘇りますが、いつまでもというわけにはいきません。また、木は無塗装だとかなり地味です。黒檀やゼブラウッドぐらい個性的な木だとそでもないでしょうが、桜でも赤くはありません。カバもミズキもカエデもそのうちみんな淡い褐色になります。触れば触るほど、艶は出るものの匂いは失われます。

 

植物性油を塗装することで、濡れ色になりそれぞれの木の色が際立ちます。サクラはより赤色に、イチイはより朱色に、ニガキはより黄色に。個性がより強調され埋もれていた美しさが表に表れてきます。【森のかけら】は、端材の有効活用を考えて作っています。端材の魅力を最大限に引き出すために、あえてオイルを塗るという手法を取っています。逆に【木の球プール】は、小さな子どもが遊ぶための物で、日々手足で摩擦されます。また幼児が口に入れることもあるので、あえて塗装する必要はありません。色合いよりも触感を楽しむ物です。

シンプルがいいと思います。なるべく余計なことをせずに、素材を楽しんでもらえばいいと思いますが、木の魅力を引き出す努力を惜しむことととすり替えてはいけないと思います。『適材適所』に手を加えることが大切だと思います。

今日は、子ども達の小学校でバザーがあり【木の球プール】も出張して、多くの子ども達が【木球】の海で元気に泳いでいました。【木の球】は、小さな磨き名人達のおかげで今日もじょうずに磨かれました!cascrag3




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