森のかけら | 大五木材


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20110406 ホワイト&レッド・オーク①今日までで、【森のかけら】240種類のうち『今日のかけら』に取り上げられる事の出来た樹種は、日本で32種、世界で34種、プレミアムが3種、番外が9種で、合計68種です。レギュラー樹種だけに限ると、240種中66種なので未だ3割にも足りていません。まあ、これを自分自身のライフワークとも考えていますので、早々に完成させるつもりもありません。しかし、これを【森のかけら100】ご購入の目安にされている方もいらっしゃいますので、もう少しペースを上げねば、といつも書いているような気がしますが・・・。

20110406 ホワイト&レッド・オーク②しかし実際に取り扱わせていただいてる樹種にはどうしても偏りが出てしまいます。いや、出てしまうというよりは、ある程度に限定されるといった方がいいかもしれません。聞いたことも見たこともない異国の木を、すんなりと受け入れていただく施主さんはそうは多くありま・・・いや、私の周辺には結構いらっしゃいます。むしろ、そういう木を望んで来られるチャレンジャーが多くなりました。こちらが一瞬たじろいでしまうぐらい冒険心を持った方も随分増えてきたように感じます。という事は単なる私の怠慢か・・・。

 

20110406 ホワイト&レッド・オーク③いずれにしても私にとってはありがたい状況になってまいりました。かといって、毎回毎回変わった木ばかりをお勧めしている訳ではありません。生活スタイルや嗜好性、機能性、価格などのハード面に加えて、木の物語性、名前、産地などのソフトなマイルド調味料で味付けしたものをお出ししているつもりです。以前はその味付けがお気に召す方が少なかったのですが、最近はその味を楽しんでいただける方が増えてきました。そのお陰で、以前は弊社でも取り扱いの少なかった樹種で、人気が出てきているものもあります。この『ホワイトオーク』などはその典型です。以前は挽き材を在庫していて、枠材などの造作材としてお勧めしていましたが、売れ行きは芳しくありませんでした。それが、この数年前から家具材・床材(フローリング)としてお勧めしたところ、突如ブレイクしました!

 

20110406 ホワイト&レッド・オーク④床材はラスティック調といって、このブログでも何度か取り上げさせていただきましたが、大きな節や入皮、色ムラなども大胆に取り入れたワイルドな仕様です。どうもホワイトオークには、そういう演出で仕上げる方が相性が良いように思えます。150㎜幅X19㎜厚みのワイドサイズの乱尺仕様です。この雄々しい雰囲気のホワイトオーク㊧に対して、同じ北米産のブナ科コナラ属の木に『レッドオーク』という木があります。その名前は、文字通り材が赤身がかっていることに由来しています。

 

20110406 ホワイト&レッド・オーク⑤この木との出会いは古く、頑張ってPRしてきたつもりなのですが、この周辺では赤身がかったナラ柄を受け入れる土壌がなかったので、提案しても早々に却下され続けてきました。これはひとえに先入観の問題だと思うのですが、ナラはかくあるべし、という固定観念がひとたび出来上がってしまうと、それを覆すのはなかなか大変です。その傾向に最近、少しずつ変化が出てきました。もっともっと知っていただきたいレッドオーク㊨について、明日から少し触れさせていただきます。




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