森のかけら | 大五木材


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20100615 不屈のライオンの国木②巷間ではサッカーのワールドカップの話題で大いに盛り上がっていて、「頑張れニッポン」を叫ぶ声高に叫ぶにわかナショナリズムが溢れています。戦争なき日本において、国というものを認識できる国家間の競争手段としては、スポーツという事になるのでしょうが、マスコミの愛国心の叩き売り的な扇動に眉をひそめつつも、中継を見てしまうとすっかりテレビに釘付けになってしまいます。勝てば官軍ですが、負ければ戦犯探しに躍起になるのがマスコミ。過剰な「愛国心」が個人攻撃に向かわない事を祈るのみ。

20100615 不屈のライオン④さて、昨晩のカメルーン戦は多くの方がご覧になった事と思いますが、これからしばらくは寝不足が続きそうです。カメルーンチームは、内部不和があったとかで試合前日になって主力選手が出場を拒んだとか、ベストコンデションではなかったようですが、さすがは『不屈のライオン』!後半の怒涛のパワープレーは冷や汗モノで、まさに薄氷を踏む歴史的な勝利でした。愛媛県出身の長友選手もしっかりエトーをマークしてまったく仕事をさせない大活躍!それにしても身体能力の高いアフリカのチームにワールドカップ本番で日本が勝利するなどとは、10数年前には想像すら出来ないことです。常に国の威信を背負わされ、マスコミの厳しい批判の矢面に立たされて続ける針のムシロのような緊張感が、個人の意識も高めていくのでしょうか。確実に日本のサッカーが進化しています。

 

20100615 不屈のライオンの国木③それに比べて国技であるはずの相撲界では、同じ日に大量の力士による賭博の自己申告が発覚するという実に対照的な結果となりました。スポーツに限らずやはり「保護」される業界に進歩は望みにくいのでしょう。厳しい環境に放り出されて、切磋琢磨しなければ本当の実力がつかないという事でしょう。同列では語れませんが、林業における国の補助金政策も気をつけなければ、競争力のあるたくましい林業を作る土壌を奪う結果になりかねないという気もします。すると、競争以前に同じスタートラインにさえつけていないという声が必ず上がりますが、複雑な事情は当然ありますが、競争なき世界に進歩はないというのも紛れもない現実です。「時期尚早と言う人間は100年経ってもそう言」と怒鳴った川渕チェアマンの強い信念から、Jリーグが発足し、今日の日本サッカー界の歴史的勝利があります。他人事とばかり考えて安穏としていてはいられません。

 

20100615 不屈のライオンの国木④さて、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、初戦の相手国カメルーンについて。カメルーンは、アフリカ中部に位置し、人口2000万人ほどの共和制国家で、主な産業は石油や農産物。日本への輸出はコーヒーや綿花、木材などがあります。北部には砂漠地帯があり、中央部には山脈、南部には熱帯雨林地帯があり、アフリカ大陸のさまざまな特性を1つの国が有しているところから、「ミニアフリカ」とも呼ばれています。実はこのカメルーンが、2002年に日本と韓国で共同開催したワールドカップの時に、大分県の旧中津江村(現日田市中津江村)でキャンプをしました。当時の村人たちとの交流はマスコミでも大々的に報じられましたが、この話には感動的な木にまつわる続きがあるのです。




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