森のかけら | 大五木材


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毎年、この季節になると弊社の土場のあちこちで鳥たちの巣作りが始まるのですが、今年も類に漏れず、朝から土場では鳥の鳴き声が喧(かまびす)しい。以前はハトやらスズメやらが来ていたのですが、この数年多いのはやたらと甲高い声でピイピイ啼いて、チョコチョコと走り回り、飛び方が独特な鳥、セキレイ。セキレイにもいろいろ種類があるらしいのですが、とにかくせわしない鳥で、その姿をカメラに収めようとしても動き回るのでアップの画像を撮ることが出来ず、ハッキリ分からないのですが恐らく『セグロセキレイ』ではないかと思います。

ハトの場合は、とにかく木材の上に糞をするので極力木材の上部での巣作りにはご遠慮願っているのですが(可哀想だけど巣が完成する前に撤去させてもらう)、小さな鳥だとどこに巣を作っているのか気づかない事もあります。巣を見つけたとしても卵が産まれていたら、巣立ちまでは不法滞在を認めることにしています。今年は少し奥のクスノキの板の間に巣を作っていて、見つけた時には既に既成事実が出来ていたので、見事セキレイが占有権を獲得。しばらくの間はクスノキの板は動かせない事になりました。

セキレイは尾をフリフリさせるので特にその姿が目に付くということもあるのかもしれませんが、最近この辺りでスズメの姿を見かけなくなりました。それで気になったので調べてみると、なんと衝撃の事実が!ある調査によると、スズメの生育数が全国的に激減しているらしい。この20年で最大80%減、50年前と比べると90%も減っているそうです。その理由のひとつに、住宅産業界が関係していると知って重ねて衝撃。昨今の住宅は洋風化が進み、軒の出が無いスッキリしたサイディングの壁面が多くなり、スズメが巣を作る隙間スペースが無くなってしまっているのです。

その他にも田畑の減少や、雛の餌となる昆虫が生育できる場所が減った、逆に急増しているカラスに雛が襲われるなども原因とされているそうですが、巣作り出来る和風の木造家屋の減少はこういうところにも影響を与えていたのかと思うと複雑な心境です。そうして少なくなったスズメにかわって生育範囲を広げてきたのが、環境への適応能力が高いセキレイだということ。うちに巣作りしているセキレイはすっかりこの場所を自分のテリトリーとしたらしく、堂々と土場の中を飛び回っています。明日に続く・・・

 




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