森のかけら | 大五木材


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Exif_JPEG_PICTUREこの夏は家具の仕事を沢山させていただきました。もっとも実際に製作しているのは、弊社の懐刀・善家雅智君(ZEN FURNITURE)はじめ家具職人の皆さん方なのですが。弊社では社内に専門の家具製作のスタッフがいるわけでもなければ、そのような専門の設備があるわけでもありません。では弊社の家具作りはどういうものかというと、テーブルやキャビネットなどの無垢の家具を作りたいというご要望があったとします。まずはそのご希望をお聞きしながら、どういう材が適しているのかをご提案。

 

Exif_JPEG_PICTURE出来る限り弊社の倉庫に足を運んでいただき、在庫の木の実際に見ていただきながら、妄想を高めていただきます。この季節ですと、天井の高い倉庫といえども中の温度も半端ではありませんので、汗をだくだくかきながら、埃と格闘しながらの材選びになるわけですが、そんな事で泣き言を言うような根性なしでは、木の家具などには到底辿り着けません!また、その過程をすべてを(諸般の都合で)『お任せ』にされる方もいらっしゃいますが、そ私に言わせればれはあまりにモッタイナイ選択ではありませんか!

 

 

20140809 3長い人生の中でも、自宅の中で使う木や家具にする木を材木屋に来て選ぶ機会なんてそうそうあるものではないと思うのです。誰も好き好んで、サウナ風呂のような暑くて汚い倉庫の中で、汗まみれになって木を選びたくないと思われるかもしれませんが、それはただの素材選びというだけではなく、これから出来る家で家族がどういう思いで暮らしていくかという意味で考えると、いろいろな思いを巡らせながら家族で木を選ぶという行為が、将来の幸福な環境を構成する重要な要素の1つになると思うのです

 

Exif_JPEG_PICTURE一方で「あなたを信頼するのですべてを任せる」と仰って全幅の信頼を寄せていただく事でモチベーションが上がったり、猛烈にやる気がみなぎるという事実も否定はしませんし、それはそれで大変ありがたいことなのです。しかしそのためには、どれだけの信頼関係を築いているか、どれだけ相手の事を理解しているか、嗜好や感覚をどこまで共有できるかといったところが大切になります。そこをクリアして、納品の際に家具たちと初対面して感嘆の声を聞く・・・それが至福のひと時。今回もありがたきご縁!

 

Exif_JPEG_PICTUREブラック・ウォールナットの豪快にして繊細なテーブルとベンチと椅子のセット。椅子は先日もご紹介した飛騨産業さんのもの。テーブルとベンチを製作させていただきました。ミズーリ産のブラック・ウォールナットですが、大きな節と白太を大胆に取り入れワイルドな表情を楽しめる仕上がりとなっています。一方で長さ方向と小口方向で耳のテーパー交錯させたり、両脚にはルーバーを取り入れるなど意匠性も持たせた造りとなっています。やっぱりブラック・ウォールナットは空間を引き締めてくれます!

 




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