森のかけら | 大五木材


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20100819 コウモリ洞窟探検譚・其の一①お盆で帰省している時に、こども達を隣町の城川町のプールに連れて行くのがこの最近の恒例行事となっていて、今年も例に漏れず集団で出掛けました。地元の野村町ではなく、隣町というのがミソで、こちらの方が距離的に近いという事もあるのですが、知り合いの数も圧倒的に少なく、気兼ねなく子供と遊べます。短いながらもウォータースライダーもあって子供たちは大満足でした。いつもはヘトヘトになるまで遊ぶのですが、今年は猛暑で早めに切り上げました。着替えも終えちょっと時間を持て余していると、『鍾乳洞』の看板が!

20100819 コウモリ洞窟探検譚・其の一②えっ、こんな所に鍾乳洞があったかなと思っていましたが、町の施設で訊いてみると、プールから車で5,6分の距離にあるという事でまさに灯台下暗し。何かの予感に動かされ、皆で行ってみる事にしました。通常は鍵が掛かっているが申し込みがあれば開けていただくという事で、早速スタッフの方が現地で待っていただいていました。その名は、『穴神鍾乳洞(あながみ)』で、市の指定文化財(天然記念物)となっていました。消えかけた看板の文字が否が応にも雰囲気を盛り上げます。何~?看板には「縄文草創期」の文字が!1万2000年前の事です。

20100819 コウモリ洞窟探検譚・其の一③自分の無知を恥じながらも闇の入り口の前に。そこは鉄の扉が固く閉ざされていて、開錠していただくとまだ入ってもいないのに足元に冷気が伝わってきます。違う意味で冷たくなりそうです!中に入るといきなりほぼ直角に梯子があるのですがせ、狭い!そこを登ると更に奥に続く通路も更に狭い~!小さな子供たちはキャーキャー言いながらもスイスイ通り抜けて行くのですが、こちらは腹を引っ込め、背中を丸めなんとかかんとか奥へ奥へと。短パンにスリッパでしたが気分だけはインディ・ジョーンズです!

 

20100819 コウモリ洞窟探検譚・其の一④この鍾乳洞は昭和44年に地元の小学生がコウモリを取りに入って偶然発見したものらしいです。たくさんの土器や石器、動物や人間の骨もたくさん発見されたようで、かつてこの地で人の暮らしが営まれていた事を物語っています。コウモリ?嫌な予感がしましたが、子供たちの手前動揺を見せてはいけません。少しビビリながらもドンドン奥に進んで行くと、それぞれに名前のつけられた芸術的石筍(せきじゅん)石柱が現れてきます。派手さはありませんが、結構見どころもあります。高さが7,8mもある所もありますが、屈まねば通れない狭い所も多く、75mという全長以上に長く感じます。小学生が最初に発見した時には当然明かりもなかったことでしょうから、さぞかし驚きと恐怖もあったのではないでしょうか。何でも「最初の人」、「ファーストランナー」は偉大です。しばらく進むと子供たちの悲鳴が・・・!




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