森のかけら | 大五木材


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20101006 十四人の資格①本日は媛木青協10月の役員会に出席してきました。会場に到着すると、既に若手の連中が数人集まっていました。愛媛木青協の役員会は、文字通り年度の役員が集まって協議・審議を諮っておりますが、毎月開催される「月例会」に担当を2名ほど割り当てていて、その月と翌月の担当者は役員会に出席して、例会の企画や予算を説明し、会の了承を受けなければなりません。そう書くと、面倒な会のように思われるかもしれませんが、愛媛木青協そのものが会議の進行や運営、段取り等々の練習の場ですから、実はこれ大変ありがたい事でもあるのです。こういった会にも属さず個人の考えを貫くという考え方おあるでしょうが、私などはとても役に立ちました。それまで会議や司会など無縁で、また零細企業ですからその必要もありませんでしたが、20年間会議を経験させていただき多くの事を学ばせていただきました。

 

20101006 十四人の資格②進行や運営はもとより、事前の会場の手配や会の案内、連絡の方法等々、何も知らなかった若かりし頃には苦痛でもありましたが、今にして思えばこの経験がなければ、どれだけ多くの事を知らずに無知で過ごしていたかと思うとゾッとします。卒業が近づいた今になってもまだまだ学ぶ事ばかり。通常の役員会は、当日都合の悪い方もいるので多くて7,8名といったところで(㊧は9月の役員会)、どうしても私を含めたロートルが中心になり、若手には説教くさい話ばかりになってしまうのですが、本日は異変が・・・!

20101006 十四人の資格③あら、今日は出席者多いんじゃない?と思っていたら、次から次ぎへと人数が増えていきます。最終的に総勢の役員会になりました!役員ほとんど参加したうえに、10月と11月の例会担当者もフルで参加して更にプラスαもあり、例会並みの賑やかな顔ぶれとなりました。新加入のメンバーのお陰で地域性も広がり、八幡浜からマルヨシ下田製材所、新居浜から住友林業フォレストサービス)、君(柚山製材所)、久万高原町から会長(久万造林)、総務(大孝木材)と各地から集結。

20101006 十四人の資格④遠方より皆さんご参加でありがたいことです。会における年長者のひとりとして、その労力に応えるだけの会にしていかねばならないと思います。先月は、万高原町で工場視察行いましたが、地域性が広がった事に合わせて、松山市外の会員の地域でも会を開催しようという事で、積極的に各地域での例会が組まれております。今月末には(大洲・八幡浜)で、11月には新居浜で企画が予定されています。10月担当の下田君(画面中央)と11月担当の加藤君(写真手前)の二人からそれぞれ説明がありました。ただその地に集まるというだけではなく、地域の歴史ある建物や工場を見学させていただき、地域の方との交流なども含まれております。自分が松山にいるので、ある意味いつも楽をさせていただいております。こういう機会には是非参加して、多くの事を学ばせていただこうと思っています。

 

20101006 十四人の資格⑤さて、真面目な会を行った後は恒例の慰労会(?)です。こちらの会場手配は、地元に席を置く者の大切な務めです。今宵は焼き鳥で一杯にしました。参加者を募れば、我も我もとの乗りの良さ!想定を遥かに越える11名の飲み会に突入!狭い部屋でむさくるしい男達が肩を寄せ合いながら飲むお酒も一興でございます。席が近い分だけ共通の話で大盛り上がり。何度も何度も乾杯が繰り返され、かなり騒々しい宴となりました。ここ最近は、ロートルのいつもの4、5人で飲んでおりましたが(それはそれで楽しいのですが)、20代から30代の若手に囲まれて、飲む酒は勢いがあってとても美味しいものです。この特権も役員会に出席した者にだけ得られる「資格」なのです。あれもこれも血となり、肉となり、それぞれが酒の肴にしつつ夜は更けていくのです。




①先週、弊社に二人の若い学生さんがやって来ました。上浮穴高校の森林環境科の平岡君片山君が、職場体験のインターシップという事で、町の木材小売店の現場を学びに来てくれたのです。お世話をしているのは、久万造林井部健太郎君。いつもご苦労な事です。折角こんな所まで来てくれたのでこちらも真剣にお話させていただきます。上浮穴高校に限らず、最近こういう形で職場体験をする学校が増えているようです。今回は森林環境科という事で木材関係者の職場という事でしたが、いい試みだと思います。

20101004 頑張れ、久万の森のたまごたち!②こういう場で気をつけている事は、仕事が社会とどう関わっているかという事や働く事の大切さを伝えると共に、その仕事の楽しさも伝える事です。といっても、ただ浪漫だけを語っても具体性に乏しいので、この木がいくらで加工すればいくらになるとか、この木からこういう物が出来るとか、どういう「森の出口」があるかを具体的に示してあげるようにしています。そのお陰で話はドンドン脱線していくので、彼らは混乱したかもしれませんが、世の中マニュアルなんてありません。対応する力が求められるのです。

 

20101004 頑張れ、久万の森のたまごたち!③偏屈な材木親父の話も試練だと思って、頑張って受け止めていかなければならないのです。2時間程度だったと思いますが、真剣に話を聴いてくれました。卒業後すぐに森林関係の仕事に就くのか、進学するのか分かりませんが、いずれにしても木の産地・久万高原町の学生が木の事や森の事を学んで、将来その関係の仕事をするとしたら素晴らしい事だと思います。確かに林業を取り巻く環境は想像を絶する厳しさではありますが、林業だけが厳しいわけではありません。どの仕事をしたってそれなりに苦労はあるのです。その中でどれだけ喜び楽しみを見出し、誇りを持って仕事をやり遂げ、誰かの役に立てるかという事が大切な事だと思うのです。木のモノを売るという仕事はそういう意味でその反応がダイレクトに伝わるやり甲斐のある仕事だと思っています。私がこの職についた時から比べたら、弊社の業態も随分様変わりしました。

 

20101004 頑張れ、久万の森のたまごたち! ④お客さんの反応がより身近で感じられる仕事に変化できたからこそ、今まで続けてこれたし、これからもその事が心の支えになると思うのです。この後一行は垣生の木材団地で外材工場を見学して、翌日は久万銘木㈱さんで銘木のお勉強をしたみたいです。果たして彼等の目に我々の仕事はどう映ったのでしょうか。夢を託せる仕事に映ったでしょうか。将来は共に同じ世界で働いているかもしれません。仕事の数だけ浪漫があります。数年先には杯を傾けながら木を語ろう、頑張れ久万の森のたまごたち!




20101003 無人の野にて・・・①昨晩、土曜日でしたのでナイトシアターでひとり映画を観に行きました。このところまとまった時間が取れず、映画館から遠ざかっており、『プレデターズ』以来です。学生時代のピークで年間300本も映画を観たかつての映画小僧としては、社会人としてもひと月に最低でも3,4本は観たいのですが、現実は1,2本というところでしょうか。また家族で行く際には子供に選択権があり、子供向けのアニメになってしまいますので、土曜日の深夜に独りで行く事が多くなります。

20101003 無人の野にて・・・②独りで映画という事に馴染まない人もいますが、私は全然気になりません。むしろ独りの方が、映画に集中できるので、出来るならガラ~ンとした映画館に独りというのが理想なのです。映画館に着いて分かったのですが、上映時間を勘違いしていて観たい映画までまだ50分程ありました。深夜の映画館のロビーで独り50分も時間をつぶせません。本当は三池崇史監督の『十三人の刺客』を観に来たのですが、泣く泣く『バイオハザードⅣ』に切り替えました。

 

20101003 無人の野にて・・・③SFアクション映画は大好物で、この『バイオハザード』シリーズのⅠには相当に興奮しましたし、大好きなのですが、主人公のミラ・ジョボビッチがスーパー殺人兵器になった続編からは、過食気味で再見しょうとも思えません。続編に傑作なしの格言は正しい、稀に例外もありますが(『ゴッドファーザーPART』、『マッドマックス2』、『エイリアン2』・・・あら、結構例外もありますな)。ですので、あまり気乗りはしなかったのですが、唯一の望みは監督がポール・S・W・アンダーソンだという事。この監督、『バイオハザード』シリーズ全ての脚本に参加していて、第一作も手掛けています。更にお気に入りで何度も何度もDVDを観ている『イベント・ホライゾン』 (1997)、『エイリアンVSプレデター(2004) 『デス・レース』(2008)も監督していて、これはもしかして期待が持てるのでは!これほどフィルモグラフィーで相性が良いのは、リドリー・スコット以来です。

 

20101003 無人の野にて・・・④しかし、これがまた苦手な3Dで・・・苦痛。常にずり落ちる3Dメガネを上げるのが気になる~!作品そのものは冒頭から凄まじい銃撃戦。弾は見事なまでにジョボビッチを避けていきます。生ける屍・ゾンビという概念が成立して以後、その設定は暗黙の了解。もはや何があっても掟破りではありません。更に過剰なCG技術は映画から感動を奪い去り、かわりに忍耐を強いるタイトルロールを与えたもうたのです。アクション映画は大好きなのですが、いつかどこかで観たような映像のアレンジの連続。

 

20101003 無人の野にて・・・⑤命の息絶えた地上には青々とした緑の姿など皆無、汚染地域を離れたアラスカも雪に覆われ、森や緑には興味がないようかの映ります。人間が経済活動を止めたからこそ、都市は緑の森に再生するような気もするのですが。近未来、ジャングルと化した都市を舞台としたゾンビ映画があってもよいと思うのですが・・・。逆に、この前に観た『プレデターズ』では、理由も分からぬまま異星に連れてこられた罪人たちが、プレデター達と戦うのですが、どうみても地球のジャングル。ロケ地がハワイと知ってしまっていたので、もうハワイにしか見えません!

20101003 無人の野にて・・・⑥アバター』みたいに1本の木から森まで造っていたらとんでもない事(莫大な制作費)になるのでしょうが、そう考えたらジェームズ・キャメロンは深海も好きだけど、自然にも相当に関心があったんでしょう。キャメロンは1954年生まれの56歳、ポール・S・W・アンダーソンは1965年生まれの45歳で私と同年代。ディティールにその人の価値観は無意識に現われます。当然個人差はあるのでしょうが、無機質の空間で戦われる映像を観ていると何だか複雑な気持ちになります。『バイオハザード』の不毛の大地の先に『アバター』の森があるのでしょうか。

 




20101002 映画小僧の血は騒げど・・・①この7月に愛媛県庁から関東に戻られた蘆田前局長の愛媛での置き土産となった、「地域メディアプロデューサー養成講座」の成果発表会と講演会が学校法人愛媛学園であり、参加させていただきました。「地域メディアプロデューサー」とは、地域活性化等のため、地域にあるリソース(資源)を映像コンテンツ化して情報運用するスキルを持った人材・・・という事ですが、私なりの理解では、地域の面白いモノを映像として表現できる人の養成講座だと思っています。 いつもお世話になっている愛媛県経済労働部の菊地さんから、熱心に受講のお誘い頂いていたのですが、どうしても仕事の都合がつかずに養成講座の方には参加できませんでした。当日は、7月からその講座で学んだ参加者18名が、実際に映像として製作してきた作品を発表する場でした。残念ながらその作品を観る事は出来ませんでしたが、いろいろな分野の方が受講されていたようです。

 

20101002 映画小僧の血は騒げど・・・②大学時代に映画研究部で8㎜映画を撮っていた人間としては、相当に血が騒いだのですが・・・残念!今から20年以上昔の事になりますが、当時はデジカメなどありませんでしたのでアナログの8㎜フイルムでした。録音もアフレコで、夜な夜な仲間の部屋に集まって録音作業をしていたのも懐かしい思い出です。編集もフィルムを透かしてスプライサーでガチャコンガチャコンと手作業で1枚1枚切り貼りしておりました。メカに弱い私には丁度良い加減の遊び道具でした。

 

20101002 映画小僧の血は騒げど・・・③大学4年の頃は、授業にも出ずに、自費で映画ばかりを作っていました。15分~20分程度の作品でも、当時で10万近くは掛かっていたのではないでしょうか。その頃は、生活費のほとんどが酒を飲むか映画を作るかぐらいでした。今でもその頃に作った作品は青春の良き恥かしい思い出ですが、フィルムが劣化しないうちにDVDに移しておかねば!大学1年の初監督作品は、無謀にも大好きだった石川達三の「青春の蹉跌」をベースにした短編でしたが・・・若かった。さて、話はを戻しますと、後半は東京都墨田区の久米繊維工業代表取締役・久米信行氏の「地域の潜在力をみんなで引き出す 動画×ブログ×ツイッター活用術」というご講演でしたが、その中で具体的に菊間瓦のPR映像を披露されました。今は道具が物凄く便利になって腕はそこそこでも、それなりの画が撮れる時代ですが、最後はやはりどう切り出しかというセンスですね~。

 

20101002 映画小僧の血は騒げど・・・④よどみの無いお話がとてもお上手で分かり易く聴き惚れました。テーマに即した画面がパッパツパツと切り替わり、お話と合わせて「見ながら聴く」事がこれほど分かり易いものだと改めて実感しました。中でも印象に残ったのが、久米繊維工業さんのスタッフの方が企画された『Tシャツと蔵元とのコラボ』。お酒のラベルの美しさには私も以前から魅せられていましたが、それをTシャツにするとは・・・私も欲しい~!やっぱり酒と木のコラボ、急がねば!

 

20101002 映画小僧の血は騒げど・・・⑤置き土産のご本人である蘆田前局長もわざわざ埼玉からお越しになられていました。当日の夜は私も所用があり、久々の酒宴とはなりませんでしたが、お元気そうでなにより。現在は、独立行政法人・新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)で活躍されています。この方のお陰で、行政との距離が随分縮まりました。最初の出会いから4年。【森のかけら】が世に出るきっかけを作ってもらいました。あれから多くの方と出会い、たくさんの事を学びました。いろいろなご縁のお陰で今があります、感謝。
 

 

   




20101001 幻の「棗のかけら」①先日耳付の1枚板のダイニングテーブルを納品させていただきました。天板は『棗(ナツメ』です。ナツメといっても国産の物ではありません。ナツメはクロウメモドキ科の落葉中木で、出葉が遅く夏に芽を出す事から夏芽=ナツメの名前がついたといわれています。もともとは中国北部が原産で、中・東部の農家では果実の採取を目的に栽培されているところも多いといわれています。果実は滋養強壮の薬用や生薬、牛馬の貧血症などにも効くとされています。この天板も中国産で、中国語でも「棗木」と現されるようです。

20101001 幻の「棗のかけら」②この耳付板は結構以前に仕入れしていて、材はあったので【森のかけら】にも加えるつもりだったのですが、このナツメだけでという訳ではなく中国原産の物はその素性が正確に分からない事が多いのです。【森のかけら240】の解説書を作る際に、どうしても調べきれない部分(名称や科や性質)があって、泣く泣くリストから外した経緯があります。そういう意味で、端材はあるけどリストに入っていない木って案外多いのです。なんでOOの木が入ってないの?と尋ねられる事もあるのですが、材が揃わなかったか、材はあれどデータが揃わなかったかのいずれかなのです。「OOの木ならウチにあるよ」、と知り合いの同業者から温かくお声を掛けていただく事も多いのですが、情報不在の事がしばしば・・・。材がなければ諦めも付くのですが、材はあるのにデータがないというのは何とも辛いです。

 

20101001 幻の「棗のかけら」③国産のナツメも探しましたが、そもそもが薬用植物園で栽培している程度で、天然のある程度の大きな木も見つける事が出来ず(正確に言うと、あるにはあったのですが、銘木であまりの高価に手が出ませんでした!)、国産の『ナツメのかけら』も諦めました。茶器の棗は、その形がナツメの果実の形に似ている事から命名されました。その果実は、そのままでも食せますが、乾燥させて干しナツメにした方が美味しいそうです。また、お菓子の原料としてもよく使われてます。

 

20101001 幻の「棗のかけら」④原産地の中国の伝統医学では、ナツメの実は「気」の活力源とされ、肉体を強くしたり、体重増加を促したり、スタミナや持久力を向上させる働きがあるとされています。病後で体が弱っている時や慢性疲労にも有効で、免疫機能を高める働きがあるという事も科学的に証明されているなど、実に薬効のある木なのです。木を建築材や家具材などの有用性という偏った判断基準だけで見てはいけませんね。ああ、それだけに『ナツメのかけら』が欲しかった~。

 

20101001 幻の「棗のかけら」⑤さて、材の方に目を向けると、その木肌が非常に緻密で磨耗にも強いです。中国では「梨とナツメ(棗)とキササゲ(梓」は彫刻の材に最適とされてきました。この中国産ナツメもよく目が詰まっていて触感がとても滑らかです。そこから似た物同志の志の強い結びつき、友情を『譲棗推梨』と表現されます。このブログでもしばしば登場する『居酒屋・代官町なが坂』の長坂オーナーが経営する店舗に『』というお店があるのですが、もしかしたらそういう意味合いで命名されたのでしょうか?今度聴いてみます。脚材は、天板との色合いのバランスを考えて、フレンチ・チェリーを使わせていただきました。このナツメは、これぐらいの天板サイズしか持ち合わせていないので、別の木と組み合わせないといけないのですが、うまくバランスが取れました。ああ、語れば語るほどに『ナツメのかけら』が悔やまれる~!

 

20101001 幻の「棗のかけら」⑥このサイズのナツメは一時期数十枚在庫していたのですが、そのほとんがテーブルに生まれ変わり、在庫もあと5,6枚になってしまいました。1枚板のテーブルとしては充分なサイズです。両端に少しクラック(割れ)がありますが、左の画像のように『契り』加工まで施しています。耳の形も極端な凹凸がなくナチュラルです。白太はオイルを塗ると浸透して少し青く染まりますが、白太部分が少ないのでバランスは良いと思います。むしろ形が整いすぎて、弊社を訪ねて来られるお客さんには物足りないと感じる方もいるほどです。しかし、仕上がったこの姿を見ると多くの方が納得されます。是非、ダイニングテーブルをご検討の方は『ナツメ』という木も候補のひとつに加えてみて下さい。




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