森のかけら | 大五木材


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ここ数日、無垢のテーブルたカウンターの見積りが集中していて大変忙しくさせていただいています。ありがたいことです。以前なら、店舗にしか使えないだろうというような個性的な木も取り入れていただける方が増えてきました。類は友を呼ぶということでしょうか、あるいは交われば朱に染まるでしょうか?いずれにしても家の中に木の物を取り入れて頂けるという事は、嬉しいです。

弊社の場合、一度来て頂いてもその場で即決ということはほとんどありません。私がくだらない話しをダラダラするものですから、結局実際に木を見る時間が足りなくなって、再度着ていただくことがほとんどです。多い方になると4度も5度も来られる方もいらっしゃいます。いいんじゃないでしょうか。一般の方がそう何度も、自分の家に使う木を選ぶという機会はないと思います。わざわざこんな所まで来ていただて、埃まみれの加工場や寒い倉庫の中で恐る恐る木を選んでいただくわけです。奇特な方々です。もうお客さんと呼ぶレベルではないです、木のファンです。

ファンはエライです。誰に頼まれるわけでもないのに、無償の愛で応援してくれます。骨身を削って支持してくれます。でもファンは一人だと辛いです。多くの仲間がいてこそのファンであり、連帯感こそがファンの至上の幸福です。強いファンの愛に応えるためには日々の精進が欠かせません。ただひたすらに木が好きというだけでは、濃いファンを満足させる事はできません。『適材適所』とかを書いたり、ブログを書いていると『放電』状態なので、いろいろ動いて『充電』していかないと中身がどんどん薄まってしまいます。私の場合は、ほとんどが個人的な趣味みたいなものなのですが・・・。

木は素晴らしい素材ですが、よく特徴を理解して使わなければ、その持ち味を活かすどころか暴れたり反ったりして、後悔することになりかねません。とはいえ、木の世界は奥深く際限がありません。私も20年関わってきましたが、木の道の入り口でグルグルと迷うばかりです。だからこそ木の世界は面白いのですが。まだまだ未熟で反省ばかりですが、木のファンが一人でも増えるように頑張っていこうと思います。




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