森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

R0018282以前からお伺いしようと思いながらもなかなかタイミングが取れなかった市内の某所に先日ようやく伺うことが出来ました。その建物の玄関には金色に輝く1匹の象のオブジェが燦然と輝いておりました!一体なにゆえ玄関に金の象?・・・いかん!頭で考えては駄目な場所に来ていたことをすっかりわすれていました。目で見るのではなく心で感じなければ!玄関に象、しかも金色・・・ゴールデン・エレファント、インドや東南アジアでは象は神様の使いとして神格化され信仰の対象となっている地域もあります。おおっ、もしやこれは?見えてきましたぞ!

R0018368・・・結論は・・・特別深い意味はなくてただの趣味、だと決め付けました!きっと私が事務所の2階の展示室に天井から吊っている「アトム」と対して変わらないに違いありません。どうも同じ匂いを感じます。象の意味はあえて聴きませんでした。いいんです、断定と断言で!本来の趣旨はどうあれ、私はそう決めました。それぐらいの勢いで挑まなければ、相手のペースに巻き込まれ、蛇に睨まれた蛙のように、ミルコ・クロコップに頭蓋骨を割られ戦意喪失したボブ・サップのように、簡単に料理されてしまうようなそんな場所なのです、ここは。

R0018303さて、前置きが長くなりましたが、玄関から中に足を踏み入れようとする私を更に踏みとどまらせる物が足元に!いつから昭和にタイムスリップしたんだ~とつい声を荒らげたくなる程のインパクトで、目に飛び込んでくるのは、風雪に耐え忍び難きを忍んでまいりましたと言わんばかりの汚れ具合がとってもノスタルジックなガシャポンが4台!しかもこの、欲しけりゃマシーンごととっとと持って行きやがれ~的な(あくまで私の主観ですが)玄関先へのラフな放置加減がまた哀愁を誘います。お、お前、こんなところにいたのか・・・と、思わずさすりたくなるような年期の入り具合がなんともよい味付けです。しかも1台には手作りのピンバッジが入っているというこの手作り感が泣かせます!帰りにきっちトライさせていただきました。久し振りにガシャポンの回る音を聞いたと、お店内からやや興奮した声が!あ~やっぱりウチも4台にしようかな~。

 

R0018299そんなゴールデン・エレファントとガシャポンの洗礼を受けて、ようやくお店の中に足を踏み入れさせていただきました。と、そこにまた新たな刺客が現れました。なんだ、この髭親父は!これがまたお店の主とそっくりというのが、なんだかな~という気分。しかし、以前のように木材関係の中だけで動いていたら、きっとこういう場所に来ることもなかったろうと思うのです。人が住む器作りのお手伝いをしていながらも、あまりに人に出会う機会が少なかった事が過去の私の反省です。【森のかけら】を作り始めて以来、見ることのなかった風景、出会うことのなかった人に出会うことが出来てとても幸運です。佐野勝久さん(エスデザインスタジオ)と大内智樹さん(パルスデザイン)という二人のデザイナーさんとの出会いが、私の価値観を180度変えてしまったといって過言ではありません。実のこの髭親父が、その方々と深い関係にある方なのです。一体誰?




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2010年6月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
Scroll Up