森のかけら | 大五木材


当ブログに記載の商品の料金、デザインは掲載当時のものであり、
予告無く変更になる場合がございます。
現在の商品に関しまして、お電話、又はオンラインショップをご覧ください。

100613_1019~0001先週の日曜日に松山市の消防団操法大会があり、私も消防団の端くれとして参加してきました。残念ながら会場の勝岡のグラウンドは当日は昨晩からの雨も残り、朝の段階で既に田んぼ状態・・・。松山市消防局の職員の皆さんが一生懸命に溜まった水を掻き出してはいただきますが、雨も降り続いております。我々は各分団毎にテントや椅子の設営作業です。こういう大きなイベントはたくさんの方々が関わっていて大人の事情も絡んでいますので、少々の雨でも簡単に中止には出来ませんが、「現場」は辛いところです。

4

我々団員には松山市消防団のネーム入りの合羽をあてがっていただきありがたいことです。例年暑い記憶しかありませんでしたが、今年は雨中の作業でやや肌寒さがありました。オレンジの合羽を着られているのが消防局の皆さんですが、キビキビとした無駄の無い動きで作業にあたられて本当に頭が下がります。火災現場にこちらの都合はありませんから、いかなる場面にでも対応出来るように日頃から厳しい訓練を受けているのでしょうが、大変な尊い仕事だと思います。

100613_1035~0002

消防団に入られていない方には、「操法(そうほう)大会」って何?という感じだと思います。噂には聞いていましたが、私も数年前に初めて見たときは衝撃を受けました!そもそも消防操法というのは、消防職員や消防団の訓練の一つで、基本的な操作の習得を目指すための手順・段取りを実際の火災現場に見立てて演じるものですが、規律や動作の正確さや綺麗さ、スピーを競い合う競技となっていて、市大会に始まり県大会、全国大会までが行われる裾野の広い全国的な消防競技なのです。

ナイター訓練競技には小型可搬ポンプ操法と、ポンプ車操法の2つに分かれています。全国の消防団員の数は減少傾向にあるらしいのですが、松山市は増加しているという珍しい地域で、県外からの視察も多いという話をされていましたが、松山の消防団は市町村合併で分団数も増え、持ち回りで出場枠が与えられます。今年はわが潮見分団には小型可搬ポンプ操法の枠が回ってきました。選手として出場される方は、大会の数ヶ月前より厳しい訓練に臨まれます。潮見分団でもナイターで訓練がありましたが、身近で見ると緊張感が伝わります!

5競技も後半に入ると足元は更に泥沼化して、選手の皆さんの足元を苦しめます。午後も過ぎてからようやく雨も上がりましたが、選手の皆さんはドロドロ。競技の激しさを物語っております。潮見分団の選手の皆さん大健闘で、なんと4位に入賞!(小型可搬ポンプ操法の部)上位3チームは、旧北条市の分団ですから、旧の松山市で考えれば1位という素晴らしい成績でした!消防局の職員の中には若い女性の方もいらっしゃいますが、ズボンが泥に汚れまくるのも一切厭わず無心に走り回られる姿を見て、夢中になる事の出来る「仕事のやりがい」という物は何だろうかと考えさせられました。ただお金のためではなく、ただノルマのためではなく、今の自分が夢中になることが出来るもの、それに出会えたことは何物にもかえ難い素晴らしい事だと思います。若者が毅然と働く姿に感動を覚えるのは歳のせいばかりでなないでしょう。




オンラインショップ お問い合わせ

Archive

Calendar

2010年6月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
Scroll Up