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本日は、またもやラジオに呼んでいただき収録してきました。番組は、南海ラジオの『じんじん地獄時間』!スタジオでは矢野ちゃんが喋ってました。前回喋り足りなかったので、是非また呼んでくださいとお願いしていたら、本当に呼んでいただきました。どうせ社交辞令でしょとちょっぴり疑っていて(!)すみませんでした。今回も青鬼の衣装を付けさせていただきましたが、厚着をしていたので私だけえらい筋肉質に見えますが・・・。今回はテキパキと着替えさせていただき、ネタ、いや商売道具を机に並べて戦闘準備完了!
材木屋として喋っておかねばならない事がたくさんありますので、自分なりに勝手にネタ、いやテーマを絞って来ました。収録2,3分前に本日のテーマ『元気、やる気・・・』(何かそんな感じだったような・・・)を聞きましたが、もうそれはあまり気(木)にしません。『自分』をしっかり持って臨まねば、両鬼の勢いに飲み込まれます。今回はあまりにリラックスし過ぎて、気が緩んだところを赤・黄鬼の怒涛の攻めに足元を救われてしまいました。軌道修正が出来ないままに、ずるずると後半に。一応、持ち込みネタの披露の時間は少し与えていただきましたが、やはりオチをしっかり用意しておかなかったので惰性のままに飲み込まれてしまいました。赤・黄鬼が変な方向に引っ張っていこういこうとするのを、理性で必死に抵抗したのですが、中途半端な掛け合い漫才になってしまいました。
もっと噛まずにきちんと真面目に喋りたいのですが、お二人がそれを許してはくれません。真面目に喋りだすと、赤鬼さんが途端に退屈そうになされて(!)、妨害工作に割って入ってきます。悲しいかな、これを何とかかいくぐりながら喋るだけの話術が私にはありません・・・駄目だ、こんなんじゃ!この海千山千の鬼達の妨害にもめげず、何とかうまく喋るとためには、やはり修羅場を乗り越え場数を踏んで己を鍛えるしかありません。真面目に語るだけの『木の話』だけでは飽きられます。どういう状況においても軸のぶれないトークを目指さねば!という事で次回はもう少し飛び道具も忍ばせておこうっと。
この日私が仕込んでいたネタは、正月らしく縁起の良い【門松】の話と、干支の虎にちなんで【木の縞模様】㊧のネタだったのですが、放送は1月の中旬以降だったので、あまりお目出度くもなくなってしまいました!しかし、そこはそれ強引に話に持っていかせていただきました。番組では不完全燃焼になってしまったので、改めてブログで詳しく説明させていただきたいのですが、それはマナーとして番組の放送が終わった頃、すっかり旬の話でもなくなりますが落ち着いてアップさせていただきます・・・覚えていれば・・・。それにしても、一介の材木屋がこういう番組に呼んでいただき、木の話をさせていただく場を与えていただいた事は本当に幸せなことです。そのご恩の応えるためにもタイムリーなネタと、視聴者プレゼントを携えて、しっかりオチも言えるように頑張って修練しておきますので、是非来月もお願い致します!月イチでも可。
★今日のかけら・♯041【モンキーポッド】Monkeypod マメ科・広葉樹・中南米産
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こういう風に仕上がりました。モンキーポッドはマメ科の木ですが概してマメ科の木はよくオイルとの相性が良く、よくオイルが浸み込んで濡れ色になって深みのある表情を見せてくれます。さすがにここまでの仕上がりは想像しにくいので、荒材の端を少し削ったり、サンプルにオイルを塗って仕上がりを確認していただいております。左の画像は木表面を上に向けていますので、上の画像戸はクラックが逆になっています。端から中央に向けての深めのクラックは、面を取って触っても痛くないように仕上げています。このクラックを活かして欲しいという事で、【パープルハート】の契(ちぎ)りを入れさせていただきました。この紫色も勿論原色です。あまりやり過ぎるとくどくなるので、少しアッサリした印象があるかもしれませんが、素材そのものが良い場合は、必要以上に手を加えずに素材の持ち味を活かしたいと思います。 |
明日からの仕事始めを前に一人で映画『アバター』を観て来ました。まだ上映後間もないので、マナーに従い詳しいストーリーには触れませんが、期待の高い超話題作ですから既に多くのメディアでかなり露出されています。設定が設定ですから、ネタばれ云々というタイプの映画ではありませんが、まああまり予備知識はない方がいいと思います。多少は内容にも触れますので、これから観ようという方はこの後はご覧にならない方が良いと思います。
大まかな設定は、地球から5光年も離れたパンドラと呼ばれる星で、貴重な鉱物資源を廻って対立する地球の資源開発連合と先住民ナヴィとの戦いです。完璧主義者ジェームズ・キャメロン監督が徹底的にこだわって作り上げた惑星パンドラの設定は圧倒的で、到底これが全て無から作り上げたとは信じられません。3Dで3時間に迫ろうという大長編だったのですが、そのディテールへの執着ぶりは、後半になると実際にある星で本当に撮影したとしか思えないほどにリアリティに溢れていて、CGやSFXなどの特殊技術が全く気になりませんでした。鳥や動物に対する造形はどうしてもイマジネーションの増幅に限界がありそうですが、森や木々、植物、鉱物など自然への描写は素晴らしすぎます!先住民ナヴィたちの棲む超巨大な老木とそこに息づく鳥や虫、様々な植物達、複雑で多様な命の躍動感は、まるで本物の生態系を作り上げたとしか思えないほど饒舌です。
先住民のナヴィたちは、自然や祖先の魂に強い畏敬の念を抱き心の拠り所にして暮らしています。そこへ欲望の塊である地球の資源開発連合が最新鋭のメカで暴力的に乗り込んできて豊かな自然を破壊していくのですが、その姿はまさにかつてアメリカ大陸に乗り込んで来て、自分達の正義を振りかざし先住民を駆逐した白人の構図そのままです。ミサイルやロケット弾に対抗するのは、弓矢や槍などの原始的なもので、その姿に拳銃に弓矢で戦ったインディアンの姿がオーバーラップします。湾岸戦争やテロを経験して、アメリカ映画界が先住民の視点でこれだけの超大作を受け入れるようになったのは大きな成長だと思います。
以前なら、舞台は地球で、外敵であるエイリアンが豊かな緑の星・地球の資源を奪うために到来し、アメリカを代表とする世界中の人間が協力して凶暴なエイリアンと戦い、勝利を得るという設定が定番でしたが、それを逆の視点で描いたのは、アメリカ人が少しは謙虚になった証拠でしょうか。それとももはや地球はエイリアンからすらも狙うほど魅力がなくなってしまったという環境破壊に対する警鐘でしょうか。
かつて、映画『マッドマックス2』が公開されたときに、その凄まじい迫力とシンプルなストーリーから『車輪をつけた西部劇』とも評されましたが、そういう意味では『アバター』は、先住民視点で考えれば、翼をつけた野蛮な蛮族の攻撃に対して、勇敢にも立ち向かった勇者達の逆襲と呼べるのではないでしょうか。ナヴィたちの信仰の対象に、『神』ではなく『自然』や『先祖』が選ばれた事は、人間の最終的な心も置き所の在り方は、世界共通なのかもしれません。こういう映画、しかも監督がキャメロンですからあまり哲学的に考えずに、見たままを純粋に感じた方がいいと思います。
その凄まじいばかりの映像表現をただの技法としてだけではなく、人間を描こうとする志のための技として大きく昇華させたにキャメロンに、S・キューブリックから完璧主義者の称号を移譲してもよいのではないでしょうか。その巨匠キャメロンの超大作のもうひとつの主役が『森』だという事の方が、映像革命よりももっと、革新的なことかもしれません!
余談ながら、こういう映画には欠かせない女戦士ミシェル・ロドリゲス、いつもながらいい役演じてます!まだまだ暴走しておりますな!彼女はもうこういうキャラを演じさせたらピカイチ。戦う事を止めすっかり老いたシガニー〔エイリアン〕ウィーバーと、本作にて完全にその座を世代交代。といっても主役にはなりきれないところがミシェルの奥ゆかしさなのです。上映中にあと2回は観ておきたい後世にその名をとどめる傑作だと思います!ただ3Dの眼鏡が、ダブル眼鏡で辛いっ!もう少し何とかならんものでしょうか?
今夕、松山に戻ってきました。今日からブログも本格的にアップさせていただきます。帰省していた事もあり、地元野村町の事などが中心でしたが、先日アップした大野ヶ原は高知県との県境で、見下ろすと高知の町が見えます。そのお隣の県・高知県を舞台にしたNHKの『龍馬伝』が遂に始まりました!先程第1話を堪能させていただきましたが、『坂の上の雲』に続いて四国が全校的な舞台になるのは嬉しい事です。まあ坂本龍馬は全国区で熱狂的な龍馬ファンもたくんいますので、その人気たるや秋山兄弟の比ではないのでしょうが・・・ドラマそのものは見劣りするどころか、第1話を観る限りでは『坂の上の雲』に軍配が上がると言ったら、地元贔屓でしょうか!いずれにしても、どちらも地に足の付いた堂々たるドラマで、民放の軟弱軽薄なドラマが多い中、さすがNHKの底力を見せつけられました!本気度が違いますね!こういう本格的な真面目なドラマを作ったら、やっぱり国民放送は凄い!
それにしても、両方のドラマでメインキャストに名を連ねる香川照之さんは素晴らしいです。今日本で一番油の乗った旬の役者さんですね!昨年の傑作映画『剣岳・点の記』でも渾身の演技で、厳しい大自然に負けず劣らずの迫真のドラマを作り上げていましたが、目に力があって何の役を演じても説得力があります。これからは、正岡子規と岩崎弥太郎という歴史上の偉人を毎週、見比べる事となるのでしょうがそれでも違和感がないのが、この方の凄いところでしょう。どんなにメイクしても、どんな衣装を身にまとっても香川照之さんにしか見えないのですが、どうしてここまで説得力が生まれるのでしょうか。こういう方を真の役者と呼ぶんでしょうが、まあこれほど汚れた顔が似合う役者さんも少ないでしょう。
『坂の上の雲』は、本木雅弘さんや阿部寛さんを筆頭に出演者すべてが芸達者で、観ていて安心感があります。この役者の方々に対抗するのが、主人公の子役の子供達。今晩は龍馬の子役の子供が素晴らしかったので、これで見見納め(?)は寂しいですが、『坂の上の雲』でも秋山兄弟と子規の子役の子供は抜群にうまかったです。これで冒頭からぐいぐい引き込んでいくのは常套手段とはいえ、手堅い配役です。
『坂雲』の伊予便は当然のことながら、『龍馬伝』の土佐(高知)便も耳に馴染みがありスムーズにドラマに入れます。取引先にも高知の会社が多く、高知の友人も多いのですが、高知の方は今も昔も全国何処に行っても堂々と土佐便を駆使されて、一切改めようともしない気高さには聞いているこちらが気持ちよくなるほど、あっぱれ!龍馬と秋山兄弟で吹きはじめた四国旋風の追い風を利用させていただいて、【森の5かけら・龍馬篇】を検討中です!
心配していた雪も年末の一時の気まぐれだったようで、山々を白銀に染めた雪も徐々に消えつつあります。わが故郷・西予市野村町は『シルクとミルクの町』を標榜しており、養蚕と酪農が盛んです。酪農は、昨年引退された大相撲の玉春日関(現盾山親方)の出身地である大野ヶ原が盛んです。大野ヶ原には毎年夏になると、ブナの原生林を体感しに家族で出かけています。しかしこの時期はかなり雪が積もる極寒地帯で、不慣れな者が近づくと危険です。自然に近いところに住んでいるとただの感傷的な気分だけでは自然とは付き合えません。いずこの地場産業も苦戦が続いているという事ですが、世界的な不況の影響云々というよりは、これだけ生活形態と商業流通が変化した現代において、伝統的な地場産業の在り方と経営そのものが大きな曲がり角を迎え、かなりの改革がなければ継続・継承していく事そのものが困難になりつつあります。
そういう中にあって家内の実家では400頭を超える肉牛を飼育しています(高橋畜産)。牛乳を生産する酪農ではありませんが、畜産も野村町の伝統的な第一次産業のひとつです。年が明けて寅年になったので、昨年の干支・牛はすっかり影が薄くなってしまいましたが、野村町にいると牛の存在を強く意識させられます。乳牛に比べると肉牛は更に巨躯で迫力があります!決して生き物に強くはない私にとってこの巨体は、かなりの驚異ですが、子供達は興味津々近寄り餌を与えたりします。田舎に住んでいる人は、蛇でも蛙でも平気で掴めるなどというのは、高知人は必ず酒豪などと並んで、該当しない人間にとっては非常に迷惑なイメージです!木材屋も広義では生き物を扱う仕事ですが、牛などのようにもっとストレートな生き物を扱う仕事は大変です。植林などよりもっと直接的に他者の命を管理する仕事だけに、一日たりとも気が抜けない緊張感を強いられ、非常に大きなリスクを伴います。
大きな牛は4、500キロもあり、正面から目が合うと凄みがあり萎縮してしまいます。仔牛を飼い育て市場に出荷するのですが、途中で病気になる事もあればうまく育たない事もあります。養殖や植林など一見すると人間が管理しているように思われる自然も、完全にコントロールすることなど不可能で、相手があっての事で思い通りの画が描ける訳ではありません。しかも市場相場が大きく左右するため、自助努力だけではどうにもならない運、不運もあり、作年末の全国的な寒波はプラスに作用したようですが、良い時ばかりとは限りません。
今は家内の弟夫婦も一緒に仕事に従事していて、その子供達も畜産経営に非常に興味を示していて事業継承は安泰のようです。しかしこれからの経済事情下においては何が良くて何が悪くなるか一寸先は闇ですから、決して安穏ともしてはいられません。厳しい仕事ですが野村の伝統産業の灯りを守る意味でも頑張ってほしいと思います!
木材業界もこの100年に一度の(全メディアが森林をここまで迎合してくれ、全産業においてもこれほど大きなアドバンテージを与えていただいている業界は突出している)大チャンスを逃しては、二度とこれほどの追い風は吹かないと思います。他人の芝生は青く見えるものですが、どの業界にもそれぞれに課題は多く、厳しい現状を訴えるのは皆とても得意で、その話になると途端に饒舌になります。次第に雪が溶けてくると、雪に隠れていたいろいろな物が姿を現してきます。綺麗な物も汚い物も、雪は一夜のうちに包み込んで隠してくれますが、それは解決ではありません。今年は課題を先送りすることなく、ひとつずつことの解決に努めようと思います。厳しい寒さに耐えて寒椿が鮮やかな花を咲かせていました。雪溶けの中から椿の薄紅の花びらが姿を現わしました。その凛とした気高さと儚(はかな)さに、自然界の美しさは厳しさの中にあるものだと実感させられました。
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