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物事には目に見えない周波数のようなものがあって、共鳴し合ったり引き付け合うのかなあと思う事がしばしばあります。たまたまモノの巡り合わせみたいなものかもしれませんが、欲していた材の話が突然数か所から一度に舞い込んできたり、初めて会った人が実は数珠つなぎに繋がっていたりだとか。先日、シキミやグミなどの小枝の話をアップしましたが、今度は近所の造園屋さんから「大きめの庭木を伐ったのだけでいらない?」とお声をかけていただきました。それがまたちょうど探していた木!
早速現地に見に行きましたが、庭木だと思ってなめていたら予想以上の大きさでしたので、急遽弊社まで運んでいただき短くカットしてもらう事に。クロガネモチとカイヅカイブキ、ヒイラギです。それぞれ少しは在庫があるものの、木材市場では流通していない木ばかりなので、こういうご縁で確保しておかないといつ手に入るか分かりません。しかも、その後は気長にじっくりと天然乾燥させるので、実際に材として使えるようになるのは1年ぐらい先の話。それを見越しての「仕込み」となるわけです。
この後は、すぐに割ってしまわないと芯から放射状に割れてしまって何にも使えなくなってしまいます。なので早めに用途を決めて必要サイズに割ってしまう事が肝心。魚でいえば「活け締め」みたいなものでしょうか。以前はこうして手に入っても、とりあえず【森のかけら】用サイズに挽き割っていました。しかし、このところ240種のリスト以外の材が手にはいることも多くなりました。このヒイラギなどもそうです。また量が多いと、その樹種のかけらばかりになるので最近は狙いを変えています。
「かけら」のように樹種が限定されていなくて、それぞれで商品価値があるものということで、『森のりんご』に力を入れています。それだけでペーパーウェイトににもなるぐらいの重さが理想なのですが、いろいろ並べて見ていると、やはり種類が多い方が楽しそうなので、プレミアムな路線とは別にそれぞれの樹種でも作ってみようかと考えているのです。そうなると、『ヒイラギのりんご』やら『シキミのりんご』、更に『ミカンのりんご』、『モモのりんご』なんてものまで生まれてくるわけです。
言葉だけ聞くと何が何やら分からぬ世界ですが、【森のかけら】のキューブ感とは違う曲面の触感も病み付きになりますぞ!今回ご縁があって弊社にやって来たこれらの「新入生」たちの顔を見ていると、1年後にどういう変身を遂げているかが楽しみでなりません。初々しい彼らもやがては、倉庫の牢名主のような存在になってしまうのか?そうはならないように早めに「卒業」させてやらねばならないとと思ってはいるものの、まだまだ倉庫の奥には別れが名残惜しい留年組が沢山控えておりまして・・・
昨日のモザイクボードのカウンターテーブルの画像は、ワンズ㈱さんの完成見学会で撮影させていただいたものですが、見学会のたびにいつも【森のかけら】などの弊社の木のモノをさり気なく並べていただきありがたい限りです。あくまで完成見学会なので、実際に人が住んでいるわけではありませんが、家の中に並べられたときの印象や全体のバランスが分かるの非常に参考になります。【森のかけら】だけだと寂しかったのですが、少し前から新しい仲間が加わっています。
それがこちらの『森のりんご』。今回ブラック・ウォールナットのカウンターの上にちょこんと並べて戴いていたのは、日本最重量級の『イスノキ』(手前)と、個性的な縞柄が特徴の『ゼブラウッド』(奥)の2種類。私が見学会ように持ち込んで来たわけではなく、以前に弊社でワンズさんとの打ち合わせがあった時に、数ある中から選んでご購入いただものです。そこがまたありがたい~!『森のりんご』に樹種の指定はないのですが圧倒的に人気なのが『リグナムバイタ』。
水にも沈むという存在感、ツルツルの肌触り、そしてなによりも『世界一重たい木』という称号が人を惹きつけるのでしょう。プレミアな樹種のもうひとつの出口として開発した『森のりんご』ですので、ピンクや黒、黄色、縞柄などなど個性的な面々が揃っているのですが、その中でもっとも売れているのが『ゼブラウッド』と『リグナムバイタ』。いずれもプレミアグクラスの価格帯なので、1個¥5,000(税別)しますが、中には一人で2,3個買う剛の者も!!
それだけ『世界一』というキーワードには人の琴線を震わせる力があるという事でしょう。その世界一重たい木は、そのレア度ゆえに高価で(そもそも大きくなる木でもないので小さな木しかないのですが)弊社の在庫も決して多くはありません。しかし、これだけ物語性の強い木はその端材だけでも充分に存在感がありますし、むしろ小さい方が希少性が増すというもの。『森のりんご』の場合削り取る量が少ない事もあり、モッタイナイ度も低く心への負担も少ない!
『森のりんご』にしろ『モザイクボード』にしろ、加工する時は一度にある程度数をまとめているのですが、人気のリグナムだけが減りが速い(よく売れている)のでこれから追加加工に入る予定です。昔、何に使うのか目的も定まらずに好奇心だけで買っていた頃(若さゆえの無謀!)は、手に入れた満足感で十分心が満たされていましたが、商品化すると更に高い喜びが心を満たします!ただしそうなったらそうなったで今度はその商品を手放すのが惜しくなる辛くなるというアンビバレントな思い!なんとという往生際の悪さでしょうか!一体売りたいのか?作りたいのか?集めたいのか?・・・どれもこれもすべてですが当てはまります。なぜなら私こそが最大の森のかけらとその関連商品たちのファンだから。嗚呼・・・
※ 森のりんごについて詳しくはこちら
大体の木は、持ってみればどれぐらい乾燥が進んでいるか予想がつきますが、比重の大きい木、例えばこのボコーテ(気乾比重1.10~1.20)などは、材木屋量りではその判断がつきません。5年前に購入したボコーテは、今もってみても軽くなった雰囲気すら感じません。大系木にはなりにくい木で、せいぜい直径200~300㎜程度の大きさですが、それでも相当な重さ!乾燥中に大きな亀裂や割れも発生するため、大きな木取りには適していません。
このボコーテを木材図鑑などで調べると、その特徴として「乾燥が困難なために亀裂や割れなどにともなう廃材率が高い」という言葉があります。廃材率?!、木がモッタイナイ派宗祖として素通りできない言葉。廃棄しなければならない、というのは今までの固定概念ものさしでの判断。ならばその廃材率とやらを下げてやることこそが我が使命、と勝手な思い込みでボコーテに熱い思いを抱くようになったのが10数年前。しかし、現実はそう甘いものではありません。
ボコーテを仕入れしようと思っても通常のルートで簡単に入手出来る木ではありません。運良くルートとつながったものの、今度はその高額さから、用途も定まっていない在庫としては二の足を踏んでいました。それが、【森のかけら】でいろいろな木を揃えるという大義を得た事によって(!)、趣味と実益を兼ねた収集が本格的にスタートし、禁断であった『ボコーテ』も堂々と仕入れる事が出来るようになったのです。それが今から5年ほど前の話。実際に購入して身近でみて見ると、噂にたがわぬ美しさ。気品漂うボコーテ王こと黄縞国王の罠にすっかり虜となってしまいました。材木屋として今までこの材を倉庫に揃えずして何とお粗末であったことか!完全に王の軍門に下ってしまったのです。とはいえ、当時『ボコーテの出口』として考えていたのは【森のかけら・プレミアム36】だけでしたので、完全に王様の扱いを持て余す事になってしまいました。
それから数年かけて商品化した『森のりんご』によって、ようやくボコーテにも陽が当たると思ったら、わずか数ミリの差ながら、【森のかけら】用に製材してしまっていたので厚みが足りず!そうなってくると妙にボコーテが欲しくなるもの。そこに降って湧いたように聞こえてきたのが、大阪からの「ボコーテあります」のお告げ。丁度市場に出ていたボコーテを落としてもらい購入。今回、少し長めの原木を購入して、幅広い用途に対応できるよう厚めに挽いてもらいました。
早速『森のりんご』に加工してみたのが、この『ボコーテのりんご』なのです。曲面のりんごでは、平面で感じる以上に、ボコーテの複雑で妙味溢れる縞柄が引き立ちます。割合大きめの原木を購入したので、『森のりんご』はたっぷり取れるのですが、『かけら』と『りんご』だけで楽しんでしまってはモッタイナイ。製材後2ヶ月程度でまったく乾燥はしていない生材ですが、購入して自分の倉庫で4、5年乾かす気長で余裕のある方いらしたら、黄縞国王をお招き下さいませ。
★『ボコーテのりんご』は、PREMIERE(プレミア)グレードで、1個¥5,000(¥5,250/税込)で販売中(送料別途 詳しくはこちらをご覧下さい)
★今日のかけらプレミアム06【ボコーテ】 Bocote:Cordia elaegnoides ムラサキ科・広葉樹・メキシコ産
すごく緩いスピードですが、着々と『森のりんご』の仲間が増えていっています。手作りなので、時間も暇もかかりますが、むしろ一度に全部出来上がってしまったのでは「揃えていく楽しみ」が味わえません。購入する側だけでなく、作る方だって「揃えていく楽しみ」を味わう者なのです!そういう人間が作っておりますので・・・なんなら全部コレクションとして個人所有していつも眺めていたいぐらいなのです。でもそれでは次を作る資金が底をつくので販売している、そういう感覚。
コレクターの気持ちはコレクターがもっとも知るという事。自分が「欲しい」と思うものにどれぐらいの人が共感していただけるかとうのが、『森のかけら』関連商品の生命線なのです。さて、今回新たに加わった『森のりんご』の仲間は、メキシコ産のムラサキ科の広葉樹『ボコーテ』です。漢字で『黄王丹』とか『黄王壇』、『南紫桑』などと現わされる通り、黄色味を帯びた地色に赤褐色から黄褐色まで複雑で濃厚な縞模様が入り、重厚で堂々たる表情は気品すら溢れ、王様の風格が漂います。
この『ボコーテ』、樹脂分が多くて非常に緻密で重硬なのですが、見た目ほどに加工は難しくはなくて、刃物との相性も決して悪くはありません。しかし、樹脂分が多いため、サンディングするとすぐに目詰まりしてしまいます。その美しい縞柄に魅せられて、アクセサリーや宝飾箱、ステッキ、スプーン、ギターのネック、ナイフなどの柄、高級家具や仏壇などに使われる事も多いのですが、仕上がりの磨きでは皆さん苦労されているようです。美しいものは容易には手に入らず・・・。
目詰まりを起こさせるほどの樹脂分はやがて眩い光沢を生み出します!同じ縞柄でも、下地が白いゼブラウッドに比べるとボコーテは下地が黄色なので、コントラストのインパクトでは見劣りするものの、変化に富んだ縞柄の複雑な趣きや、濃厚さではボコーテの方に軍配が上がるように感じます。建築用材で使われる事のない木ですが、案外女性の方はアクセサリーやイヤリングなどの宝飾品やスプーンなど身近なところで、この縞柄に接している事が多いかもしれません。明日に続く・・・
硬質広葉樹の新しい出口『森のりんご』ですが、サイトでの紹介は遅れているものの、着実に商品は完成していて沢山のカラフルなりんごが揃ってきました。先日も完成したばかりのりんごが届きましたが、段ボールを開けてみると、この色彩感!右の画像は植物性オイルを塗る前の段階です。色合いの濃いものばかりを選んでいるのですが、それにしても美しい~!当初、杉や桧の針葉樹でパイロット版を作っていましたが、針葉樹では味わえない質感があります。広葉樹のエッセンスが凝縮されています。
現在、仕上がっているのは順不動になりますが、ブビンガ、パドック、黒檀、ウェンジ、ゼブラウッド、カステロ、リグナムバイタ、ブラック・ウォールナット、キングウッド、山桜、チューリップウッド、イスノキです。果たしてその樹種でどの程度の仕上がりになるのか探り探り作っている部分もあって、まだまだ数が少ないモノもありますが、今後ボリュームもドンドン充実させていき、数個まとめたセットでの販売も検討中です。日本の硬質広葉樹プレミアな樹種も投入していく予定です。
以前は、植物性オイルを塗って拭き取って仕上げていましたが、現在は更にその後から表面がツルツルになるまで磨き込んでいます。すると現れるこの光沢と艶!完成したりんごが何の木なのか分からないので、【森のかけら240】の3桁の通し番号をりんごの側面か裏にスタンプしようと考えていたのですが、圧倒的に「いらない」の声が多くて、樹種名のスタンプは押さない事にしました。この鮮烈な色合いで充分に固体の判別は出来るでしょう。シンプル・イズ・ベスト!
塗装も磨きも終えて仕上がったりんごは、専用の収納ケースに並べられて出番を待ちます。りんごというワンスペックの形の中に、赤・黒・黄色・緑・ピンク・縞柄・茶などの色彩が揃うという状況を眺めるだけで私はもう恍惚・・・。【森のかけら】は、柾目と板目のテクスチャーを見ることが出来るようにキューブ状になっていて『製品感』がありますが、曲面で構成された『森のりんご』は、実際には硬~い木ばかりであるにも関わらず、触って手触りと温もりを確認せずにはいられなくなるような『生き物感』が感じられるのです。
★BASIC(ベーシック)・¥3,000(¥3,150/税込)・・・スギ、キソヒノキ、ブビンガ、プラタナス、パドック、ブラック・ウォールナット
★SPECIAL(スペシャル)・¥4,000(¥4,200/税込)・・・イスノキ、ヤマザクラ
★PREMIERE(プレミア)・¥5,000(¥5,250/税込)・・・ゼブラウッド、キングウッド、カステロ、コクタン、チューリップウッド、リグナムバイタ
※ 詳しい商品説明はこちら⇒「森のりんご」
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