森のかけら | 大五木材


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20110626 「日々の安全に」をどう守るのか①暑い夏はこれからですが、梅雨の終わりと共にもうすぐ6月も終わります。今年も早や半年が過ぎようとしています。多くの活動が年度単位で行われているので、まだ3ケ月という感覚が多い中、1月からスタートした事業にとってはもう半年が経過した事になります。お世話になっているミセスホーム㈱さんの業者会・ミスター会にとっても、既におよそ任期の半分が経過した事になりました。以前にもご紹介しましたが、ミスター会はきっちりした年間スケジュールを立てて、20数社の業者がそれに従って活動を行っています。

20110626 「日々の安全に」をどう守るのか②会長は1年単位の持ち回りで、今年は私がその責を拝命しております。名前のアイウエオ順で、総務は木材業界の大先輩である成瀬昭親社長(成瀬製材所)が務めていただいております。成瀬さんは、愛媛木材青年協議会のOBでもあって、私が入会した頃は近寄るのも恐れ多い大御所でした。当時から業界きっての理論派で、相手が誰であろうと一切物怖じしないその態度には敬服しておりましたが、歳を重ねてますます盛んでございます。味方につけてこれほど心強いお方もありません。

 

20110626 「日々の安全に」をどう守るのか③業者会は多様は業態の集合体ですから、大きなベクトルは「いい家を造ろう!」という大目標に向かってはいるものの、それ以外の事についてはコンセンサスが取りにくいものです。当然、年齢差や業者それぞれの事情や都合もありますから。なので、ついつい過去の流れを踏襲するだけになりがちなのですが、折角木材業界の大先輩と組ませていただいたのですから、新たな水も注ぎましょうという事で、今年はいろいろ企画も練り込んでいます。昨日開催された恒例の『安全大会』でも新たな取り組みを実践。

20110626 「日々の安全に」をどう守るのか④いつもは講師の先生を招いての講演で終わるのですが、今年は2時間を4部構成にして、まずは四国電力㈱総務部エネルギー広報課の嵐副長さんをお招きして、今皆さんがもっとも関心の高い『これからの電気の使い方』についてお話を伺いました。愛媛県も伊方町に原子力発電所を有しながらも、松山に住む人間としてどこか他人事のような感覚でいました。しかし、その実情を数字を示して説明していただくと、ただ安易に原発反対と言えない現実も思い知らされました。

 

20110626 「日々の安全に」をどう守るのか⑤大きな流れとしては、脱原発の方向に進むべきだと思いますが、あまりに現実と乖離した理想論の中で、自分自身がこれからどれくらいの生活を目指したいくのか、『我、唯足るを知る』を真剣に考えていかねばならないと思います。その後で、少し前に放送されたNHKスペシャルの『巨大津波”いのち”をどう守るか』のDVDを鑑賞。それを踏まえて、実際に震災後に宮城の現地に入った成瀬さんに、画像を交えて現地状況の報告をしていただきました。百聞は一見にしかず!情報というものに如何にフィルターがかかっているか・・・。

20110626 「日々の安全に」をどう守るのか⑥最後にミセスホームの大下社長からお話をいただき、現場の施工状況等のご説明を受けて、少し時間オーバーで会は無事終了。新たな事をすれば多少の摩擦は生じるものと覚悟していましたが、皆さん前向きに受け止めていただいたようでした。たまたま、新たな取り組みが新エネルギーの事とかぶりましたが、理屈云々よりもまずは実践してみる事が慣用でしょう。小さな事の集積が日々繰り返されています。「変わらされる」のか「自らの意思で変わっていくのか」、大きな決断が日々身近なところにあります。




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