森のかけら | 大五木材


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以前にも紹介していた、久万高原町の盟友・井部健太郎君たち久万軍団の正式な名前が決まったようです!今まではPKという名前で活動していましたが、『久万郷(くまごう)』という名前で会社組織として再出発を図るようになりました。詳しくは健太郎君のブログをご覧下さい。

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 名前を決めるというのは大変な作業です。私も【森のかけら】という名前を決めるときにはいろいろ悩みました。でも大体こういうものはインスピレーションなので、ハッとひらめくかどうかだと思います。悩んだ分だけ愛着も湧きます。以前、ある方から商品の事ではなく、この【森のかけら】という名前そのものを否定された事があったのですが、その時は悲しかったです。良かれという親心で助言していただいたのだとは思いはしたものの・・・。しかし、それも【森のかけら】という商品の魅力が足りないからだと奮起の材料にさせてもらいました!

左の画像は、健太郎君の愛息。いいです、久万っ子です!カッコイイです!

 

名は体をあらわすと言いますが、今はこのキューブが本当に森のかけらにしか見えません。私の机の前にうず高く積み上げられたかけら達は、小さな森の一部です。森にも杉や檜や楢やクヌギがあるように、赤や黄色や黒いかけらが集まって森を形作っていくのです。私は物の名前とか考えるのが大好きで(いつも形から入ってしまうタイプなのですが)、弊社の商品にもいろいろ名付けてきましたが、【森のかけら】は現在進行中でも自己ベストワンです!日に日に愛着が増していきます。

話しは逸れてしまいましたが、健太郎君たちが喧々諤々と名付けで激論を交わす場にも立ち会ったので、今回の決定にはほっとしています。なにしろ相当の時間と労力を掛けていますから。しかしそういう時間の中で、それぞれの方向性や信念が主張され、咀嚼され、角が取れ、理解し合い、パズルのピースが組み合わさるよう信頼が生まれて来るものだと思います。むしろあっさり名前が決まらなくて良かったのではないでしょうか。

これからは田舎の幸せが見直される時代になると思います。田舎には、空気のような感覚で宝がいっぱい眠っています。その宝が誰にとっての宝なのか、どれが宝なのかに、気づくかどうかだと思います。ちなみにユリノキの木言葉は『田園の幸福』です。これからいろいろ障壁があるかもしれませんが、それは決して苦労などではないと思います。同世代の異業種の男達が集まって、ひとつの目標に向かって進む!その過程にあるものを苦労なんて呼んではいけません。障害がなければヒーローは生まれないのです!

 私も「久万郷」+(プラス)の末席に加えていただいて、出来ることを精一杯協力させていただこうと思っています。最後に、私の尊敬する映画監督ジョン・フォードの中でも、一番好きな映画『わが谷は緑なりき』にオマージュを込めて、久万郷のみんなにエールを贈ります。

『久万郷は緑なりき』  頑張れ、久万郷!久万の未来は明るいぞ!

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