森のかけら | 大五木材


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20110624 時に真実は語り尽くせないドラマを生まない①原始少年(私)の心を鷲づかみにした「アカンバロの恐竜土偶」は、その後も長らく私を楽しませてくれました。ムー大陸とかアトランティスUFOUMA、オーパーツなどが大好物でしたから、この恐竜土偶は太古の浪漫をかきたてるうってつけのネタだったのです。多くの原始少年は、科学者や研究者ではなくロマンティストなので、「本当の真実」が知りたいわけではありません。心のときめきがあればそれでいいのです。真実が分からないからこそ想像力が掻き立てられるのです。真実は語りつくせないドラマを・・・生まない場合もあるのです。

20110624 時に真実は語り尽くせないドラマを生まない②科学的な年代測定をしたにも関わらず、なぜそれがホンモノの証明にならないのかというと、この測定法そのものが「曖昧さ」を含んでいるらしいのです。炭素14年代測定法で測定できるのは、有機物だけで、無機物である土偶は測定できないのです。なので、土偶などの無機物を測定する際には、同じ地層から掘り出された木片などの有機物を測定して、年代を割り出すらしいのです。木片は非常に重要な使命を帯びているのです。こちらは正真正銘4000年前の木片です

 

20110624 時に真実は語り尽くせないドラマを生まない③しかし、このアカンバロの恐竜土偶では、土偶自体を測定してしまっているので、土偶に使った土の中に含まれる有機物の年代、つまり材料となった土の年代が分かるだけなのです。古い地層の土を掘り出して、それで土偶を作れば、「古代の土偶」を作ることは可能なのです。なのでこの測定法では、恐竜土偶が恐竜の生きた太古の時代に作られたという事の実証にはならないのです。これが土ではなく、木彫りの恐竜であれば、この測定法で恐竜ロマンが証明されていたのですが・・・。

 

20110624 時に真実は語り尽くせないドラマを生まない④もうひとつの熱ルネッサンス法は、測定する土(土偶)に熱を加えると、焼かれた後に浴びた放射熱量に応じて発光する性質を利用して年代を測定する方法らしい(よく分かりませんが・・・)のですが、人為的に放射線を浴びせたり、土偶が生焼けだと、古い年代が出てしまうことがあるらしいのです。どちらの測定法も絶対的な信用度が保てないという事のようですが、そもそも科学的な根拠なんてどこまで信憑性があるのか素人には分かりません。世界中の歴史だって、時の権力者が自分達の都合のいいように書き直している訳ですから、何が「真実」なのかは推測の域を出ることはないのではないでしょうか。この話まだ根は深い、明日へ・・・。




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