森のかけら | 大五木材


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20140801 1ゴジラ』についての話ですが、今回ハリウッドで製作されたギャレス・エドワーズ監督の『GODZILLA/ゴジラ』では、最新CGを駆使して迫力ある緻密でリアルな破壊王の姿が描かれていました。確かにその質感は生々しく目を見張るものがありましたが、着ぐるみゴジラで育った世代としては、人間が中に入って動く「人間らしいアナログ・ゴジラ」に親近感を覚えてしまいます。最新技術を使って本物らしいものさえ作れば感動が生まれるというわけではないのです

 

20140801 2このハリウッド版については、ゴジラマニアと呼ばれると方からもかなり絶賛された感想が多かったのですが、私は123分という上映時間がどうにも冗長に感じられました。基本線はかなり第一作に近いと思うのですが、ハリウッド映画で欠かせない「家族愛、親子の絆」観が冒頭から強く出過ぎて(ハリウッドでリメイクするのですから、それはそれで仕方がないのですが)ちょっと枝葉の過剰なエピソードが多くて、ちょっと真面目すぎるゴジラに何だか消化不良。

 

20140801 398年にローランド・エメリッヒが撮ったハリウッド・ゴジラ『GOZILLA』の時にも感じたのですが、海外でリメイクするとゴジラの造形が首の太い筋肉質のトカゲもどきになってしまうのに私はどうしても納得がいかないのです。今回のゴジラでも、足元から見上げたアングルの首太のシルエットは、やっぱりゴジラではなくGODZILLAです。私はあの首の細いスマートなゴジラのフォルムが好きなのであって、いくら強かろうとも迫力があろうとも馴染めません。

 

20140801 4また、スターは強力で格好いいなライバルがあってこそ輝くものですが、フォルムは違えども圧倒的ネームバリューを持つゴジラに対して、敵役のムートーはあまりにも存在感も薄くデザインもいけてない・・・『パシフィック・リム』でも感じたのですが、敵役たる怪獣の造形がどれもこれも揃って粘着質の不気味な造形で、魂ここにあらざる感があって私的には不満。それを思えば、バルタン星人やキングジョー、レッドキング、メカゴジラたちのフォルムの美しきこと

 




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